年の瀬だ、といって気がつけばあと少しで2006年にかわる時間までせまってきた。一年は本当に早い。皆様にとっては、2005年はどんな一年だったのでしょう。
今年の年の瀬も、「オランダに住むわたしの第二の母」と呼んでいるKimママ邸でのディナーに。Kimママは、わたしと同じ職場で、一昨年前に年間優秀社員賞を受賞しただけあって、ほんとうに気配りのきくお母さん。お邪魔したときにはすでにシャンパンを飲んでいる二人が・・・
あらら。Surprise guests! 同職場を定年退職したHenkさんに、仕事中はレストラン会計を担当し、(ただ)よくしゃべるフランス人のMarianne。ひさしぶりに集まったからか、みな仕事の話で大盛り上がり。おいおい・・・Hou maar op, he? Zullen we andere verhaal praten?
Kimママ邸のインテリアは、いつも本当にオシャレでかわいい。クリスマスのデコレーションも全部自分でアイデアを出したって。旦那様のRobパパも帰宅し、みな揃ったところでお待ちかねのディナータイム。
Robさんは、アムステルダムの某有名キッチンで洋食担当をしている。それだけあって料理はもちろんプロの腕前。前菜には、ハーブ風味の生サーモンに特製マスタードドレッシング。
つづいて出てきたのはメインの肉料理。
これはもう絶品!(クリスマスディナーの残りである・・笑)ターキーと鹿肉の赤ワイン風味ソースかけ。付け合わせはポテトサラダに各種温野菜。栗の甘煮と、クランベリーの砂糖漬け。栗の甘煮は、Kimさん夫婦が日本に来たときにわたしたちと一緒に「天津甘栗」を食べた、その思い出として、といって出してくれた。感動(涙)。ちなみに使っているお皿も二人が結婚式で使ったときのお皿を特別もらったものだそうだ。30年以上も使っているなんて・・・
かなりおなかが満たされていたのだが、このあとチーズ各種も出た。オランダではメインとデザートのあいだにチーズを出すことが多いようだ。そしておまちかねのデザート。
クリスマスでレシピを学び、調子に乗ってまた作った(笑)アップルケーキはわたしからKimさんへの差し入れ。結構好評で、最後はほかの二人にも持ち帰ってもらえた。
最後にコーヒーを。プラス、コアントローなどのビターオレンジの甘酒もあわせた。皆でいろんな味を試しながら飲むとまた美味しい。そして最後に、「すこし遅めのクリスマスプレゼント!」といってもらったのはチョコレートとロゼワイン!おまけに前菜のサーモンとソースまでもらった。袋にいっぱいのお土産。ああ、祖母の家へ行った際の、帰りぎわを思い出す・・・
Kimさんは今年に入ってから、じつは体調があまりよくなかったのだが、元気そうな彼女に会えて、とても嬉しかった。笑顔が戻ってよかった。Kimさん夫婦もしばらくご両親の実家のもとへ帰国するようで、当分会えなくなるのは寂しいが、また来年も一緒にいられますように。
**********************************
皆様、本年は遊びに来てくださりありがとうございました。お世話になりました。また来年も(のんびりと)続けていきたく思います。よい年越しを!Ik wens u een prettige nieuwjaar! Doei!
Dikke xoxo nijntje