今回の、東日本大震災にあった人をテレビで見ていると、
避難所生活で先の見通しが立たないことで、不安で眠れないといった人たちがいます。
テレビでも評論家の人たちが、政府や自治体に「被災者のためにも、いち早く将来のビジョンを示す必要がある」って言ってます。
このことから、ふと、思ったのは、人間の幸せの一つに「先が見えること」っていうのがあると思いました。
先が見えるから、今の幸せが感じられるのだと思います。
明日、1ヵ月後、半年後、どうなっているかわからない状況では、安心して暮らすことができません。
今を楽しんでる場合じゃないです。
今回のような災害が起こると、見えていた将来が無くなるのだから、
幸せが一瞬でなくなるのと同じことです。
ものすごく悲しいし、絶望的なことだと思います。
「先が見えない不安」の対極にあるのが、「安定」だと思います。
だから、「貯金」とか「大企業への就職」とか「結婚」とか、、、安定に繋がると思われるものを人は求めるのかな。
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