逆さまつげの手術

８月１８日　エムくん、逆さまつげの手術を行いました



かなりレアなケースですので
このブログで記録を残しておこうと思います。
同じ症状で悩んでいる方の何かの参考になれば幸いです



手術前日は
夜１０時以降の食事が禁止なので
ひとり個室で待機です



普段自由に過ごしているため
閉じこめられて不安な様子です


しきりに鳴いていました



でもがんばってもらわないと

夜はひとりぼっちでは可哀想なので
一緒に寝ましたWWWW（親バカ）




いよいよ手術の日


写真ではうまくお伝えできないかもですが
上瞼が完全に内転しています
その上、眼圧が低く目が引っ込んでます


エムくんも緊張してるだろうけど
私も緊張します（ドキドキ）


手術は日帰りです


午前中に病院へ連れて行き
軽く診察をしてもらいそのまま預けてきました




さかさまつげの手術はどこの病院も「難しい」と
やんわり断れていました

かかりつけの病院を通じて眼科専門病院の先生に
相談したこともあったのですが
手術は可能だけどやはり難しい手術に
なるとのことでした。


あと問題は費用ですね

手術費だけで10万はするだろうと言われていたので
術前検査を含めるとざっと
最低でも15万はかかる予想でした

まぁでもこのぐらいかかるだろうと予想していて
保護直後からエムくん貯金をしていて
ちょうど目途がたったところでした


そんな時、たまにしか合わない知り合いのボラさんに
エムくんの話をしたら
「ハナ動物病院ならやってくれるかもよ」
という話になり、すぐ受診しました


先生「難しい手術だけどやれるよ」と

いろんな病院に相談したけど
初めて前向きな返事をもらえた


エムくんの場合、上瞼が内転しているので
上瞼を切開し瞼を吊り上げるように縫い合わせるのですが
コンマ何ミリの調整が必要で
吊りすぎると目が閉じなくなるし
かといって吊らなすぎても意味がない



とても細かい微調整が必要なので
やってみないと効果がわからないそうです

でもやってみる価値はある、と先生が仰ったので
毎日毎日目に傷がついて失明したらどうしようとビクビクしているより
可能性にかけてみたいと思いました


しかも手術費はボランティア価格にしてくれました


安いから腕が･･･ということはまったくありません
外科手術には定評のある先生です


こちらの病院の太田先生は
保護猫保護犬にとても理解のある先生なのです


ハナ動物病院の太田先生について
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

ドクターズファイル



次回は術後のエムくんを掲載します