魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

トルコM7.8 その7

2023-02-14 16:35:51 | 地震と星読み
観測できない食は影響を与えない
という説で行けば、
これら3年前まで遡る作業は全くの無意味になってしまうが、
とりあえず、あと少しなので、納得いくまで検討します。


⑥20201215 射手座日食
皆既日食。太平洋西部~南米大陸南部~アフリカ南西岸沖
アルゼンチンで見られたようですが、トルコではたぶん無理。

地図


アンカラとガジアンテプ、アレッポ、ダマスカス
全てに関わるラインの入り方をしているのはこれ。
特に、
ガジアンテプに火星ラインが近い。

チャート
202012141917@アンカラ射手座日食というか射手座新月


ちょうど、木星と土星が水瓶入るする直前の
風の時代到来どうのこうの、という頃でした。
よって
地の山羊座29度、誤差0.79の合で、ほぼ正確に重なっていた。
DSCの近くであり、地に関わる星座、土星に関わる事柄を木星が拡大する
などと、こじつけることは可能ですが、
2年以上前の日食チャートから、昨今の大地震を読み取るのは困難かと。
それに
4室は天秤から。主要惑星はありません。
これで、地震が起こるよ、と言われても、ちょっとピンとこないチャートではある。

冥王星はDSCと重なっているように見えるが、誤差4.71。
火星とMCの直角の誤差は1.79なので、こちらの方がタイト。
で、
このライン(赤細)がガジアンテプの近くを通る。
冥王星ラインも、アンカラからはとても遠いが
ガジアンテプにはそれほど遠くはないところを通る。

シリア国内をラインが通るのは
この日食と1年後の2021年12月(記事中でいうところの④)だけ。

チャート
202012141817@ダマスカス 射手座日食というか新月


特筆すべきが、
キロンがMCと誤差0.5でほぼ正確に重なっている点。
真っ直ぐ読めば、社会的に致命的な何かが起こり、それが心の傷となる
となるのだけれども、
20年末の段階で、ロシアとウクライナの戦争すら想像できなかったのに
トルコとシリアの、歴史に残る大地震が起こる、など、想像できるはずがない。
時期的にも、内戦、ISを思い浮かべていただろう。


⑦20200621 双子座日食
金環日食。アフリカ中部~インド北端、中国南部を通過~北太平洋西部
日本では部分日食が観測できましたが、トルコはギリギリで見られなかったのではないだろうか。
この時の地図も、トルコ西部に天王星ラインが通ってはいますが、それのみで、
今回の震源や首都にはラインが入っていないので割愛します。


というわけで、
日食の影響が約3年、とすればここまでかなあ、と
思い、検証してみました。

最初に書きましたが、
観測できない食の影響はない、とする説だと
今回の③~⑦の日食は、全部トルコでは観測できていないので
影響はなし、ということになる。


今回、検証した食の中でトルコで観測したのは
②のみ

トルコM7.8 その5 - 魚座による魚座のための取説

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但し
ガジアンテプ、アレッポ周辺にラインはなし。


というと、
今回の地震の予測に関しては
アンカラでは冬至図、22年11月月食、10月日食、
ガジアンテプでは22年春分図、補足的に21年12月と20年12月の射手座日食
ということになるか、と。

はっきり現れてくるものかと思っていましたが
そうでもなかったのかな、というのが
正直な感想です。

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