バンマスの独り言 (igakun-bass)

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昔のちょっといいドラマ

2011年08月03日 | ドラマやTV番組
歴史的な(ちょっとおおげさか?)アナログ放送からデジタル放送への転換。
7月24日。その日とその後の数日間は友人や知人、親戚などから何本かの電話やメールで「どうなってんの?」と聞かれた。

「25日になってもウチの(アナログ)テレビが映っているんだけどどうして?」

そのわけは、お宅のテレビは難視聴対策(高層ビルや建築物の電波障害に対する補償)や、もともとケーブルテレビの回線でテレビを視聴していたから、デジアナ変換というサービスを自動的に受けているんだよ、と答えたのだった。
平成15年3月まではお上の通達でケーブルテレビ会社は上記のサービスを提供しなけれなならなくて、それで、アナログテレビが依然として映るという現象が起きていたのだった。

な~んだ、焦る必要はなかったじゃないか!という声が聞こえるのも事実だ。
ケーブル回線でテレビを視聴してきた世帯が割合的には少ないと言えども、地デジキャンペーンでどれほど多くこの事を伝えていたかというと、はなはだ疑問が残る。

ケーブル会社も、新規デジタル契約を取ろうと躍起になる前に、このサービスをもっと広く紹介する責務があったのではないだろうか?


さて、地デジ化が現実のものになると、ウチのアナログタイプの録画機(VTR)はVHSテープの再生機としての役割しかもたなくなった。録画機能は外部入力からの保存が主となる。
いきおい僕の家でも膨大な量のVHSを整理していくことになりそうだ。今後は録画をHDDなどに記録し、ブルーレイやDVDに保存する、というのが主流になるだろうから。

このところそんなVHSテープの整理整頓に追われている。
家には約1500本を超える大量のVHSテープがあった! それらを並べていた棚からコンテナボックスに移し、空き部屋に置いたら四畳半のスペースがほぼ埋まってしまった。

そして今はそれらから不要なものは(すでにDVDなどで持っている作品など)廃棄処分、今後ディスク化して保存していきたい貴重な映像などは、別に保管しDVDやBRに焼く作業を待つものとに分ける作業を延々としているのだ。

僕がVHSのレコーダーを初めて買った時はナショナル製で28万円位したし、2時間テープも一本5千円した。だから大変な財産だったのだが、今VHSテープの単価は200円位かな?
世の中ずいぶんと変わったものだ。でもソフト(作品)に関しては、確信して言うが、今の作品よりだんぜん素晴らしいものが多かった。

なので流行りのオン・デマンドで購入・視聴できる作品以外の貴重な作品は大事にVHSを保管してきたのだ。


その作業の中で久しぶりに手に取った<貴重な映像>のカテゴリーに分けた数百本のテープの中から3本のドラマを今日は紹介したいと思う。もちろんこの3本は今後、オン・デマンドのようなカタチでいつか一般化されて見ることが出来る日が来るかもしれないのだが、それでもぼくには貴重な作品の一部だ。

3本は偶然にも1985-86あたりに制作・放映されたという点で共通しているが内容的には何らの関連性も無い作品であることをお断りしたうえで紹介をしていきたい。


1. NHKスペシャル 「破獄(はごく)」 1985年4月6日放送

    緒形 拳  津川 雅彦   :脱獄囚と看守の心の触れ合い 



2. 日本テレビ テレフィーチャー 「大江戸神仙伝(おおえどじんせんでん)」 
                      1985年11月8日放送

    滝田 栄  白都 真理   :「仁」の原型・江戸へタイムスリップ。かっけを治す。



3. TBSドラマスペシャル 「ただ一度の人生」 1986年4月23日放送

    山崎 努  安田 成美   :大学教授と浮浪者の二重人格をもつ男の悲愛


昔は・・・というと年寄臭いイメージがあると思うが、正直言って昔のTVドラマは内容的に素晴らしかった。



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さてここからそれぞれのドラマを語ろうと思ったのだが、問題が起こってしまった。
春に入院しすでに100日以上が過ぎた親父の容態が深刻なものになったと病院から電話が入った。

なのでしばしブログは中断し、事態の推移を見守っていくことにする。
申し訳ないが中座をお許しください。

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2 コメント

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そうですか・・ (くまじー)
2011-08-03 18:16:13
お父様の容態が・・

実は、私の母親も具合が悪くて60km離れた病院を行ったり来たりで3ヶ月たちます。

TBS「仁」の最終回もHDDに保存したまま観てません。 

お気持ちはよーく分かります。 親の人生を振り返ってみて幸せだったのだろうか? 私たちが心配ばかり掛けていなかっただろうか?
自問し反省し親孝行もできなかったことを悔やみ・・「吾亦紅」状態です。
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そうなんです (バンマス@発行人)
2011-08-05 13:59:04
ここ数日は電話のベルが恐怖です。
いつ病院から呼び出されるかもしれず、アルコールも我慢しています。

親の人生を振り返るなんて、本人以外は出来ないのでは?
なのでその子供としてただただ「ありがとう」と「ご苦労さま」と言いたいです。

子供にとって親はどんな時でも偉大でありがたい存在ですね。

僕はそんな親(母親は亡くなっています)との別れが近いことを身に染みて今感じています。

それと政局がらみの<子供手当>よりもこの日本を作り上げてきた高齢者のための手厚い保護・支援を強く求めたいです。
老人が死ぬまでお金が必要な国って、情けない国だと思うからです。
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