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聖セルファース教会 in Maastricht

2005-06-17 05:54:05 | Europe 教会

2005.6.10 Maastricht

マーストリヒトのマース川を渡って10分ほど歩くとフライトホフ広場があり、その広場に面して建っている教会はオランダ最古の教会のひとつ。10世紀から15世紀にかけて建てられた。外観や内装は全体的に暗く牢獄のようだったが、川をはさんで眺めると、2つの尖塔がマーストリヒトのシンボルのようにもなっていてきれいだ。いままでみた教会はゴシック様式が多かったのでこのロマネスク様式はちょっと新鮮だったな。

                    

  

 マーストリヒトは石畳が多く、イタリアのローマを思い出した。それもそのはず、ナポレオン時代にマーストリヒトはローマに占領されていた町なのだ。大きな聖セルファース橋もそのローマ人がつくったと言われている。ここはもはやオランダではない。

 


西教会のオルガンコンサートへ

2005-05-08 01:01:01 | Europe 教会
先週金曜日の休みを利用して、アムステルダムのシンボル的教会、西教会まで出かけた。といっても家から歩いて10分。

この教会はふだんは一般には公開されていないのだが、夏の時期はてっぺんまで登り、アムスの町並みを見渡すことができる。また、月に1回、オルガンコンサートが開かれる。演奏者は毎回違うようだが、大きなパイプオルガンから流れてくる音楽はとっても神聖できれい。入場も無料なので気軽に行けちゃう。



この教会は1631年に国内最大のプロテスタント教会としてオープンした。オランダの有名な画家、レンブラントもここに埋葬されているらしい。また、アンネ・フランクの家は、この西教会の近くにあり、アンネもこの教会のカリヨンの音を聞きながら生活していたという。実際に「アンネの日記」の中に西教会のことも書かれている。全部で50個のカリヨンが、今でも毎時15分ごとに鳴り響く。カリヨンに関する余談だが、去年に来た当初は「大きなのっぽの古時計」が流れていたが、秋ごろからはべつの曲に変わった(何という曲かよくわからない)。

そして、現在のオランダのベアトリックス女王は、1966年にこの西教会で結婚式を挙げたのだ。

そんな歴史をもつ教会なのだが、先日初めて中に入ると、内装はステンドグラスも使わず(ただの普通のガラス…)、キリストの絵画などもいっさいなく、いたってシンプル。だけど、この教会はわたしの部屋からも眺めることができ、部屋まで聴こえてくるそのカリヨンの音を聞くと心が和んでしまう。

            

システィーナ礼拝堂

2005-04-20 20:20:21 | Europe 教会

ヨハネ・パウロ2世が先日亡くなり、選出会議(コンクラーベ)で選ばれた新しいローマ法王、ベネディクト16世は、20日にバチカン市国のシスティーナ礼拝堂で初めてのミサを行った。連日CNNで放送されているローマ法王継承ニュースだが、ミケランジェロが描いた最後の審判を背後に行われるミサが印象的。ここの天井壁にはアダムの創造や、ノアの洪水の絵なども描かれていて、わたしがいままでの人生でみてきた絵画のなかでも一番迫力のあるものであった。

24日には就任のミサがサンピエトロ大聖堂内で行われるらしい。

St. Stephans-Kirche, Duitsland

2005-04-04 00:52:29 | Europe 教会

マインツまでフランクフルトから電車を乗り継いで約30分。この町は近代印刷術の父、グーテンブルクの生地でもある。ドイツで3本の指にはいる大聖堂Domはライン川岸から歩いて5分のところにある。内部はいたって簡素、ステンドグラスも今までになく地味だった(笑)が、外観は褐色で、3本立つ塔はとても高かった。お天気もよかったのでRumiとライン川まで出てみた。そこには桜の木が何本かあってちょうど満開。やはり、わたしは日本人、桜をみると日本が恋しくなってしまう。

のんびり歩いて、Rumiおすすめの教会、St. Stephans-Kirche(ザンクト・シュテファン教会)にたどり着いた。ここの教会は、ステンドグラスをあのシャガールが手がけたというので、ぜひとも行ってみたかった。教会自体は小さかったけれど、そのステンドグラスは鮮やかなターコイズブルーの光を放っていて、シャガール独特の人間や動物が色鮮やかに描かれていて、とてもきれいだった。



Duomo in Florence, Italie

2005-02-03 03:32:31 | Europe 教会

花の聖母教会。フィレンツェの象徴でもある。外観がいままでみた教会に比べ、なんとも華やかできれい。それは白やピンク、グリーンなどのパステルカラーを中心とした大理石を使った幾何学模様のせいだ。16世紀のルネッサンス時代の華やかさを象徴する。