今日の一貫

宮城県の富県戦略は、自動車産業と観光のミックスだが、村井富県戦略のコンセプトはこれでいいのか?

昨年宮城県知事になった村井さん、富県戦略を打ち出した。
これはすばらしいこと。
GDPを増加させない地域分権政策はあり得ない。
成熟社会を反映して、理念的な政策を打ち出す、確信は知事もいるが、理念は、経済との関連がなければ無意味というのは、小泉構造改革が示したこと。
そぷした意味では村井さんの富県戦略は評価されるもの。

その内容は、自動車産業の誘致と、観光だという。さらに物産を輸出することという、三本柱。

どうも心許ない。
産業政策の根本は、産業集積にある。
創造の気風を作ること、ある意味文化革命なのだ。
それは情報戦略と表裏一体でなければならないはず。情報発信戦略と乖離した産業政策は実はあり得ない。

観光にしろ、製造業にしろ、自立的な行動を作り上げなければならないが、その根幹は、情報戦略、イメージ戦略にあることはいうまでもない。それが結局は産業集積のベースとなる。

どうもその情報戦略が見えない。表層的な感じがして不安だ。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「地域・地方 経営・起業」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事