N2 ToolBox(跡地)

跡地です。引っ越しました。http://d.hatena.ne.jp/nosen

UML Forum 2005

2005-04-26 21:07:14 | その他
行って来ました。明日も行きます。

ずっとSoftware FactoriesもしくはMDAの話を聞いていました。
SoftwareFactory陣営とMDA陣営の話は、いくら聞いてもどうも
噛み合ってないような気がしました。
SoftwareFactoryとMDAは同じだと言う人は、"モデル"とか"ドメイン"
とかの一般的な言葉のニュアンスにおいて、実は微妙に両者を区別
して考えているように感じるし、違う、という人も違いを強調しつつも
結局は同じことを言っているように感じました。

なにかみんな少し感情的になっているのかもしれません。
このような議論自体にはあまり意味はなくて、結局は使えるツールを先に
だした方が勝ちなのでしょう。そういう意味で言うとマイクロソフトは
一歩先んじていると言えるのでしょうか。マイクロソフトがある分野
において最初にリリースしたソフトウェアほど信用できないものは
ないので、そうではないのかもしれませんが。

私はSoftware Factoriesの考え方はよく理解できるし、共感もできます。
"Domain Specific Language"の"Domain"が何なのかは具体的で明確だし、
ソフトウェア開発の全体のなかでDSLをどう使って行きたいのかも
イメージが伝わります。

それに対して、少なく私の理解している範囲では、MDAで"モデル駆動"
といったときの"モデル"とは何なのかは、よく理解できていません。
MOFというインフラの上にいったいどんなモデルを乗せるのでしょうか?

なので、今のところはSoftware Factoriesの方が面白いと感じています。

DVDレビュー:恋の門

2005-04-26 01:29:21 | その他
久しぶりのエントリで、かつテクニカルな話題でなくて恐縮ですが、
週末に見たDVDの話です。去年公開されてた映画で、
なんの気なしにレンタルして見たのですが、
これが相当ツボにはまってしまった。基本的にはラブコメなのですが、
その笑いのセンスはかなりねじれていて、その場で大爆笑、
というよりはあとからちょっと思いだし笑いをしてしまうような感じ。
今日も職場で思いだし笑いを堪えるのに必死でした。

絶対映画館で見るよりDVDで見るべき映画だと思います。
何しろすごい短いカットのなかにいろんなネタが詰め込まれて
いますから。ある意味とても漫画的な映画です。
絶対に1回流してみただけではわからない。
僕はレンタルで2回見た上、DVDを購入しようかと
検討しています。めったにないことですよ、これは。
2回目に視たときなど、DVDを一時停止して
、主人公(松田龍平)の「石の漫画」をじっくりみてしまった位です。
(これがまた笑える)

脚本が良いですね。原作がそうなのか、松尾スズキのセンスなのか
は分かりませんが、日常会話的にあり得ない台詞が、
僕的にはかなり好きです。
一人一人のキャラクターの一つ一つの台詞が、いちいちおかしい。
またそれを演じる役者さんが、みんな芸達者なのです。
ヒロインの酒井若菜の芝居が意外にうまかったのが意外でした。
木更津キャッツアイとかより断然よい。

決して万人向けではないですが、僕的にはお勧めです。
おそらくB級お笑い映画好きにはたまらない作品でしょう。
濡れ場も多いので、女性に薦めるときはご注意を。

元ネタが分かるときっともっとたのしめるんだろうなぁ。