N2 ToolBox(跡地)

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カーネル2.6 & ALSA

2005-05-24 01:55:02 | オープンソース
またまた御無沙汰してしまいました。
一旦糸がとぎれると復活するのにひどく時間がかかりますね。。

GW中の話なのですが、どこに出かけるのでもなく、ひたすら自宅のPC周りの環境を整える作業を
していました。りっぱなオタクですね。
モニタを買い替え、CPUをPentium4に乗せ換えたらめちゃくちゃ快適な環境になりました。
その勢いで、ついでにカーネルを2.6系に入れ換えてみました。
元はサウンドカードのドライバをALSAにしよう、というところから始まったのですが、
どうせだったら、最初からALSAが統合されているカーネル2.6に入れ換えてしまえ、という
のがそもそもの動機です。

カーネル2.6の導入自体はDebian標準の手順にしたがってやったら順調すぎる位
何もトラブルなく完了してしまいました。

alsaの方は2点ほど引っかかったポイントがありました。

1点目は、"alsaconf"というコマンドを実行しなければいけない、ということがわからなかった
ことです。

2点目は、2.6から導入されたらしいudevという、デバイスファイルを必要に応じて動的に生成
する仕掛けについて全くなにも知らなかった、ということです。
動的に生成されるので、一般ユーザがサウンド関連のデバイスファイルの
読み書きできるようにコマンドラインからデバイスファイルの
パーミッションを変更しても、再起動するとまたもとのもくあみになって、しまう
というところに時間がかかりました。わかってしまえば答えは簡単で、
/etc/udev/permissions.rulesというそのまんまの名前のファイルにデバイスファイルの
パーミッションを設定するようになっていて、ここを適当に書き換えれば良い、という
ことでした。

理解してしまうとudevというのはなかなか便利だし、わかりやすい仕掛けです。