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Germany-Cologne, Dusseldorf

2004-12-15 04:34:06 | Europe 旅
はじめてのGermany、新しい国へいくことはなんだかとても興奮する。アムステルダムを拠点にして足を伸ばす小旅行。陸続きであることをうまく利用して、たくさんの都市を訪れてみたい。

さて、今回はひとりで旅行をすることにした。都市はケルンとデュッセルドルフ。この2都市を選んだ理由は、アムステルダムからも足を伸ばしやすく(実際ケルンまでは2時間半でいけてしまう)気軽に旅行できると思ったから。12月12日、今日は朝からあいにくの曇り空、といってもヨーロッパどこへいってもそのようだが。ドイツとオランダを結ぶ特急列車、ICEは時速220kmくらいで世界で3番目にはやい。一番は日本の新幹線、2番はフランスのTGVで時速300kmである。このICEの社内は紺色を基調とした上品な車内だった。まわってくる駅員さんは「ダンケシュー」と「ダンクウェル」と「サンキュー」の3語をうまく使い分け、パスポートと乗車券をチェックしている。車内のアナウンスもドイツ語にはじまり、英語、オランダ語がながれた。

お昼の1時前にケルンへ到着。ケルンの観光名所、ケルン大聖堂は降りた駅のすぐ目の前にそびえたっていた。てっぺんまで見えず、写真のフレームにも収まらない大きさ!そして外へ出るととても寒い。吐く息の白さがオランダより白い。マイナス以下に違いなかった。ドイツはオランダよりも寒いというが本当に寒かった。ホテルにチェックインしてから、ケルン大聖堂まで歩いた。教会の中をまわってから、頂上まで上る決心をした。「さ、登ろう。」この程度の決心で登り始めたが、この塔、ただものではなく、階段が509段。400段くらいであともう少しだという雰囲気をかもし出しているのだがそこからも長かった。寒い上に空気も薄く感じてしまった。しかし、頂上からの景色はとてもきれいで、ドイツの美しいライン川が太く堂々とドイツのどまんなかを流れていた。もう一方の塔が改装中だったがこの足組みはいったいどうやって作ったのだろうか、不思議だった。階段をおりながら、途中で教会の鐘がなっているところで次の3時で鳴るのをまっていたのだが、そこで鳴ったのはたった3回、ゴーンゴーンゴーンと鳴っただけだった。がっかり!階段を下りるのは楽なものだった。しかしまだ足ががくがくしている!

    

下で繰り広げられていたクリスマスマーケット。この時期にはドイツのどの都市でもクリスマスマーケットがほどこされる。食べ物のお店だったり、ろうそくやニット帽など冬の寒いクリスマスに欠かせないものばかりが売っていた。ドイツに来てぜったいに食べたかったもの、それはソーセージ!ふつうのホットドックの2倍くらいの大きさであるホットドックを買って食べたが、とても美味しい。手袋をはずして食べ始めたが、寒さに耐えられなかった。

ホテルに戻り、ドイツのテレビ番組をチェック。ドイツでも映画はいくつか放送されていたが、ほとんどが吹き替えだった。アムステルダムだとほとんどが字幕なのだが・・・これでは、ちょうど「34丁目の奇蹟」というクリスマス映画が放送されていても意味がわからないではないか!遺憾に思いながらも結局CNNを見ていたわたし。

翌日の13日。今日はデュッセルドルブで行く予定をしていたが、お昼ごろまではすることがなく、近くの比較的大きなショッピングアーケードを散策した。が、ここで大きな買い物をしてしまった。Media Marketでデジカメを購入した!ここの定員さんは、まさにドイツ人といった顔をしていた。英語があまり話せないみたいで、途中から英語堪能なひとがでてきた。ここでデジカメを買い、デュッセルへ向かっている途中に、買ったカメラの袋をのぞいてみたらなんと!シュトレーンがサービスでついていたではないか!帰ってから聡sweetと温かい紅茶と一緒に食べちゃおう。

電車に乗ること25分。デュッセルドルフにはたくさんの日本企業が入っているということで、ちょっと町並みを拝見にやってきた。丸紅、東京三菱に三越・・・たしかに日本企業は多かったのだが、思ったほどではなかった。ただ、町行く人は日本人ビジネスマンであり、日本人主婦であった。結局ここではすることもなく、日本の本屋さんで2時間も時間をつぶして、ちいさなクリスマスマーケットをまわってICEに乗って帰ることにした。チケットを予約して20分前から待っていた・・・にもかかわらず、なんと30分も到着が遅れているではないか!マイナス2,3度のなか、ふるえながらも構内で待っていた。しかし、この寒さに、手のつまさきに、足のつまさきに少しずつ慣れてきていた。このとき、幾分わたしはこのヨーロッパの冬を乗り越えられる、そんな自信に湧いてきたのだった。アムステルダム行きのICE。前も後ろもダッチだった。この発音、なんだかほっとする。

ドイツに行って気づいたこと;
日本の漫画がとても多い。MANGAとして販売されていて、Kioskでもたくさん置かれていた。
国民性:とくにフレンドリーな感じもなく、さっぱりしている印象。

ケルン(コロン)の由来;
昔、イタリアの商人がライン川を越えてケルンへやってきた。そこでケルンの水にオレンジのリキュールを混ぜると香水になることを発見し、それを香水として販売。「オーデコロン(コロンの水)」はここが由来である。また、この香水を「4711」といい、最初は芳香剤として売られていたのがいまでは、香水とされている。実際、ショッピングモールで見つけて、匂いをかいでみたのだが、くさい!まさに芳香剤のにおいがした・・・。