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知慧・・・

2013年06月03日 23時08分40秒 | 日記

 


薬師寺・・・村上太胤(むらかみたいいん)
       


この本の始まり・・・「人生というものは四苦八苦からはじまる」と・・難しい本かな・・と読み始めてみる。
高校が仏教の学校だった私は、、道徳の時間には校長が仏教の話をする。


この本を読みながら、学生時代の頃がよみがえったりもしました。


生病老死、生まれてくることも生きていくことも、また年をとることも苦しみです。・・・・
般若心経の主人公は観自在菩薩!!!  智慧を磨いて心に価値観を持って生きよう。
自分の心の内側にある価値観をつくっていきましょうと説いておられる。


心に残った文章を書き出してみました。


干支の「子」=「終了する」という意味にこれからはじまるという意味で横に「一」が加わり、「終了してあらためてはじまる」という意味になります。ですから干支の一番最初にきいてるわけです・・・


お釈迦様は「死んだらどこへ行きますか」と聞かれたとき、「無記」と答えられました。

「般若心経」を心のよりどころに生きるとは・・・自分の置かれた立場のその場その場で精一杯お花のように生きていくという世界なのです。


悪い精神状態がからだの調子まで崩してしまうのでしょう。
心もからだも「色即是空 空即是色」です。人間の心と身体もバランスが必要です。
医学的には証明されていないことではありますが、「かたよらない、こだわらない、とらわれない」という般若心経の「空」の心は、病気や健康とも深く関係していることだと思います。


増上寺のお話が出てきますが、、私の高校では増上寺に一泊二日の研修がありました。
朝のおつとめに参加・・境内の掃除などをします。増上寺はエレベ-タ-でお勤めの場所へいくんです。


お賽銭箱には「喜捨箱」-「喜んで捨てる」と書かれているのにをご存知でしょうか。
六波羅蜜の最初にある「布施」は喜んで捨てることです。喜んで人に何かをしてあげたい。喜んで捨てていく。それが「喜捨箱」です。


なるほど、、そう思うと、お賽銭を投げるのもケチらなくてすみますね。笑。


人間の心というものは、コロコロしているから「心」といいますが・・


そうか、そうか、、と関心する。


神さま、仏さまは自分の願いを叶えてくれるものだとこの歳になっても思って手を合わせていたが・・この本では神さま、仏さまに向かうと自分の弱さ、醜さ、欲望と向き合うことができて反省していくという教えだった。


また、こんな面白いことも書いてある・・・・
村上さんは現在65歳ですが、60歳を過ぎたら捨てていくことが大切だと思いますと・・・
人は引越しのたびに広い家に住みたがります。広い家であればものがたくさん入れておけますが、入れておくものがないとむしろ寂しくなります。つくづく人間は業なものだと思いますが、ものがあれば執着することになります。60歳を過ぎたらだんだん小さな家に住んでいく、最後は棺桶の大きさにしか入らないわけですから。
観自在・・・自在にものを見る。気づきです。自分自身で気づいていくことが大切なのです。


 薬師寺は天武天皇、持統天皇の時代に造られました。
次女の先輩のお父様がここに住んでおられる・・・そうなると身近に感じ、歴史を学ぼうと思うわけです。大学時代に仏像に興味をもったのもわかるような気がします・・・。
4月に次女が薬師寺を訪れたとき、、先輩はなぜ私が一緒に来ないのかと気にとめてくれたようでした。・・・・今年中に行きたいと思います。


まだ半分しか読んでいませんが・・
難しいことも書いてあります。。。


「般若心経」・・・あれから二年過ぎ、今ではお経を唱えるのも省き、手を合わせるだけの毎日。


これから先の人生いろんな迷いがあり、病気もするでしょう・・。
この世に生を受けたものは生きて与える心を持つ努力をしょうと思いつつ・・
毎晩読書しております・・・。

えっ。。。この本、一ヶ月以上、仏壇の上にあり、、最近になって読んでみようかと、、日曜から手にとり読み始めてますが、、最後のペ-ジに・・3万円が挟んであった・・なんで


黙ってもらっちゃおうかしらん・・・・


いやいやいけません・・・正しい心を忘れては・・