アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(こんブ)の日常

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大荒れ

2020-07-27 08:23:08 | 日常
昨日は前日の予報だと
「曇り時々晴れ」となっていたんですが、
実際には

曇り空でスタートしたのち、
土砂降りの大雨。


昼頃にカラッと晴れて

きれいな青空が出たかと思えば
その後はまたしても大雨。


夕方ごろにやっと雨が上がった・・・かと思いきや、

雨雲レーダーを見るとすぐそばでは大雨が降ってまして
夜にはまた雷を伴う激しい雨模様となりました。

外出してなくてよかった〜。(^^;)

さて、今朝はNetflixにて『アンダー・ザ・シャドウ』という、
2016年のイギリス映画を見ました。
1980年代のテヘランが舞台のホラー映画なんですが、
その時代と場所が本作の重要なポイント。

イラン・イラク紛争で戦場に送られてしまった夫。
奥さんと幼い娘はアパートに住みつつ空襲警報に怯える日々を送っているのですが、
そんなアパートに大きなミサイルが激突。
幸い不発だったものの、その後この2人の周りで不可思議な現象が起こります・・・

得体の知れないものに襲われるホラー映画としても良くできている本作ですが、
では、その恐怖の正体とは何なのか?
そこを深読みするかしないか?で評価はガラリと変わると思います。

決して本作は、ただのお化け映画ではありません。
イランに住む女性がこの時代、どのような境遇に置かれていたのか?
その辺りの事情が序盤からしっかりと描かれているのを見れば、
本作が単なるお化け映画ではないなって、すぐにピンとくると思うんですけどね。
Netflixでは2017年のアニメ映画
『ブレッドウィナー/生きのびるために』も配信中です。
こっちの舞台はアフガニスタンなんだけど、本作同様に
「女性は肌を隠せ」が強要されている国で暮らす女性の苦しさ・辛さが描かれた傑作映画です。
(こちらはさらに理不尽極まりない世界です・・・。)
また、『ペルセポリス イランの少女マルジ』という
グラフィックノベル(マンガ)も、同時期を生きた作者の実体験が描かれています。
是非、ご覧になることをお薦めいたします。

しかしまぁ〜Yahoo!映画やeiga.comにおける『アンダー・ザ・シャドウ』の感想を見ると、
ナンジャコリャ?な文章があまりにも多くてがっかり。
最近は行間が読めない人が多いってよく聞くけど、
「夏目漱石著『我輩は猫である』を読みました。
ネコちゃんの愛らしさが伝わってこなくて期待はずれ〜。 星2つ」
なんて感想、
本気で書いちゃう人って案外多いのかもね。(^^;)