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女心と秋の空

~おおきくなったキミへ~
ダーとムスコとワタシのまいにち。

「ラ・マンチャの男」

2012-08-05 | しばい

何年ぶりの帝劇だったのだろうか

チケット片手に客席への扉をくぐるなり
一瞬にしてゾクゾクッと全身の毛が逆立つ快感

お腹のベイベは躍り続けていた、2時間ずっと

血は争えんのう


「ここで、一緒に」

2011-03-10 | しばい
「これ、好き」

ダーがそうつぶやいたのは
ふかっちゃんとリリーフランキーが
夫婦として出演しているダイワハウスのCM

あたしもだいすき

すきなもの
おんなじがいっぱい
あたしは幸せ者だ

ごくありふれた日常の中での
夫婦の何気ないやりとり
なんだか妙に肩の力が抜ける
フフフって自然と笑顔になっちゃう

こんな穏やかな夫婦になりた・・・
って、字幕ついてないじゃん!

またお手製字幕もいいけど
となりで一緒に見たいから

ダイワハウス「ここで、一緒に」篇(90秒)
==================

夫「また、どうでもいいことでけんかした」

妻「どうでもいいと思ってるところが、すでにダメ」

夫「あれ?おれが悪いの?」

妻「あやまれば、許してあげてもいいけど」

 (大変申し訳ございませんでした!)

夫「おれは簡単に頭を下げる男じゃない」

妻「都合のいいときだけ男になるね」

夫「やっぱ謝っちゃうか」

妻「でた、その場しのぎ」

夫「じゃあどうすりゃいいんだよ」

妻「考えなさい」

夫「アタマ、よくないんだよ」

妻「若い頃はもっと・・・」

夫「・・・なに?」

妻「若い頃から、大したことないね」

夫「後半に伸びるタイプなんだよ」

妻「年とっても大事にしてあげない」

夫「いいさ」

妻「けっとばしちゃうかもよ」

夫「いいさ」

 「そのかわり・・・おれより長生きしろよ」

妻「おかえり」

夫「おぅ」

 “ここで、一緒に”

==================


もっと好きになった?

こんなふうに暮らそうね、一緒に


陽のあたらない場所

2010-05-25 | しばい
あたしを救ってくれたのは
やっぱりココだった

役者という経験と
冬眠状態の保育士の資格と
今や日常会話となった手話という言語を
トリプルフルに活かせることのできるシゴト

決して陽のあたることのない場所だけど
あたしにとってサイコーの瞬間だった

けらけらおかしくて笑ったり
恐ろしくて生唾呑んだり
しまいには号泣したり
子どもたちの反応が生で伝わってきて

おまけに友人の子どもたちが客席から
「maima~~i」コールなんてのもあったりして
(前を向いてなさ~いっ)
なんだか照れくさくて くすぐったくて
究極に胸がドクドク熱くなった


劇場はいい

やっぱりいい


できることなら


『AVATAR』

2009-12-30 | しばい
『アバター』を3Dバージョンで観てきました。

すごいです。
すごすぎます。
あたしが宮崎アニメで最高潮に好きな『風の谷のナウシカ』と
勝手にリンクさせて観てました。

ことしは映画館デート+週に3本も4本もDVDを借りてきたりして映画鑑賞を味わいまくった一年でしたが

この年の暮れも暮れに
見事にモリタ家の年間最優秀作品賞です。

ゼッタイ夢に出てくるゥー。

浴衣でカンゲキ

2009-08-25 | しばい
SI16期のラヴガールズと浴衣で合流。

リハを巣立っても
かわいい後輩たちと呑んだりできるあたしは
ほんまに幸せモンやと思うのです。

みんなの近況を聞いて
マジでぇー!とか よかったねぇぇ!とか
ワイワイ騒いでエキスを注入しちゃってます。ちゃっかり。

道は違えども、みんな立派な同業者。
山あり谷あり、ぶ厚ーい壁ありの業界だけど、
それはそれは固い絆で繋がってる仲間たちです。

『The Vagina Monologues』
ヴァギナ モノローグス @俳優座
Produced by Sign Art Project.AZN

「ベンジャミン・バトン」

2009-02-14 | しばい
観てきました。

愛する人が、老いていく自分とは反比例して若返ってゆくというアリエナイSTORY。

『ベンジャミン・バトン ―数奇な人生―』

くぅ~っ。
ブラピ、いかすわっ!(そんな感想かい)

見送るなんてツラすぎるから、
そんな切ない姿を枕元に残して逝きたくないから、

あたしは愛する人より1日だけ長く生きるわ。


見送られるの、キライなのよ。

1日だけね。


生きていると感じる瞬間

2009-02-08 | しばい
ろう者が演じる芝居のアテレコに初挑戦しました。

やり直しが利かない、生の舞台。
手話のわからない人にも、彼らのゆるぎない情熱が届くことを願って。
そう、わたしの経験が輝ける場所だと信じて。

劇団員時代の仲間に誘いをかけ、わたしは7人の役を担当。
ツーヤクでもなく黒子でもなく“声優”として、ろう者俳優たちの仲間入り。アドリブにだってもちろん対応し、彼らと一緒に舞台で息をしていると実感できた。

これまでの音声ガイド(通訳)ではない、新しいスタイルを確立できたのではないかと自負している。
まさかこんな形でまた一緒に演れるとは思わなかったね、S田っち。


最終ステージに父と母を招待しました。
ひっさびさの舞台です。
おそらく「ありがとう」の手話さえも知らない2人。

わたしの“声”を通じて、手話を楽しんでもらえたかな。

だといいな。


自分をしっかり持っていれば、迷うことなんて必要ない。
と教えてくれた人がいました。

これからもいろいろな人と出逢い、感じ、吸収すること、
大切にしていこうと思います。

いつも支えてくれてありがとう。
(いつも呑みすぎて心配かけてごめんなさい)


さて、明日からまた次の公演稽古です。

がんばるべー。

「シャケと軍手」

2008-11-29 | しばい
むかし映画館だったようなことを耳にしたことはあった。
いつもシャッター閉まってたし、薄汚れたエンジの建物で、
中は蜘蛛の巣だらけ、階段は底が抜けてるんじゃないか、
そんな印象を持っていた建物。

ランチのお弁当買いに行く途中に目に留まった、
ぷらんとぶら下がってた公演のチラシ。

「えっ?!ココ、劇場だったの?!」

会社から徒歩30秒で行ける劇場公演とあらば、
行かないわけにはいかない!

新転位・21 第13回公演@中野光座
『シャケと軍手 ―秋田児童連続殺人事件―』
作・演出 山崎哲
出演 石川真希 佐野史朗 飴屋法水 十貫寺梅軒 おかのみか 他


ロビーの壁紙は剥がれまくり、
タバコの煙がもくもく充満し、石油ストーブ臭とのハーモニー。
中は中でやたらとカビくさい鼻にツンとくる異臭を放ち、
体勢を変えるたんびキーキー鳴る、尻が痛くなるシート。

もぉサイコーっす!!

そして、今年観た芝居で一番よかった。

あたし好きだわー、こういうの。
クセになりそう。



やっぱり小劇場が好き。

七夕の夜は…

2008-06-29 | しばい
2008年7月7日(月)
20:00~20:30

BS-iカルピスドラマスペシャル
『私の恋と父』

ちょこっとだけ
お手伝いさせていただいたドラマです。
自慢は全篇字幕放送ってこと。

すごいでしょ。
がんばりました。

仮編集Vしか見てないけど、なかなかよくデキてます。
胸をぐぐっとしめつけられるシーンあり。

七夕の夜は定時上がり&直帰するっす!
エンドロールまで見逃すなよー(笑)。

夏らしい、爽やかなドラマに仕上りました

ラマンチャ月間

2008-04-06 | しばい
とうとうスタートしました!!
ミュージカル『ラ・マンチャの男 ―Man of La Mancha』!!

今月は暇と時間とお金のすべてを帝国劇場に捧げます。

3年ぶりのラ・マンチャ。
冒頭から鳥肌と涙と震えが止まりませんでした。
ほんとに好きだなあ、この作品。あの歌。あの空間。
1回目からこんな風で、これからどうなっちゃうのでしょ。

今月はあと3枚チケット取ってます。身内割引なんぞありません。
他にも時間見つけて観ちゃうかも、です。
「おっかけ」とお呼び~!正真正銘の!!ですとも(笑)。

ラマンチャ貯金してたけど、それ以上の(究極の)金欠です。
maimaiに緊急の用?

・・・帝劇を探してね。

CATS

2008-03-22 | しばい
劇団四季『CATS』観てきました!!

人生3回目のマイ『CATS』。
わたしにとって、とびきりSPECIALな作品です。

20歳のバースデーに
母がプレゼントしてくれた『CATS』は米・NYで。

29歳のバースデーに
弟がプレゼントしてくれた『CATS』は英・マンチェスターで。


選び抜かれたキャストたち。
ダンス力と歌唱力、そして演技力。

みんなを確実に幸せにする彼ら(猫ら)。

演出の狙い見事に♪「メモリー」で涙しました。

ありがと。
あたしもがんばるニャ。


こじゃんと飲むぜよ。

2007-12-09 | しばい
観てきました、『レンブラント・レイ』。

――― しかも2回。あはは。

10年前に演じて今回の再演をお客として観に訪れた人の中には、
観てられなかった・・・と涙ぐむ人もいれば、
観に行けないよ・・・という頑なな人もいた。

そう。
脚本家であり演出家でもある西川さんが
こじゃんと詰まった作品だから。

西川さんは2年前の12月に亡くなった。

西川さんのことを思い出したり、言葉にすることは、
わたしにはとても勇気のいることだった。

だけどあたしはこの一週間、
本当にうれしかったし、幸せだった。

「2回も観に来てくれて・・・ありがとう!」

演じ終えた以前の仲間に言われたけど、
なんかちょっと複雑だった。

だって、あたしの方が「ありがとう」だよ。
この作品をまた演じてくれてありがとう。
あの時代をまた味わわせてくれてありがとう。

あたし本当は西川さんに会いたくてたまらなかったの。
西川さんに会わせてくれてありがとう。


憧れの先輩の台詞をそのまんま覚えて、舞台袖で一緒に唱えたり、

片思いだった人に頼まれて、小道具の握り飯を毎朝心を込めて握ったこと。

もんぺの丈が足りず、はちきんの女だけ縫い合わせもんぺになったこと。

“乳がボンっ”の役だからと張り切ってパット入れてたのに
「マイマイ“胸”入れてねー」と演出家からダメ出しもらったこと。

ゴロゴロ客席まで転がっちゃった握り飯を追いかけフーフーして食べたら、
「客のみんなが砂のついたオニギリに集中してたんだぞー、
 そんなときはマイマイの最高の笑顔で微笑んで、男にやるんだ!」
その夜の飲み屋でこっそり耳打ちした西川さんのニヤリ顔。

舞台袖で息をひそめてたあたしに教えてくれたスーさんの言葉。

作品の最後に響き渡る同期みっちーの歌声と勇姿。


大好きな大切な作品。
こんなにもたくさんたくさん思い出させてくれて、
本当にありがとう。


また芝居やらないのと訊かれて、
即答できなくなってしまったのは少し淋しい。

でもいつか、
またみんなのように一生懸命になることができたら、
あの光を一緒に見ることができたら素敵なんだろうなあって
ただ漠然と感じていた。

そやけどあたしは、
まずは生きてる今を努力していかなければならん。


西川さん元気かなー。

ありがとねー。


観劇ノススメ

2007-11-14 | しばい
耳が凍えるような寒さはまだやってこないし、
紅葉もまだもうちょっと先かなって感じの東京だけど、
年賀状が販売され始めたかと思えば、
みるみるショウウィンドーがクリスマスに変わってく。

ああ、今年ももう終わりなのかあ。

などとつぶやきながら、
2007年の締めくくりに胸が熱くなるような
舞台か映画を観てみたいなあ。

そんなことを感じている、アナタへ。

――― あります。

 『レンブラント・レイ ―ある帰還兵の物語―』 劇団俳協
2007年12月1日~9日 @TACCS1179(西武新宿線 下落合)


10年ぶりの再演です。
10年後のわたしは観客の中のひとりだけど。
10年たっても大好きな大切な作品です。

あの作品をまた感じられるなんて。
シゴトしながら早くもドキドキの毎日です。

みんなにもぜひ観て感じてもらいたい・・・な。
あの時代を。

だけどわたしは、
泣きすぎで顔ブスになるだろうから、
変装していこう。


まっこと楽しみにしちゅうきに!