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Year-End Party

2005-12-30 20:13:39 | Ams. できごと

年の瀬だ、といって気がつけばあと少しで2006年にかわる時間までせまってきた。一年は本当に早い。皆様にとっては、2005年はどんな一年だったのでしょう。

今年の年の瀬も、「オランダに住むわたしの第二の母」と呼んでいるKimママ邸でのディナーに。Kimママは、わたしと同じ職場で、一昨年前に年間優秀社員賞を受賞しただけあって、ほんとうに気配りのきくお母さん。お邪魔したときにはすでにシャンパンを飲んでいる二人が・・・

あらら。Surprise guests! 同職場を定年退職したHenkさんに、仕事中はレストラン会計を担当し、(ただ)よくしゃべるフランス人のMarianne。ひさしぶりに集まったからか、みな仕事の話で大盛り上がり。おいおい・・・Hou maar op, he? Zullen we andere verhaal praten?

Kimママ邸のインテリアは、いつも本当にオシャレでかわいい。クリスマスのデコレーションも全部自分でアイデアを出したって。旦那様のRobパパも帰宅し、みな揃ったところでお待ちかねのディナータイム。

Robさんは、アムステルダムの某有名キッチンで洋食担当をしている。それだけあって料理はもちろんプロの腕前。前菜には、ハーブ風味の生サーモンに特製マスタードドレッシング。

つづいて出てきたのはメインの肉料理。

これはもう絶品!(クリスマスディナーの残りである・・笑)ターキーと鹿肉の赤ワイン風味ソースかけ。付け合わせはポテトサラダに各種温野菜。栗の甘煮と、クランベリーの砂糖漬け。栗の甘煮は、Kimさん夫婦が日本に来たときにわたしたちと一緒に「天津甘栗」を食べた、その思い出として、といって出してくれた。感動(涙)。ちなみに使っているお皿も二人が結婚式で使ったときのお皿を特別もらったものだそうだ。30年以上も使っているなんて・・・

かなりおなかが満たされていたのだが、このあとチーズ各種も出た。オランダではメインとデザートのあいだにチーズを出すことが多いようだ。そしておまちかねのデザート。

クリスマスでレシピを学び、調子に乗ってまた作った(笑)アップルケーキはわたしからKimさんへの差し入れ。結構好評で、最後はほかの二人にも持ち帰ってもらえた。

最後にコーヒーを。プラス、コアントローなどのビターオレンジの甘酒もあわせた。皆でいろんな味を試しながら飲むとまた美味しい。そして最後に、「すこし遅めのクリスマスプレゼント!」といってもらったのはチョコレートとロゼワイン!おまけに前菜のサーモンとソースまでもらった。袋にいっぱいのお土産。ああ、祖母の家へ行った際の、帰りぎわを思い出す・・・

Kimさんは今年に入ってから、じつは体調があまりよくなかったのだが、元気そうな彼女に会えて、とても嬉しかった。笑顔が戻ってよかった。Kimさん夫婦もしばらくご両親の実家のもとへ帰国するようで、当分会えなくなるのは寂しいが、また来年も一緒にいられますように。

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皆様、本年は遊びに来てくださりありがとうございました。お世話になりました。また来年も(のんびりと)続けていきたく思います。よい年越しを!Ik wens u een prettige nieuwjaar! Doei!

Dikke xoxo nijntje


Roast Chicken in Kerstdag

2005-12-26 09:24:53 | Ams. 食事

ヨーロッパのクリスマスは24日がクリスマスイブで、25,26日は祝日となる。25日はなにか家でゆっくりクリスマスディナーを作ろう、と決めていた。料理の担当は、satotje:ローストチキン nijntje:アップルケーキ。23日仕事を終え、買い物のためマーケットへ行ったら、あちこちの肉屋でこれらが出回っていた↓

丸焼き用のターキーにチキン!!2kgから出ているが、いつもお世話になっている肉屋のお兄さん、ババックさんから、「これは新鮮でお勧め!」とわざわざまるごとチキンを出してきてもらったので、そのまま勢いに乗って買ってしまった Prettige Kerstdagen!

そして25日の朝。丸ごとローストチキンは焼くのも食べるのもまったく初めてだったので、さてうまくいくものかな、と心配だった。天気のよい今日はクリスマス。きっとすべてうまくいくさ。

先にケーキを焼き終えたわたし。焼き始めたころに、satotjeが、まるごとチキンのパックを開封しはじめた。中の処理はすでになされているので、あとは具をたっぷり入れるだけ。具の中身は、玉ねぎ、にんじん、マッシュルームなどのきのこ類をみじん切りにして炒め、最後に卵をからめた。それを鳥の肛門部分から入れる。(ひいい、かなりグロテスク・・・)

最後はこうしてタコ糸でしっかり形をつくる。オリーブオイルをたっぷり塗って、さあオーブンに入れて約1時間少々、じっくり焼きましょう 出来上がりはこんな感じ!

まずはチューリップからいただきます♪ どんどんくずしていこう。胸肉から骨をよけながら切っていく。

中で眠っていた野菜がぼろぼろ出てきた!卵がうまくとろみがついた感じに仕上がってとても美味しい。

 これをうまく食べられるか。悪戦苦闘するわたしたち・・・。最後は骨から身の部分だけをきれいに取れたけれど、もともと4人分はあるこの2kgのチキン。それでも2人で半分は食べたね(笑)。来年は友達も呼んでパーティーだ!!

 

チキンのあとは、アップルケーキ。じつは先日、お菓子作りセット(ミキサーやふるい、量りなど)をまとめて購入したのだ来蘭初のお菓子作りです!

ほんとうはアップルパイにしたかったのだが、どうしてかパイ生地がスーパーで見つからず、ケーキ風にしてみた。りんご2個分を乗せた下の生地には、クランベリーとレーズン、アーモンドスライスを入れ、最後にシナモンをたっぷり。焼き上がりには、アマレット(杏のリキュール)とアプリコットのジャムを混ぜて塗り、光沢をつける。最後にアイスを添えた。

これからも、アムステルダムのマーケット事情のご紹介をまじえながら、お菓子作りに挑戦していきますね♪ 


Kerstdag's avond

2005-12-26 01:01:07 | Ams. できごと

23日の夜は、韓国人で、同じオランダ語の学校に通っていた友人、Michaさんが韓国料理をもてなしてくれる、というので彼女のお家へ遊びに行くことに。

Michaさんの彼氏とその友人Niels、同じクラスだったShihoさん、そしてsatotjeとわたし。韓国料理は大好きなのでとても楽しみにしていたのだが、本当に美味しかった!アムステルダム西には韓国食材を扱ったスーパーもあり、Michaさんはよく利用しているよう。身長200cm以上ある(!)男性お二人はよく食べる食べる・・・!(トミオさんも顔負けですわ) 彼女は2月にお子様をご出産のご予定 わたしたちからは、無事のご出産を願ってベビー服をプレゼントした。喜んでもらえたかな。

 

satotjeとのクリスマスイブも、今年ではやくも3回目を迎え・・・去年はロマンチックにパリで過ごしたが、今年は地味にオランダでのんびりした。パリに比べるとアムステルダムのクリスマスはなんて質素なんだ!(涙)

イブの夜はアムステルダムにあるちょっとオシャレなレストランに連れて行ってもらった。FIFTEENというモダンなデザインのレストラン。以前コンシェルジュから勧められていたので一度行って見よう、と。

レストランにははじめにウェイティングバーなるものがあって、ここで店員さんに案内をうけるまで食前酒を楽しむ。

料理の内容は、ジェイミー・オリバーのレシピをもとにしているようだ。この日はクリスマスディナーコースを予約していたのだが、全部で5品。メインのラム肉の赤ワイン煮込みがめちゃとろける~!(写真はこれ↓しか取れなかった・・・)

このレストランは全部で150席ほどあり、パーティー会場などとしても使われるようだ。ただ、このレストランはIJ湾に近く、周りには閑静な住宅街。ほんとうに静かなところだった。そのレストランのすぐそばに架かる橋から見えたライトアップは、アムステルダムらしいオレンジの街灯が綺麗に連なって見えた。satotje、dank je wel voor uitnodigen!


Christmas Illumination vol.2

2005-12-26 01:01:01 | Ams. できごと

クリスマスまじかの運河沿い。あまりクリスマスらしいライトアップは見かけなかったが、この時期はそれでも運河が幻想的に見える。

先日ひとりでまちをぶらぶら、買い物中にたくさん見つけたこんなイルミネーションたち。

このあたりは小さなブティックがたくさん集まるオシャレな町並み。運河と運河のあいだにあるかわいらしい商店街である。

その通りにある一軒のパン屋さん。シュトレーンを買おうと寄ってみた。ウィンドーケースには、かわいいケーキがずらり!!

アムステルダムで一番にぎわうショッピング通り、Kalverstraat。このあたりではクリスマス前からバーゲンがはじまる。

一本西へ行くと、オシャレで高級なレストランが立ち並ぶSpuistraat。ちなみに、これらの電飾、すべて斜めに傾いている。オランダだからなんでもオッケー、気にしない(笑)

どうして「9」なのか・・・いまだ謎。このあたりも小さなカフェがあちこちに。4時を過ぎると、帰宅ラッシュとなり、自転車に引かれそうになる。

ダッチハウスも、「クリスマスのイルミネーションを楽しむ」飾り窓がならぶ。こうして人に部屋の中を見てもらうことを楽しむオランダ人である。


クリスマス前にこれは買うべきか。

2005-12-22 08:13:18 | Ams. 花

アムステルダムのクリスマスといえば、世界中どこにも負けないだろうと思えるのが、やはりお花屋さん。12月にはいってからもみの木をはじめ、ポインセチアを代表するクリスマスにふさわしい花や飾りものがどんどん店頭に出る。

店員さんもサンタクロースの格好をしたり。

おおきなクリスマスツリーを飾った斬新なお花屋さんがあったり。もう、とにかくフラワーショップの前を通るたびになかに入っては目で鑑賞して楽しんでいる毎日。

じつはわたし、これは日本人であれば、買うべきなん?、と、自問しては笑いながら日々眺めているものがある。それは、これ↓

Heel mooi, he? もみの葉や松ぼっくり、ロングキャンドルを使った、クリスマスにふさわしいデコレーション。

お店によってデザインがさまざまなのが面白い。でもこれって・・・

門松に似てない?(笑)↓

門松という言葉が出てきたのに、これにはどんな意味があるのか知らない。気になって調べてみたら、歳神(としがみ)の依代(よりしろ)とされ、歳神が安息する場所であり、神霊が降りてくるときの目標物とされていたという。この歳神は「お正月さま」「若年さま」「歳徳神」とも呼ばれ、正月に家々に迎え入れられる神のことをいう、のだそうだ。第二次大戦後は、使用している竹などの資源保護のため、門松を飾る家も少ないようだ。

 このデコレーションが定番化しているのか、アムステルダムのどのお花屋さんに行っても見つけることができる。本来は日本では年末28日から年始にかけて飾るものらしいが、オランダのこれらは、ひょっとしてクリスマスが終わる頃には下げられてしまうのではないか・・・すこし早めにオランダ版門松を買って入口に飾っておこうか。