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飲み屋のオヤジのひとりごと

金沢の居酒屋のオヤジが近江町市場のことや料理。ちょっときずいたことなどを書いていきます

明日に続く今日

2007-04-26 01:41:37 | 料理人の雑感

ブログごぶさたです。
歓迎会のピークを迎えています。
調理場に、1人欠員が出たことでバタバタしていて、なかなかパソコンに向かう時間がありません。
一緒に仕事をしているスタッフ・パートナーも皆かなり疲れています。

「一九亭」という割烹店をかって営業していました。
ある事情で閉店することになりましたが、その後半年ほど無職の状態がありました。
自分の意志では如何しようもない状況でした。

女房殿が仕事をして帰ってくると「お疲れ様」・・
虚ろな挨拶でした。

「パソコン教室に通おうと思うんだけど」
「いいんじゃない」
女房殿に弁当を作ってもらってパソコン教室に通いました。(あまり身についてはいませんが)一生に1度の愛妻弁当かな・・

半年ほどして「もう一度借金をすることになるけど店をしたい」
「いいんじゃない」

「座・いっく」の開店です。

自分がしたい仕事ができない辛さ・・
それを考えると、今どんなにシンドくても明日に続く今日があります。

「仕事がどんなにつらくても、1日だけなら誰でもできる。これこそが人生の秘訣」
(Dカーネギー)

さあ!!頑張ろう

あと、何年現役で頑張れるかな・・
意地がどこまで維持できるかな・・なんて・・




お天気に誘われて

2007-02-22 16:20:40 | 料理人の雑感
朝から青空がいっぱいに広がる暖かな日和です。

市場の方も蟹と一緒に、「底引き物」が豊富に入荷しています。
鰈・細魚・鯛・太刀魚・ゲンゲ・・・気候にせいかどれも美味しく見えます。
七尾から入荷していた7kgの「鰤」、卸した切り身の色艶に惑わされてツイツイ要らぬ買い物をしてしまいました。

天気が良いと「光合成」のおかげ?でどうも脳内の「セロトニン」が活発に働き、活動的になってしまうのでしょうか。
太陽の恵みを受けて生きている地球上の生物、勿論人間も本能的に晴れの日には浮き浮きしてしまうのです・・・

明日になって「むだなかいものをしなければ・・」と悔やまないように沢山のお客様が来てくださることを期して、サア ガンバッカ!!

披露宴食べ残し22.5%

2007-02-06 01:38:10 | 料理人の雑感
先日の日経流通新聞に「披露宴食べ残し22.5%」と言う記事がありました。
『農林水産省が発表した2006年食品ロス統計調査によると、食堂・レストランでの食べ残し割合は3.1%とほぼ前年並みだが、披露宴や宴会などの食べ残しが目立った。』

私の店でも、「飲み放題」プランというのをしています。
時には、飲みさしのビールや日本酒が沢山出るときがあります。
「飲めないのなら注文するなよ」ツイツイ呟いてしまいます。
そんな宴会に限って、料理も沢山残ってきます。

「いただきます」とは、命を頂くこと・・そんな言葉を持っていた民族がその言葉を忘れかけているのでしょうか?

残ってきた料理はなるべく摘んでみることにしています。
「美味しくなかったのか」とても気になりますから・・
その料理がゴミ箱に入っていくとき、料理を作られている主婦の方には良く解る気持ちだと思いますが、なんともやりきれません。

「宴会料理」はそんなもの、と言ってしまえばそれまでなのですが・・

千の風になって

2007-01-18 15:28:44 | 料理人の雑感
最近、店の有線放送から「千の風になって」の曲が流れてきます。
何度聴いても聴き飽きません。

先ほど、ある方のブログから倉元真弓さんのブログにたどり着きました。http://black.ap.teacup.com/lwjd/213.html
ちょっと詩を拝借します。
♪私のお墓の前で 泣かないで下さい
 そこに私はいません 眠ってなんかいません
 千の風に 千の風になって 
 あの大きな空を吹き渡っています

 秋には光になって 畑に降り注ぐ
 冬はダイヤのような きらめく雪になり
 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
 夜は星になって あなたを見守る

 私のお墓の前で 泣かないで下さい
 そこに私はいません 死んでなんかいません
 千の風に 千の風になって 
 あの大きな空を吹き渡っています

 千の風に 千の風になって 
 あの大きな空を吹き渡っています

 あの大きな空を吹き渡っています

原作者は、メアリー・フライというアメリカの女性のようです。
ヒットラー政権下に残してきた、年老いた母親を想い神経を患った友人のために、メアリーが、贈った詩だそうです。
日本語訳詩は、新井 満さんという方です。






ありがとう

2007-01-16 15:01:05 | 料理人の雑感

昨日、去年まで店で働いてくれていた中国からの留学生が、メールを送ってくれました。

彼女のご主人がまだ金沢の学校に通っているので、この正月金沢に帰って?来ていたのです。
正月の5日の日、店に来てくれたのですが店内の慌しさから2時間ほど、冬の寒空の中店の前でウロウロしていたようです
私が、用事で2階へ上がるため、外に出ると「マスター」と声がしたような気がして辺りを窺うと隅の方に佇んでいました。
「○○ちゃんか」
「はい」
「中入るまっし」
「いえ忙しそうですから・・」
「何ゆうとるがいね、早く早く」
と、背中を押して店内に。
懐かしい顔に皆大喜びです。

そろそろ1段落したところだったので、いろいろ皆でおしゃべり。

「明日忙しいので、仕事していかない?」
と女房殿のお誘いを快く引き受けてくれました。

当日、スタッフの一人が急にお休み。開店と同時にお客様が入りだし、気がつけば満席状態。てんやわんやの1日でした。彼女もすっかり疲れたと思います。

そんな彼女からのメールには「金沢へ行ったとき皆さんと会ってうれしかったです。」
との言葉
こちらこそ、「久し振りに一緒に仕事できて楽しかったです。そして助けてくれて有難う。金沢は、あなたの第二の故郷です、いつでもお越しください。」