設計書なり、マニュアルなり、正式に納品するドキュメントを記述するフォーマットの王者は言うまでもなくMS-WORDだと思います。今日は、でもホントにMS-WORDがベストの選択肢なのか?ということについて考えてみたいと思います。
文書を作成するということに関してMS-WORDほど多機能で使いやすい製品は他にないでしょう。
しかし、MS-WORDが得意なのはあくまでも紙に印刷することを目的にした文書の作成です。
WORDで書かれた文書をディスプレイ上で読むのは、意外にしんどい作業です。文書のサイズが
大きければ大きい程つらくなってきます。
同じ内容でMS-WORDとHTMLの2つの形式でドキュメントが提供されている時、人はどちらを選択するで
しょうか?僕なら迷わずHTMLを選択しますね。同じ選択をする人は多いのではないかと思います。
後で手軽に閲覧することを考えたらHTMLの方が使い勝手が良いにも関わらず、MS-WORDが選ばれる理由の一つには、人間には作成したドキュメントを紙出ししたいという根源的な欲求があるということが挙げられる思います。
せっかく作成したドキュメントですから、きれいに印刷して、分厚いキングファイルに閉じて、背表紙をつけて、机の上に並べて、「ああ仕事したなぁ、オレ」という満足感に浸りたい。それは人の情というものでしょう。しかし、その満足感はあくまでも自己満足に過ぎないことに注意が必要です。そのように作成された文書の多くは2度と人の目に触れることなく死蔵されていくことになるのです。それはもはや文書のための文書であり、人と人とのコミュニケーションを助けるという本来の目的を果たしていません。文書はもっと「読まれること」を意識して作成される必要があります。
そうは言ってもいきなりHTMLで文書を書く事には無理があります。HTMLにはWORDと裏腹に「書きづらい」という欠点があるからです。
なので、文書を書く直接のフォーマットとしてはWikiライクな形式を採用するのが良いのではないかと思っています。Wiki形式を一旦XMLに落として、そこからXSLTでHTMLに変換すれば、XMLからPDFやRTFなど他の形式に変換することが出来てよさそうな気がします。
そこで先日ちょっと紹介したAPTが登場します。APTはWikiライクなフォーマットのテキストファイルをDocBook XML形式に変換できるので、そこからは努力次第でどうにでも好きな形式に変換できます。
変換にCocoonなどを使うとさらにスマートでかっこよくなるのではないでしょうか。
文書を作成するということに関してMS-WORDほど多機能で使いやすい製品は他にないでしょう。
しかし、MS-WORDが得意なのはあくまでも紙に印刷することを目的にした文書の作成です。
WORDで書かれた文書をディスプレイ上で読むのは、意外にしんどい作業です。文書のサイズが
大きければ大きい程つらくなってきます。
同じ内容でMS-WORDとHTMLの2つの形式でドキュメントが提供されている時、人はどちらを選択するで
しょうか?僕なら迷わずHTMLを選択しますね。同じ選択をする人は多いのではないかと思います。
後で手軽に閲覧することを考えたらHTMLの方が使い勝手が良いにも関わらず、MS-WORDが選ばれる理由の一つには、人間には作成したドキュメントを紙出ししたいという根源的な欲求があるということが挙げられる思います。
せっかく作成したドキュメントですから、きれいに印刷して、分厚いキングファイルに閉じて、背表紙をつけて、机の上に並べて、「ああ仕事したなぁ、オレ」という満足感に浸りたい。それは人の情というものでしょう。しかし、その満足感はあくまでも自己満足に過ぎないことに注意が必要です。そのように作成された文書の多くは2度と人の目に触れることなく死蔵されていくことになるのです。それはもはや文書のための文書であり、人と人とのコミュニケーションを助けるという本来の目的を果たしていません。文書はもっと「読まれること」を意識して作成される必要があります。
そうは言ってもいきなりHTMLで文書を書く事には無理があります。HTMLにはWORDと裏腹に「書きづらい」という欠点があるからです。
なので、文書を書く直接のフォーマットとしてはWikiライクな形式を採用するのが良いのではないかと思っています。Wiki形式を一旦XMLに落として、そこからXSLTでHTMLに変換すれば、XMLからPDFやRTFなど他の形式に変換することが出来てよさそうな気がします。
そこで先日ちょっと紹介したAPTが登場します。APTはWikiライクなフォーマットのテキストファイルをDocBook XML形式に変換できるので、そこからは努力次第でどうにでも好きな形式に変換できます。
変換にCocoonなどを使うとさらにスマートでかっこよくなるのではないでしょうか。