ひとりごっつ!

日々の生活の中で、思わずこぼれるひとりごと、、、かき集めています。

あるある大辞典の社会的影響

2007-01-24 | マスメディア

あるある大辞典が納豆でやせる!という情報は捏造だった問題で、放送が打ち切りになりましたね。

 しかし、そもそもこの手の情報系番組にやらせはつきものだと思うんです。
だから、今回たまたまやらせが発覚したというよりは、今まで見て見ぬふりをしていた人たちが声を上げたといったところだろう。


では、なぜ今回は見て見ぬふりをされなかったか。それは“納豆”がなくなることの社会的影響によるものでしょう。

記憶に新しいところでは、以前あるあるが寒天を特集した時にも同じようなことがあった。
寒天がダイエットに効くと紹介されて、その後スーパーから寒天が姿を消す。。。
過去似たようなことは手を変え、品を変え他の番組でもありました。

ならば寒天と今回の納豆、何が違ったのか?


それは、納豆は日常的に食べてる人に与えた影響にある。

納豆品切れによって、全国の納豆のヘビーユーザーたちが迷惑を被ったのだ。

毎日食べていた納豆が買えない!高い!となると、ヘビーユーザーたちも怒る。
しかもその数は日本にかなり多いと思われる。


寒天がスーパーから消えても、困る人はそんなにいない。

買えなくて困るのは“番組を見た人だけ”という範囲を超え、
納豆という国民的常備食に手をつけてしまったところに、あるあるの失敗があったように思う。
身近な食材だけに反響は大きかったようですが。


テレビ番組は、視聴者が喜ぶような番組を作る→視聴者が増える(視聴率アップ)→スポンサーからお金が入る、で成り立っているのだから、視聴者を喜ばすための演出(やらせ)なんてどの番組でもある。

そして視聴者は、ある程度それを前提にテレビ(情報番組)を見るべき。

あるある大辞典を見てから納豆を食べて、「信じてたのに!」などと目くじらを立てている視聴者は、勉強が足りなさすぎ。

納豆自体は栄養的にも優れた食品だし、調査もすべてが嘘だったわけではない。
ただ、それを大げさ(視聴者が喜ぶ形)にしたことが問題になっているのだ。

やらせが発覚した経緯については詳しく報道されていませんが、きっと今回の納豆不足により迷惑を与えられた人たちの逆襲でしょうね。








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