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武田先生のブログを拝読してー①

2013-02-19 20:59:42 | 教育
前回転載させていただいた武田邦彦先生のブログを拝読して

武田先生は、大学という公的な教育現場で教鞭をとられておられる。
その先生の忌憚のない意見が述べられている。
日本における現行教育の切実な問題が提起されている。

問題点は、「制度」「ひと」にある。


制度の問題

教育現場で問題が起きると、まず「先生」がバッシングされ次に「学校」がバッシングされる。
バッシングは主にテレビを中心としたマスコミによってなされる。
「学校」側が頭を下げ、「先生」が処分されてチャンチャン、幕が下ろされる。

問題点をさらに深く掘り下げようとはしない。
掘り下げれば、「教育委員会」の責任さらに最終的には「文部省」の責任を問わなければならなくなる。
日本のマスコミは、官僚のところまでは切り込もうとしない。
マスコミは、官僚の広報期間に成り下がってしまっているようにすら見える。
もしかしたら、マスコミは、官僚組織の管理下にあるのかもしれない。

現況の教育問題の元凶の大半は、「文部省」とその制度にある。
「文部省」は、原発事故の際またその後を通じても、日本国民特に子どもたちを守ろうとはしなかった。そこに「文部省」の正体を見て取れる。
「文部省」はこれまで一貫して、日本の教育をよくしよう、子どもたちをよくしようという方向を目指して動いて来てはいない。
むしろ、民度を落とし国力を削ぐ方向に舵を取ってきた。
「文部省」がやってきた一つひとつの中身を見ればそのことは明らかだ。
「文部省」が存在しなければ、もっと日本の教育は質的に高度に進化できたはずだ。

武田先生の指摘されている教育現場の問題の一因は、
「文部省」と「文部省」が作り推し進めてきた教育制度にあるといえる。
日本の公的教育制度には根本的に問題がある。
現場で教鞭をとる教師もあるいは生徒もそんな制度の被害者といえる。

しかし、だからと言って、文部省に働きかけて、果たして制度を改革するだろうか?
平気で子どもたちを被爆させるような文部省にそれを期待できるだろうか?
期待できないのであれば、さっさとその管理下から離れ、新たな道と制度を開拓すべきではないだろうか?


「文部科学省」が今は正式名だそうだ。
そんな仰々しい名称を与える価値を感じないため「文部省」とした。







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