飲み屋のオヤジのひとりごと

金沢の居酒屋のオヤジが近江町市場のことや料理。ちょっときずいたことなどを書いていきます

ハバネロ

2006-07-26 15:27:45 | グルメ

昨日は雨上がりの気持ちの良い天気でした。
今日も青空が見える気持ちの良い天気なのですが・・・
ちょっと、暑い!!
勝手なものです、2日前までは「晴れてくれ」と願っていたのに、晴れると今度は「暑い」
人間の欲はとどまりません。

市場で、変わったものを見つけました



ハバネロです。
ナス目ナス科トウガラシ属ハバネロ
世界一辛いトウガラシです。
20,000~30,000スコヴィル(辛さの単位)。
タバスコの10倍の辛さだそうです
見たところ、可愛い小さなピーマンですが・・
オレンジ色のちょっとフルーティな香りさえ漂わせています。
曲者です!!!
1mm角くらいに切って口に入れてみました。
最初はチョット甘みを感じましたがその後、辛味が舌を刺します。
飛び上がって叫びたい?
表情は、まさに「ムンク」の叫びです!!
辛くて舌を舐めると、今度は唇にその辛味がついてしまい唇が赤く腫れてきます。
曲者に触った手で鼻を触ったから鼻もヒリヒリします。

30分ほど経てようやく炎症が治まりました。
幸いにも、あの手でトイレに行かなかったのがせめてもですかな。

アルバイトの中国人の男の子が、これを食べたらどんなリアクションをするだろうかと考えました。
その子の出勤をワクワク?しながら待ちました。
「おはようございます」
来ましたきました・・・

「これチョット食べてみて」
自分が食べた分の3倍ほどの量を渡しました。

「これ美味しいよ」

「なぬう」
言葉が出ません。
「にんげんじゃあ~ねぇ」

世界は広い!!!!


この雨で・・

2006-07-25 16:01:10 | 市場のようす
梅雨の合間の束の間の青空。
ホッとします。「暫く雨止んでくれよな!」空に向かって叫びそうです。

この雨で、野菜物が値上がりしてきました。
胡瓜がナント昨日の1.7倍の値段がついていました。
レタス類や、青菜なども今朝の卸値はかなり高かったようです。
この週末にかけて、ジリジリ値が上がるのではないでしょうか。
水に当たった野菜は、傷みも早いですから大量に買いだめと言うこともできないでしょうし・・・・
それ以上に、農家の方々は、夏から秋にかけてのj収穫時期がとても気がかりでしょうね。
早く、梅雨明けしてほしいものです。

土用丑の日

2006-07-22 14:38:56 | 市場のようす

明日は、土用丑の日。

(土用とは土旺用事の略で、五行説による季節の割り振りで四季に配当(冬:水、春:木、夏:火、秋:金)されなかった「土」の支配する時期として各季節の末18日ないし19日間を指すもの。現在は夏土用のみを土用と言うことが多い。)

今年は7月20土用の入りで、8月7日土用明けだそうです。
今年は、土用丑の日7月23日と、8月の4日の二回あるのですね。
土用丑の日に「鰻を食べる」というのは、平賀源内が暑い夏場に鰻が売れないで困っている鰻やさんのために、「本日丑の日」と書いた広告を出してあげたことから・・と言うのが有名ですが、肉食のなかったこの時代、牛を食べることも出来ないので「う」のつく鰻を食べたと言う説もあるようです。

明日が土用丑の日とあって、今日は市場の鰻屋さんの前には長蛇の列が出来ていました。明日も、市場はお休みですが鰻屋さんには長蛇の列が出来ていることでしょうね・・・・・・チョットうらやましい話ではありますが・・・

昨日に帰りがけ、市場を通ると珍しく煌々と灯りをつけたお店がありました。
殆ど徹夜の仕事だったのかもしれません。
ご苦労様です!!!


シャコ

2006-07-21 15:20:58 | 食材
シャコについて調べてみました。

甲殻網口脚目シャコ科
味もエビと異なり、エビ(十脚目)とは「目」のレベルで異なる。体長2cmの小型種から30cmを超える大型種(尻太シャコ・深海尻太シャコ・トラフシャコ)まで約450種が知られている。オスは最後の第8胸脚部の付け根に長い生殖脚がある。五対の腹肢にはエラが発達しているので、エビやカ二類のように卵を抱く事は出来ない。)(旬まがより)

茹でると、紫褐色になり、その色が石楠花(シャクナゲ)に似ているところからシャクナギと呼ばれ、なまってシャコとなったそうです。
蟹や海老と同じように、脱皮を繰り返して成長します。そのため、自分の身を消化する自己消化酵素というものを持っています。
身の活きているうちに加熱処理をしてしまわないと身が溶けて(薄くなる)しまいます。
浜で、ボイルしてパック詰めにしてしまうのは正解なのかもしれません。


シャコ

2006-07-20 15:03:05 | グルメ

久々の晴れ間に、ホッとしたのも束の間また暗くどんよりした空が舞い戻ってきました。
大雨や、中国の台風。そして津波の被害・・・
最近多いですね。

4・5年前まで、6月には入ると七尾湾から生きた蝦蛄が近江町市場に入荷していましたが、最近は姿を見なくなりました。
残念ながら、石川県では「シャコ」の人気がなかったようです
今は、きれいにパック詰めされたものが週に何度か入荷しているようです。
七尾のシャコは、現在では殆どが関西の方へ出荷されているようです
四国辺りへ行くと、釜茹でのシャコをマイ鋏でチョキチョキ切ってたべるそうですが・・  
子持ちの蝦蛄は美味しいのですがね・・・
昨日、コースのお客さんに出したところ大好評でした。

七尾のシャコ・・地元の美味しいものをもう一度見直していただきたいのですが・・