ケータイ小説を読んでみた。
赤い糸
恋空
本は売れているようだけど、文学・・・とはいえない。
絵の無い漫画だと思う。
小説独特の表現や、情景、人物描写はほとんどなく、
ストーリのインパクトのみで話を進めていく感じ。
まぁ、一般の女子高生が書いているから、しょうがないんだけど・・・
大ヒットといえど、綿矢りさレベルではないな。
それにしても、ケータイ小説の題材って、なんで
レイプとかクスリとか中絶とか・・・って話題がお決まりのように出てくるんだろう。
ちょっと前にヒットしたDeepLoveもそんな話だったと記憶しているけど。
今の女子高生にとって、こういう話題ってフツーなのか?
レイプ、中絶、病気、死 + 恋愛 → 悲劇
ってちょっと短絡的すぎないか?
こうやって、女子高生文化を否定するようになってきたら、自分も年をとったなと思います。。
もうちょっと踏み込むと、ケータイ小説はタダで読めるのに、なぜ本が売れるのか?
(購入者における既読層と未読層の割合)
女子高生にはなぜ悲劇のストーリーがうけるのか?
などについて考えると、社会学的でおもしろいなーと思います。