どうしてくれる、この無駄使い

首相が突然の敵前逃亡をして開いた口がふさがらなくなっていたら、間髪入れず・・・国会の会期中なのに・・・与党は総裁（＝総理）戦で大騒ぎを始めて重要な審議は全てストップ。

そう、日本の国会はいま開店休業になっている！

今朝の新聞の解説に国会の開催には経費として衆参合わせて１日で約２億８千万円の税金が使われる、とあった。
しかもこれは審議が行われている日も行われていない日も同じなんだそうだ。

ある程度は知ってはいたが、あの総理のとった突飛な行動で国会がストップし、その機能も果たさないまま、今も毎日２億８千、２億８千、また２億８千、と貴重な国民のカネが消えてゆく。

議員センセイ方にはちゃんと報酬は払われる。
ワーキング・プアが騒がれているのに、バケーション・リッチ？（自作語）なのだ。

この原因を作ったのは、第一には安倍首相だ。そして首相臨時代理を置けない政府・自民党だ。

首相候補の二人、国会の審議が止まって重要問題が山積している中、いったい何をやってるんだ。　これじゃ、どっちが（総理に）なっても同じだ。

二人の自分のために必死で動く姿・・・反対に言えば国の事は二の次という姿・・・は見ていて実に感動的だ！



９月１０日の開会から後継首相が決まる前日にあたる２４日までの１３日間にざっと３７億円もの税金が浪費されるのだ。

さらに細かく計算すると、議員一人当たりの年間報酬は歳費（月給）と２回のボーナスで約２千２百万円だから国会空転の１３日間で国会議員は与野党問わず７８万円を受け取るんだ。

まさに税金の無駄遣い！　これを招いたのは安倍首相と総裁選に血まなこの自民党に他ならない。
特に首相は無責任に職を放棄してこの状況を作ってしまったのだから３７億円分を国民に個人補償すべきだ。

そんなこの人、驚くことに未だ国民に正式謝罪もない。
どこかモンゴルで温泉につかっている怪しい精神病の横綱と謝罪をしない点が似ている。


よ～し、このツケは次回の選挙できっちり払ってもらおうじゃないか！