今日の一貫

日本経済、スタグフレーションの危機か?

G7が終わった。
しかし何の変化はない。
市場に対するメッセージもなかった。

普通なら、少しはいい経済指標が出ても良いはず。
聞こえてくるのは、物価高。

まずガソリン、石油。
ついで飼料。
さらには小麦粉。
食品の値上げが続いている。

また労働分配率を云々する前に、景気が傾きはじめた。
格差はなお一層拡大する気配が、、。

労賃は上がらない。
頼みは団塊世代の消費をきっかけとする個人消費の拡大。
しかし年金をもらえるまで、後5-7年。
年金がこんな状態では不安だろう。
支出するはずがない。

この状況、もしかしてスタグフレーションか?

Wikipediaの定義は次の通り。
スタグフレーション(stagflation)は、経済現象の一つ。stagnation(停滞)、inflation(インフレーション)の合成語で、経済活動の停滞(不況)と物価の持続的な上昇が共存する状態を指す。経済のダイナミズムから見れば、スタグフレーションは、経済上の資源を過剰に使用して経済成長した場合に、バランスをとるために発生する。
発生のメカニズムは、
何らかの外的ショック(たとえば原油価格の高騰)によりコストが増大する。
利益を圧迫された企業は生産調整を図る。
需要が旧来のトレンドを描く中で、供給が減少するため物価上昇が加速する。
物価上昇が加速することで需要量が減少し供給とマッチする。
通常の景況悪化と違い、需要よりも先に供給能力が低下(そのために物価が上昇しても供給の増大によって対処しえない)することが特徴である。
そのため、通常の景況悪化=「物価下落と不況」ではなく、スタグフレーション=「物価上昇と不況」ということになる。
どちらにしても、需給がバランスへむかうプロセスであることは変わらない。
また、スタグフレーションが発生するとフィリップス曲線は右上がりとなる。

これはますます、オイルショックの頃の対応をしなければならなくなるかも。
小泉か企画と同様の、円高ドル安、企業の合理化による生産性の強化、、ますます格差は広がる。

これ福田政権の失敗か?

また、小泉政権の三位一体改革、、検証の要あり。この政策失敗だったのではないか?
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