子育て相談室

子育てで困ったら、相談してください。

サッカーU-23リオ五輪代表選抜予想 2016年6月30日

2016-06-30 15:44:51 | サッカー
久しぶりの投稿だベ!

U-23リオ五輪選抜予想


◇ オーバーエージ 
興梠慎三 藤春廣輝 塩谷司 (3)

◇ キーパー
櫛引政敏 中村航輔 (2)

◇ 当確
植田直通 大島僚太 遠藤航 矢島慎也 南野拓実 中島翔哉 浅野拓磨 (7)

◇ 残り枠
亀川諒史 室屋成 原川力 井手口陽介 岩波拓也(中谷進之介)  久保裕也(?) (6)
計18名


岩波と久保はケガの回復状態による。岩波が思わしくない場合は中谷。
久保が思わしくない場合はわからない。
候補としては鈴木武蔵 豊川雄太 伊東純也 野津田岳人が考えられる。
ただ、南アフリカ戦を見る限り鈴木武蔵のコンディションがあまりにもよくないのでここは手倉森監督の腹次第。

【ウルグアイ戦】二次試験合格=柿谷 条件付き合格=豊田 8/18

2013-08-18 19:28:23 | サッカー

【ウルグアイ戦】二次試験/課題『現A代表とのコラボ』『世界標準』8/9 の結果。
代表招集直後Jリーグでのパフォーマンスに注目していた。ウルグアイ戦も含めて「柿谷」は合格。「豊田」は「現A代表とのコラボ」の課題、前田との競争という課題を残しての条件付き合格。


「柿谷」

もう少し苦戦するかと思っていたが、「柿谷」はA代表にごく自然にハマった観がある。それは、ハーフナーが入った時とは違って、本田や遠藤が「柿谷」にボールを供給しようと試みたり、常に「柿谷」の動きを視野に入れてプレイをしていたところから伺える。

おそらく試合前の合宿中に「柿谷」とともにプレイをしてみて、彼の能力を理解しリスペクトしたのだろう。ウルグアイ戦では「柿谷」に合わせようとした分、攻撃のリズムに100パーセント乗り切れなかった点が感じられた。そのコラボへの気遣いから解放された後半香川・本田中心の攻撃へ移行しリズムは本来のものとなった。

代表招集直後のJでのパフォーマンスに注目していた。ここで、A代表デビュー戦の精神的疲れからパフォーマンスが落ちるようではと見ていたが、全く問題なかった。

ザックの攻撃サッカーは柿谷の進化によって完成される「パスサッカーだけで勝てる時代は終わった」8/2

柿谷の非凡な面は実際に彼とプレイしてみなければ体感できないと思うが、プレイの中に遅・速があり、硬・軟がある。初めて対戦する相手にとっては彼を捕まえるのに苦労するだろう。ワールドカップのような短期決戦向きの選手だ。

パスを中心としたポゼッションサッカーに、柿谷・香川をワントップに起用しての速攻によってザックの攻撃サッカーは完成される。特に柿谷は、パスサッカーも器用にこなせる才能も持っている。試合の流れ、対戦相手によって、さらにポジションチェンジも含めて巧みにパスサッカーを中心とした遅攻と手数をかけない速攻とをコラボすることができる。

もしこの攻撃スタイルが完成すれば、「攻撃」に関してザックサッカーは世界を驚かせることができるだろう。


で述べたように、これで「攻撃」の条件は整った。今後コラボの機会を多くして「精度」を高め「呼吸」を合わせるようにしていけば大丈夫だろう。


「豊田」

ウルグアイ戦だけの評価では「当確」はつけられない。「現A代表とのコラボ」の点で、ポジションがかぶったり、タイミングの良い豊田の動き出しに合わせて頭に合わせるパスが供給されなかったり今後に課題を残した。

持ち味を生かしてフリーキックを奪えた点や、相手ディフェンダーのラインを押し下げる動きなどアピールを短い出場時間の中で示せたこと、柿谷同様デビュー戦後のJの試合で、彼らしいパフォーマンスが発揮できたことなどを評価して「条件付き合格」。

前田のパフォーマンスが今落ちているが、今後ゴールを量産するなど上がってきたときに前田とのポジション争いになってくる。その事情にもよる。

ウルグアイ戦で終わるのでなく、引き続き次回グアテマラ戦でも出場機会を与えてほしい。

「山口」については、出場の場面と時間の短さから判断できなかった。

残念ながら、「青山」「工藤」「森重」についてはウルグアイ戦に出場していないので評価はできなかった。この点については、ウルグアイ戦前に下記のように書いた事情による。

【ウルグアイ戦】二次試験/課題『現A代表とのコラボ』『世界標準』8/9

◇ 現A代表とのコラボ

招集された東アジア選手権一次試験合格者全員がそのままウルグアイ戦に出場できるとは限らない。招集の大切な狙いのひとつは「現A代表とのコラボレーション」にある。その目的は試合に出さなくても事前合宿において試すことができる。

このタイミングで招集し、現A代表との連携や約束事をしっかり伝え実際に体感させておけば、呑み込みの早い頭の良い選手たちは、その約束事や必要とされるプレイをJリーグに持ち帰りそれを念頭に日頃の練習や試合に励むだろう。そして、今後いつ呼ばれてもフィットできるような準備を心掛けるだろう。

吉田! ザックのミッションと心中する必要はない‼ 過度の攻撃意識はミスを連発させる? 8/16

2013-08-17 03:36:38 | サッカー

吉田は日本のディフェンダーの中ではもっとも能力の高い選手と評価している。ただ、昔から時に集中力を欠いたプレイ(チョンボ)をする癖があった。なので、批判することはあっても褒めることはしてこなかった。しかし、吉田は懲りずに同じミスを繰り返すほど頭の悪いプレイヤーでは決してない。

同様に、栗原も吉田に次ぐ能力の高いディフェンダー(中澤・闘莉王を除いて)だ。その彼が、同じように東アジア選手権でミスを連発した。

「ウルグアイとの差は、そういうミスの差かなと思います。コンフェデレーションズカップの後なんで、今日は特に守備の部分でしっかり失点しないようにとみんなで考えてやっていたので、そこで4失点したのは、自分たちのミスが多すぎるなと感じます」・・・長谷部キャプテンの発言。

キャプテンであるなら現象だけをコメントするのでなく、その原因まで掘り下げて発言してほしい。でないと同じ過ちを繰り返すことになる。

ミス連発の原因は、「過度の攻撃意識」にある。吉田はザックが求める攻撃サッカーを忠実に具現化しようとして無理を重ねている。無理をして前へ前へ出てラインを押し上げ、ボールを高い位置でフィードしようと無理をしている。コンフェデの敗戦の責任を感じているのだろう。明らかにバランスを崩している。本来の相手フォワードとの絶妙の「間」の取り方や駆け引きのうまさが発揮されていない。

「全員攻撃→全員守備」、攻撃先にありきで10人が前がかりになる。ここでパスミスが出ると全員が前がかりになっているためカウンターを食らう。キーパーと最終ラインとの間にデカイスペースができているのでここを突かれるとひとたまりもない。

WBCで世界の頂点に立った野球の日本チームは「全員守備→全員攻撃」「守備意識」が強かった。「守備意識」が強いと1球1球のボールを大切にするようになる。集中力と注意力が増す。自ずと「球際」にも強くなりミスが少なくなる。結果、相手のミスを突いてワンチャンスをものにして接戦を制す。「個」で勝る相手を終わってみれば凌駕している。

「全員攻撃→全員守備」では、攻撃に意識が向かうあまり、どうしてもワンプレイワンプレイが雑になり、どこかでミスが生じ、前がかりになっている分そのミスが致命傷につながる。

「全員攻撃」に反対しているのではない。「全員攻撃→全員守備」ではなく、「全員守備→全員攻撃」をすすめているだけ。「守備意識」を意識すること。

「全員守備→全員攻撃」なら、無理なくバランスをとりながらラインを押し上げることができる。「守備意識」がプレイに集中力と落ち着きをもたらしミスを最小限に抑えることができる。例えミスが出たとしても、懐が深いためミスの修正が容易となる。また、柿谷や豊田のような「個」の能力の高いポイントゲッターへのロングパスカウンター攻撃につなげる「時間的空間的スペース」を作ることもできる。

私がずっと「中澤・闘莉王」の招集を言い続けているのは、彼らは指揮官の指示をそこそこに、自分たちの判断でディフェンスをコントロールできるからだ。ボランチが上がり過ぎていると「下がれ」というように臨機応変に指示ができ、自分たちの判断で「攻守」のバランスをとれるからだ。指揮官の言うとおりに操縦できないのでザックは彼らを呼ばない。己のミッションにはそぐわないから。

「攻守の切り替えを早く」と選手たちがよく言っているが、「個」の能力に勝る相手には、攻撃から守備への切り替えでは、後追いになって振り切られてしまう。ディフェンダーが相手フォワードを追っかけるぶざまな醜態をさらすことになる。

あくまでも格上相手には「守攻の切り替えを早く」が正解だ。

◇結果を出している「広島」のサッカー

「広島」のサッカーはお手本になる。ザックは「キーパーを除く10人が攻撃陣だ」というような発言をしていたが、広島は11人が攻撃選手。キーパーの西川ですら「攻撃的フィード」ができる。「全員守備→全員攻撃」「守攻の切り替え」がしっかりできているチーム。

このままザックのミッションに付き合っていると、吉田・栗原に続きディフェンダー陣に犠牲者が多発する。次は内田か今野か?

指揮官のミッションには優勝はない 8/15

2013-08-15 14:39:07 | サッカー

ワールドカップ(W杯)で優勝してほしいというリクエストは、今のところ私は受けていない。私が就任したときのノルマは、これまでどおり日本代表をW杯に出場させること、そして私が就任したときよりもチームの質を高めて、日本代表を世界の強豪との差を詰めていくこと。だから「トップに立て」というリクエストは、今のところ聞いていない。・・・ザック発言

これまでのザックの闘いの過程の中で見えてこないものがあった。釈然としないものがあった。それが、ワールドカップで具体的にどのあたりをターゲットにしているか?だった。

岡田監督からはそれが見て取れた。協会との契約の中で、「ワールドカップベスト8」を実現する。という条項が存在していたように感じていた。しかし、どうやらそれは、協会と岡田との契約内容によるものでなく、あくまでも岡田自身が自身にそして選手たちに課した個人的ノルマに過ぎなかったのかもしれない。(口にしたのはベスト4)

「私が就任したときよりもチームの質を高めて、日本代表を世界の強豪との差を詰めていくこと。」ザック発言

ビジネスの世界で、このような数字が明確ではないアナログ契約はあり得ない。デジタルの時代だ。ビジネスの世界と書いたように、それは「世界」では当然かもしれないが、日本では未だにファジーでアナログな契約がまかり通っているのかもしれない。

日本サッカー協会とはこれほどのものでしかないのか、これでは「ワールドカップで世界の頂点に立つ」ことは不可能だ。ザック交代論を唱えるより、日本サッカー協会のトップを交代させることが急務だ。組織の変革が急務だ。逆に言うと、「ワールドカップで世界の頂点に立つ」は、協会の経営陣が代わらない限り実現しない夢物語だ。

たぶんジーコの時も同じような内容で契約にこぎつけたのだろう。ワールドカップ出場を決めてからのジーコの指揮ぶりを見ていて今と同じようなもどかしさを感じていた。

「ジーコのときと同じ轍を踏む」と警告を発している人たちがいるが、私は「ザックはそうではない」とそれを否定してきたが、どうやら契約がミッションが同様であるとすれば、結果も同じになる可能性は大いにある。

しかし、金銭的経営に関してはこの協会のやり方は正解かもしれない。WBC日本代表のように、ミスのないディフェンス力で最少失点に抑えて足やバントを絡めた地味な野球で泥臭く1点差で勝つ。そんなサッカーではスタジアムを満員にすることはできない。ワールドカップで惨憺たる結果が露わとなってバレルまで、国民に期待を持たせ代表の試合でスタジアムを満員にする。ユニフォームその他のグッズも売れに売れる。

ワールドカップで現実を目の当たりにして落胆したサポーターたちの気持ちも、責任を監督に背負わせて解任し、新たにフレッシュで国民受けする新代表監督を登場させて、協会の責任論を払しょくしてしまう。外人監督でうまくいかなかったので、今度は日本人監督で と。

捨石にできる外人監督に、守備には目をつむってまず「攻撃のスタイル」を確立させて、バイバイ。次に日本人監督を登場させて、その確立されたに日本独自の攻撃スタイルに、「堅守」という仕上げを施して、ワールドカップベスト8を実現する。

おそらくその程度のシナリオを描いているのだろう。

「本田」「長友」「遠藤」「岡崎」君たちはマジで「ワールドカップ優勝」を求めていたのではないか?であるなら、真剣に怒れ!そんなザルディフェンスでワールドカップは戦えないと、コンディションのせいにしている指揮官。ワールドカップの開催の時期を考えてもベストコンディションで闘えるなどあり得ない。コンディションが悪いことは織り込み済みで勝利の方程式を作るものだ。

◇ 堅守の保証のない攻撃サッカーはあり得ない

「アンカー」を置くことも、必ずしも消極的サッカーとは言えない。アンカーを置くウルグアイは消極的サッカーなのか?堅守が保証されてこそ攻撃サッカーは成り立つ。ポゼッションサッカーは攻撃的サッカーなのか?堅守をどがえしした攻撃サッカーは子供だましに過ぎない。

ザックの暗示に乗ってはいけない。「2点取られたら3点取りに行く」・・・そうではない。ワールドカップで頂点に立ちたいのだろう?本田・長友・遠藤・岡崎 君たちにとってはラストチャンスだ。セルジオ越後氏が言うように、選手間でミーティングをするしかもう道はないかもしれない。

真剣に怒る口うるさい「闘莉王」を代表に入れることは、ザックのミッションには妨げとなる。「闘莉王」を招集しない理由もこのミッションのせいではないか?