伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

4月8日には愛媛県議選

2007-04-03 19:35:03 | 新聞報道
 原発現地に近い八幡浜市・西宇和郡の新人候補として、「福岡英二」氏がプルサーマル反対を述べて支持を訴えています。(南海日日新聞より)

あとは、プルサーマル反対派としては、これまで何度も紹介してきた現職の阿部悦子氏、佐々木泉氏(いずれも松山市・上浮穴郡選挙区)だけか、あるいはそれに社民党の新人の野口氏あたりが加わるくらいでしょうか?(社民党は加戸県政の与党に回っていますが)

 とはいえ、愛媛県議会選挙ではなんと、選挙公報が出されていません。いかに政策論争が疎かにされているかの証明とは言えます。
 このことひとつをとっても、県政与党はおよそ支持するに足りません。
 
 とはいえ、実際は土下座をしてお願いをする候補者に、頼まれたからと気前よく1票を入れたり、どうせなにも変わらないとうそぶいて票を捨てる「無投票」派のせいで、ますます事態は悪くなる方向に進んでしまうのだろうと思います。

 そうではない選択をしたい、と思われる方のために、以下、4氏の「私の公約」を、愛媛新聞4月2日の記事より転載しておきます。

松山市・上浮穴郡選挙区
野口仁
「地方自治の本旨「社会福祉の増進」を基本に高齢者や障害者、女性などだれもが安心して暮らせる社会保障制度の拡充。雇用の拡大と労働・所得格差の是正。個性豊かな教育、いじめ対策充実。農林水産業の振興。プルサーマル計画見直し。」

阿部悦子
「地域自給の環境保全型農業、脱原発、脱温暖化、憲法九条改悪反対、格差社会のさまざまなひずみを正すことなど、みどり・共生・平和な社会を求める県民の声を県政に反映させるため県内外の現場を回り市民とともに行政のチェックをします。」

佐々木泉
「県民の生活難解決が私の一番の目標です。県民税や介護保険料引き下げ▽年金増額▽正規雇用をふやす▽最低賃金を時給千円に▽小学校入学まで病院代無料化▽原発ゴミの県内処分ストップ。以上、総与党化県議会の野党としてがんばります。」

八幡浜市・西宇和郡選挙区
福岡英二
「四国電力が進めるプルサーマル計画は限りなく危険です。今回の選挙が唯一プルサーマルに対する意思表示の機会です。あなたの意思を素直に示してください。不安と危険、被害はあなたや子供たちにかかります。プルサーマルに反対です。」
ここまで。

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1 コメント

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Unknown (伊方No Plu田丸)
2007-04-09 07:20:43
まずは結果だけ紹介しておきます。

松山市・上浮穴郡選挙区の3名は当選。
八幡浜市・西宇和郡選挙区の福岡氏は落選でした。
 福岡氏がどんな人かは知りませんが、公約のすべてがプルサーマル反対で、しかも惨敗という悪い結果が残ってしまったのは良くないと言うべきかと思います。

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