子育て相談室

子育てで困ったら、相談してください。

[東アジア選手権] 明確なコンセプトに基づく人選 「柿谷CF先発に注目」 7/16

2013-07-16 14:30:45 | サッカー
ワールドカップブラジル大会にピタリと照準がセットされた。今年一杯で本戦メンバーが決定されることも表明された。おそらく未だ明かされていないWC具体的目標は12月ドロー後対戦相手決定を経て宣言されることだろう。

コンフェデの結果とは裏腹にザックはこれまでの戦い方に手応えを感じた。人選が固定しすぎるという批判を浴びながらアジア予選を通じて一貫して闘い方(スタイル)の骨子を固めてきた。川島・吉田をディフェンスの柱とし、全体のバランスを遠藤・長谷部というWボランチで、攻撃の組み立てを遠藤・本田で、サイドは攻撃的に長友・内田で、上背のあるワントップ。

理想形を「3・4・3」としながらも「4・2・3・1」。「全員守備全員攻撃」「コンパクト」「コレクティブ」なサッカーを目指してきた。

WC本戦という最終目標を見据えながらアジア予選で勝ちながら「戦術」と「戦力」を固めてきた。アジアを制する「戦術」「戦力」は完成した。次は世界に向けてのバージョンアップ。その課題はコンフェデで明確になった。

「3・4・3」。ザックの目指す「3・4・3」と言わないと誤解が生じるが、ザックもどこかで「私の言う3・4・3は攻撃的な3・4・3だ。」と言ったような気がするが、個人的にはこの「3・4・3」を完成させてほしいと願っている。世界標準の戦いを強いられる日本チームにはこのシステムはなくてはならないものだ。

「攻撃的3・4・3」は高い位置でラインを保たなければならないので「個」の能力を今以上に必要とするという意見があるが、それは確かにその通りだが、強豪チームと比べ「個」の能力に劣る日本だからこそ「コレクティブ」「コンパクト」「3・4・3」で闘う必要があると考える。勝たなければならないmustの試合も当分ないので、「攻撃的3・4・3の完成」をぜひめざしてほしい。

固まった戦い方の骨子。その一つ一つのパーツを太くする。パーツにバイパスを加えていく。どうしても弱いところは太いパーツに組み替えたり本数を増やしたり、それが今から12月までの半年間。それ以降は肉付けを行って仕上げに入る。

そのバイパスや取り換えや補強となるパーツの吟味のスタートが東アジア選手権。

◇ センターフォワードに注目

これまで、上背のあるワントップが先発というお決まりのパターン。もちろんワントップ前田の存在感と働きは高く評価しているが、ブラジル戦で「岡崎ワントップ」を見た。この采配も批判の的になっていたが、実に面白い。攻撃にバリエーションと創造性を与える。上背のあるワントップでないセンターフォワード、私は「ゼロトップ派」なので、柿谷をセンターフォワード、香川をセンターフォワードに使うなど、上背のあるワントップ以外の選択肢をいくつか持つことを期待している。上背のあるワントップでもタイプの違う豊田ワントップにも期待している。

そのような理由から、試すことが多く無理とは思うが、東アジア選手権でトップ下だけでなく
柿谷が「センターフォワード」で使われないか、しかも「先発」で使われないかに注目している。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿