『野蛮なやつら/ＳＡＶＡＧＥＳ』

英題 SAVAGES
製作年 2012年
製作国 アメリカ
監督 オリヴァー・ストーン

ストーリー 平和主義者のベン(アーロン・テイラー=ジョンソン)と元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)は親友同士。彼らはカリフォルニア州ラグーナ・ビーチを拠点に大麻栽培のベンチャー起業で大成功を収め、二人の共通の恋人オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)と3人で生活している。だが、ある日、彼女がメキシコの麻薬組織に拉致され……。

キャスト テイラー・キッチュ,アーロン・テイラー=ジョンソン,ブレイク・ライヴリー,ジョン・トラヴォルタ,ベニチオ・デル・トロ,サルマ・ハエック,デミアン・ビチル,エミール・ハーシュ他

予告編


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　個人的評価【まぁまぁ】

【ダメダメ　微妙・・・　まぁまぁ(3が基準)　あともう一歩　完璧】



　遅ればせながら、先週観てきました個人的に特にスキな役者さんが出演しているわけではないのですが、なんか気になっていたので。でもよく考えてみたら、ベニチオ・デル・トロ以外のキャストは出演作ほとんど観たことないわ

　こんな題材、絶対日本では製作されることはないから余計感じるのかも知れないけど、こういう作品が普通に製作されること自体がスゴイことですよね。まぁ、お国柄の問題ではあるけど。

　描写がかなり残酷だったりするのでところどころ目をそらしたくなるシーンもあったのですが、ラストで一気に吹き飛びました。うわ～、ヤラレタ～って感じ(笑)なんか一気にやっぱり今作って面白いっ！って思ってしまった(笑)

　きっとラストでオイシイとこどりはジョン・トラヴォルタなんだろうけど、やっぱり私はベニチオ・デル・トロさんだと思う個人的には久しぶりにデル・トロさんを観たのですが、もういつ観てもなんか存在自体がスゴすぎて度肝を抜かれます(笑)うーん、もう古谷一行さんに似てるとかいうレベルじゃない。容姿を含め、なんかとにかくスゴイのですよ(笑)


　私にとってはハビエル・バルデム以上の濃さです、デル・トロさんは

　

　そして、ラストのあの野球場のシーン。私には『トラフィック』で演じた麻薬ルートを壊滅させるために奔走する警官との対比をあえて見せたのかなぁ、と思いましたけど。考え過ぎ？オリヴァー・ストーン監督のオマージュかなぁ、なんて。

　ただね、ひとこと言うならね、ベニチオ・デル・トロは同じ麻薬絡みの役だったら、今作みたいな役の方がどちらかといえばキャラに合っているような気がします。まぁ、ご本人には申し訳ないけれど、イメージそのままみたいな(笑)だって、デル・トロさんが演じたあの最低な男がいたおかげで、作品が面白くなったと思うもん。

　というわけで、私にとっては主役3人の若手さんよりも、ベニチオ・デル・トロさんの印象が強烈に残り、デル・トロさんの作品、というイメージしかないかも(笑)

　あっ、でもアーロン・テイラー=ジョンソンはカッコ良かったわ～ああいう髪型ってちょっとチャラ男なイメージがするけど、でも似合っててカッコ良かった。設定が親友同士だったのでテイラー・キッチュと同じくらいなのかなぁと思ったら、まだ20歳そこそこでビックリ。たしか、ブレイク・ライヴリーよりも若かったはず。


　私はテイラー・キッチュよりもアーロン・テイラー=ジョンソン派(右側ね。)

　


　それにしてもなんか最近、ヘビーな作品ばかり劇場で鑑賞しているな、私