へなちょこデジタル日記

貧乏怖いものなし

Mitchell 300X Gold

2009年05月19日 22時33分22秒 | フィッシング
 
最近ご無沙汰なSWルアーFその他用リールの点検中。
以前も紹介しましたがわたしのSW用メインリールはMitchell 300X Goldというちょーマイナーなリールで御座います。いつもの通り2台体制で使用中。
釣り場じゃまず見かけることのないおフランスな舶来リール(中国製)を使っております。



名前の通りの黄金カラーに10Bベアリング・マシンカットネジ込み式ハンドルとスペックだけなら一見目ゴージャスなリールですがその実思いっきり見掛け倒しなリールです。
ボディはオール樹脂製で番手考えると比較的軽いのはよいのですが、その所為で強度全然無くデカイの掛かるとリールフット歪みます。それと樹脂の成型悪くバリも酷い。
また10Bベアリングと謳ってますがかなりボロイベアリング使ってるので当てになりません。回転自体はとりあえずスムーズですがガタが大きい。そして箱から出したばかりの新品なのにオイルがボディにベッタリなのはガッカリさせられました。ゴールドな表示もプリントとシールで見掛け倒しだし太陽光下でみるとゴールドって言うよりブロンズ色だし。定価1万5千円ほどのりールですが酷いもんです。

じゃあなんでそんなリール使ってるのかというと、1つはミッチェルクイックチェンジコンセプトにより、ドラグ設定を変えずにライン交換が可能という点。PEライン使用時にリーダーにキズが入ったりラインブレイクした際にリーダー結び直すより予め予備スプールに巻いといたものと交換する方が手返しがよく、またドラグ設定し直す手間も省けるのです。これは風の強い時や寒い時期に凄く楽。ただしこの機構の所為で肝心のドラグがボディの割には小サイズな為ドラグの効きがピーキーとちょっと本末転倒気味だったりします。でも食べごろサイズ(50~60)のシーバス位なら問題ないですがね。トルク無いけど・・・
そしてもう1つの利点はハイスピードギアだということ。最近はルアー用リールのハイギア化がトレンドみたいでスピニングもシマノのコンプレックスやソアレ30、フルーガーSUPREME-XT等ハイギアを謳ったリールが登場してますが300X Goldは既に6:2のギア比で巻き取り量90センチを設定していたのです。トルク無いけど・・・

この2点を買ってあえてこんなマニアックなリールを購入したのですがこれが意外と使えますよ。飛距離も国産2社の8割位は飛んでますしライントラブルは今まで無いですから。実際スプール交換のクイックさやハイギアによる糸ふけ取るのの速さとと手返しが早いのは実戦的。それとパッと見は確かにゴージャスですから釣りしない人には受けが良い(ルアーマンには変な目で見られますが)のと作り悪さの割りにデカイのがちゃんと揚げれたときの嬉しさは天ジャックのわたしにはいい感じ。二台持ってるのでスプール4個ですからラインを複数使い分けれますしね。

そんな感じで2年ほど使ってきましたが実は今現在買い替えを検討中だったりします。ただし今回は多少巻き取りスピード遅くても強度があって軽くて飛距離出てトルク有るの欲しいのでソアレ CI4かレアニウム CI4の4000番を1台と、プラスソアレBB30かSUPREME-XT2500をハイギア用として追加し2台体制にしようかなと考えてます。これならツインパワーmg1台の価格で2台揃えられ経済的。ただしこのセットだと予備スプール無いのが残念なのですが、一度シマノのスピニング(AR-C)を使ってみたいんですよね。SUPREME-XT2500は海用以外にバスでも使えるかなーと思いまして。




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