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Welkom! Amsterdam

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友達来蘭!

2005-10-01 04:09:31 | Holland 旅

長らくお待たせしました、わたしの友人よ。8月に来てくれた友達、kogiとのアムスめぐり。彼女はわたしの元同僚だが、今夏に会社を退社してLondonでの新しい生活を向かえた。その途中にアムステルダムへ寄ってくれたのだ。到着した当日は、ホテルの近場をぶらぶら散策。訳あって?歓迎会も兼ねてミッシェランの星を持つフレンチレストランでディナー。アムスに来て最大の贅沢だった(笑)。

さて、翌日は丸一日、アムステルダム散策。面白いのが、友達によってしたいことが違うこと。kogiは、自転車で一日町を回りたいとのことだった。朝はあいにくの雨模様だったが、お互いサングラスとニット帽、かっぱ(途中で購入)を身につけて走っていると、妙に他人の視線が気になった。それもそのはず、こんな姿の人間がふたり並んでいたらこわいやろう・・・

あまりに雨が激しく降ってきたので途中で止めた。ふと横を見ると、保育園児たちが先生に引き連れられて公園で雨宿りしていたようだ。かわいい子供たちの着ているスモックには電話番号が書かれている。万が一迷子になったときの対策か。

公園を抜けてわたしたちが向かったのはAmstel Park付近。風車を見て、近くのカフェでお茶をして・・・とにかくひたすら自転車で回りめぐった。わたしは慣れているけれど、kogiは疲れただろうに。

miffiyちゃん好きなkogiのためにやってきた、専門店。お店自体は期待するべからず、とても小さい。が、好きなひとにはたまらないお店のはずだ。ついついわたしまで一品買ってしまった・・・

そのあと、青空マーケットへ。かなり目新しかったようで、いろいろと手にとっては安い!と買いあさるkogi。なかでも↓は、今年限定のAmsterdam(Holland) bagである。お値段10ユーロ。今夏に日本にいる妹にも送ったら通勤バックとして使っているとか。色もいろいろ種類があってかわいいのでわたしもいつかひとつは・・・と狙っている。

夕方になって自転車を返却し、今度は運河めぐりへ。ツアー会社はたくさんあるが、今回は75分で一周できるツアーに参加した。何を隠そう、運河めぐりはわたしにとっても初めての体験だった。↓ここが乗り場。んーん天気の良かったこと!

船から眺めるアムスの町並みは、「じつに」綺麗なのだ!なぜか。町に落ちているゴミが見えないから(苦笑)。もちろん、それだけではなく、ダッチハウスがおもちゃ箱のように見えておとぎの国に来たようだった。北のij湾まで抜けるが、ここの港を走り抜けるのも最高に気持ちよかった。ボートから降りて、ライツェ広場の近くで夕食にダッチパンケーキ。今日はかなりアムスを満喫できた。

友達とアムスを回ると普段の生活では気づかないことも出てきたり、違う視点からアムスを見たりできるのでじつに面白い。次回は大学時代の友人が来たときの記事をアップするのでお楽しみに・・・

*****ちなみに、kogiちゃんはコチラでブログ書いています。タイトルどおり、関西人炸裂、笑いネタの多い内容になっています。是非、ご覧くださいませ。******


日帰り旅行-Friesland

2005-09-13 01:23:50 | Holland 旅

今日は先々週末に行ったオランダ日帰りの旅をまとめちゃいます 

300kmの走行コースはこのとおり、ピンクで書かれたライン。ずっと左手に湖があるのを感じながらぐるっと一周してきた。

大堤防の前に立ち寄った二つの町、Hindeloopen(ヒンデローペン)とMakkum(マッカム)。Hindeloopenに着いて、車を止めて降りた。いきなり堤防が!この向こう側には湖が広がっているに違いない・・・

登りきったところにゆるやかに広がる湖。その右手に見えるのは港。なんとものどかだ。

ここ、Hindeloopenという町は、17,18世紀にスカンジナビア諸国との木材の取り引きで繁栄した町。ここで生まれた独特の絵柄は、日本でも有名のようで、日本人も多く訪れるという。

この町にあるHindeloopen Museumに入ってみた。ここには、Hindeloopen独自の絵付け家具が展示してある。色鮮やかな花柄や動物柄はひとつだけあっても家のなかを明るくしてくれそうだ。この町のお店を覗くとテキスタイルもたくさん売っている。

町並みはとてもかわいい。おもちゃ箱のようだ。アムステルダムよりも家に花を飾ったりガーデニングを楽しんでいる家が多い。運河もとても小さいが(笑)たしかにオランダには違いない町並みだった。

Makkumには、ダッチハウスもたくさん建っていてHindeloopenよりは垢抜けているように感じたが、ダッチハウス、高くても2階までか(笑)アムスのダッチハウスはこの2倍の高さがほとんど。

↑これはMakkum焼きというもので、Delft焼きに次ぐオランダの有名な陶器だ。色使いがカラフルなわりには落ち着いた色を使っているためか、あまり派手さがなくていい。個人的にはMakkum焼きのほうが好きかな。

Friesland。この地域はフリース語という方言も存在するほど、ふつうのオランダ語とは違うようだ。同僚によると、意味が分からないフレーズや単語も多いようだ。またフリースランド州の住民は愛州心(?)が強いらしく、南のオランダとは違う、という独立意識があるらしい。

次はオランダ、どこを探検しようか。このフリースランドから車で1時間ほどでいけるGeoningen(フローニンゲン)。この町ならアムステルダムから電車でも1時間半でいけるようだ。いつか行ってみたい。


近代的風車 in Friesland

2005-09-05 02:42:09 | Holland 旅

Frieslandの旅は続く。アムステルダムからHindeloopen(ヒンデローペン)へ向かう車内から見たこんな景色。

ご存知、オランダにあるモダンデザインな風車。風の強いオランダでは、この力を利用してタービンを回して発電を行っている発電機だ。9000基とあった昔ながらの風車は現在は1000基に満たないのは寂しいが、現在はこうした発電風車が活躍している。

風車の羽の数はこの地方は3つがほとんどでときどき2つの風車もみかける。羽の数が少ないほど、高回転であり、風力発電に向いているらしい。飛行機のつくりと同じである。この発電風車、現在は国内に同じく1000基ほど存在するが、毎年約100基ずつ増やしているらしい。風力発電は、環境に害を及ぼすことがないため、オランダでは奨励されているようだ。これらの風車はオランダ最大のエネルギー供給会社、NUON社によって製造されている。羽の軸にはNUONのマークが。

 

・・・何しとんねん?!笑 風車になりたいのか。(連写で撮ったのはわたしだが・・・) このあたりはどうしようもなくのどかで牛が、羊が、ヤギが放牧されている!う、牛!!こんなそばを車が通ってええんやろか。(あまりに怖くて写真撮れず…)

これらの発電風車、アムステルダムでは見ることができず、北海方面へいけばいくほど数が増えていく。それにしても、日本も風がつよい国ではないか。どうして日本には風車がないのか。というのも、台風が頻繁にくるため、台風の風力には耐えられないから風車は作られないようだ。

 

 

車を止めてランチをとったのは、Wolkom(ウォルコム)というHindeloopenの隣町のちょっとしたヨットハーバー。オランダ語の”Welkom”は英語の”Welcome”と同じ意味だが、スペルが間違っているんだと思っていたら、こんな名前の町だったのだ。べつにどこでもよかったのだが、はね橋をみながら芝生でランチもいいな、と思い、車を止めた。お弁当は前夜に簡単につくったけど外で食べるのはほんとに美味しいな。

*****次回はオランダの田舎町をご紹介いたします。*****

 

 


大堤防 in Friesland

2005-09-04 21:56:03 | Holland 旅

この週末、オランダの天気は快晴。ようやく夏らしい天気に恵まれ、前日に思いついたこと。「そうだ、夏に行こうと思っていた北のオランダに行ってない!」てなわけで、日帰りで行ってきた。satotjeとレンタカーをして、走ること300kmの旅。オランダの自然を楽しめた一日だった。

 

最大の目的地は↑ピンクのライン部分、Afsluitdijk(大堤防)。これは、オランダは北にある、Friesland(フリースランド)地方からNoord-Holland(北オランダ)地方にかけてijsselmeer(アイセル湖)にまたがる締切大堤防のことである。堤防の長さは30kmもあり、見た目は橋と変わらない。しかし、この堤防はコンクリートでできているのではなく、昔オランダ人が近隣諸国から石を集めて蓄積してつくった堤防なのだ。

堤防の上ですこし車を止めてみた。むこうに小さく見えるのは近代的な風車の数々!(これはまた後日ご紹介します)

堤防をはさんで、南北ともに足を運んでみた。北は北海。どこまでも続く水平線を眺めながら、体がとばされそうなくらい吹く風にさらされるのはかなり気持ちがいい。南は淡水湖。南の淡水湖ではマリンスポーツを楽しむひとがたくさん見受けられた。カラフルなスポーツカイトを楽しむひとたちだ。オランダならではのスポーツのひとつだろう。宙に舞う姿がとても綺麗だった。

 


Chietjeを訪ねてin Rotterdam, Holland

2005-07-23 00:50:09 | Holland 旅

一昨日に、ブログつながりのchietjeを訪ねに、satotjeを連れて(?)ロッテに行ってきた。ロッテに行くのはThe Corrsのコンサート以来。エラスムス橋方面を散策した前回とはちがって、今回はボイマンス美術館へ行った。ダッチデザインが施された美術館。ダッチデザインの建築はボックス型を利用したような建築が多く、世界的にも評価されている。オランダの建築を勉強しに日本から来ている学生もたくさんいらっしゃるようですね。

ここは古典美術もあるが、1900年代の近代的な美術作品が多い。なかでももっともダッチだったものは、このHEMAという日用雑貨屋のポスターが壁全体に貼られた部屋。ロッテに在住の一般市民がこうしてポスターに。結構圧倒されるものが・・・

ほかの作品でも、マグリッドやレンブラント、カンディンスキーにゴッホまで揃っていて、見ごたえとしてはたっぷりだったな。思っていた以上によかった!

この作品がいちばん有名で、ブリューゲルの「バベルの塔」。古代メソポタミアの中心都市、バビロンに、実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、最後には崩れてしまったという。これにちなんで、空想的で実現不可能な計画は、バベルの塔といわれるらしい・・・。この絵をよーく見るとヒトがたくさん登っている!遠近法を使って見ていると面白い。

美術館でゆっくり時間を過ごした後、ロッテのチャイナタウンへ寄った。ここはアムスの3倍以上あり、品数も豊富!でもこのあたりはロッテで一番治安が良くないらしい。

バスに乗ること10分。Chietjeの家にお邪魔させてもらった。Chietjeは、とってもお料理が大好きで、ブログの写真を見ていてもいつも美味しそうだったけど、実際にとても美味しかった  はい、わたしが実証するよ!

夕方過ぎに、Chietjeのパートナーである、トミ夫さんがお仕事から帰って来た。お待ちしてました!本当に背が高い・・・!でもとってもかっこいい2枚目な阿蘭陀人だった。そして4人で一緒にディナー。Chietjeがいろいろ振舞ってくれた。翌日からお仕事だったのに、ありがとうね。

それにしても、ここ最近、どういうわけか、20度を下回る日が続いていて、本当に夏はどこへいってん?と言いたい。この日、お気に入りのロングのノースリーブワンピースを着ていったけど、とにかく寒かったね・・・