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これまでのまとめ

2013-01-27 17:54:07 | 教育
これまで、楽しく楽な「らくらく子育て(子育ち)」を勧(すす)めてきた。
そのためには、あれこれやろうと欲張るのでなく、
これさえ育っていればというものだけに集中すればよいことをお話ししてきた。

このこれさえにあたるのが、「やる気(意欲)」と「思いやり」。
「やる気」「思いやり」が育つためには、「真の自由」を用意することが必要、
言い換えると、「邪魔をしない」ことが大切であることを説明してきた。

「邪魔」とは「SSK」
つまり、「叱る=S」「躾け=S」「過保護=K」。
その対象として、「一人遊び」「いたずら」「ふざけ」「けんか」「反抗」を挙げた。
しかし、「邪魔をしない」というのは、決して「放っておく」ということではないこともお話しした。

「邪魔をしない」ことを実行していくうえで、
その前提として、母子間の心のつながりがまずしっかりと確立していなければならないこともお伝えした。
このつながりができることを「心の基地ができる」と平井先生のお言葉をお借りして表現した。

「心の基地ができる」時期は、妊娠中を含め満三歳までの4年間が最も大切であること、
「心の基地ができる」ために有効なものとして、
「話しかけ」「初乳」「母乳」「添い寝」「抱っこ」「スキンシップ」「散歩」、
「泣く」「笑う」は「相手をして!」というシグナル

などを挙げた。

次回から、「心の基地作り」が充分できていることを前提に、
「やる気(意欲)」が育つ子育ちについて、どのようにすればよいのか、
これまでの説明よりもっと突っ込んでお話ししてみたい。