「いっつも見逃しちゃう!!」
「Eテレは油断も隙も無い!!」
ええ、久しぶりの「マイケル・サンデルの白熱教室」です。
今回はアメリカはハーバード大学、日本は東京大学と慶応義塾大学、中国は復旦大学で各国6人ずつの、今はやりのテレビ会議で。
・まだ今現在(2022年06月06日)、COVID-19(新型コロナウイルス肺炎)が収束していないからねー
日本と中国はわりと近いけれどアメリカは遠いから、
・どっちの時差に合わせたのだろう?
マイケル・サンデルの白熱教室2022「民主主義への挑戦~戦争~」
サンデル氏は最初に、
「今回は現在進行形のウクライナとロシアの戦争の議論はしません。非常にデリケートな問題だからです。代わりにイラク戦争について議論をしたいと思います」
と釘を刺しました。まぁ、
・アメリカと日本はウクライナの味方だし、中国はロシアの味方だし…
・アメリカと日本は「どちらの味方をしても個人の意見として許される」けれど、中国は「学生さんらはロシアの味方をしとかないと消されるおそれがある」し…
・現在進行形の戦争は「どうなるのか分からない」ので、過去の「決着がついてる戦争」の方が議論しやすいだろう
・それにしてもサンデル氏はイラク戦争が好きだなぁ
ただ、この回、私個人的には、
・あまり記憶に残らなかった
面白くなかったわけではなくて、
・ちょいと「教科書通り」的な感じで「意外な意見が出なかった」
から。
マイケル・サンデルの白熱教室2022「民主主義への挑戦~コロナ~」
こちらは現在進行形のパンデミックではあるけれど、
・さすがに2年も経ってるし、良いよねぇ
サンデル氏は、日本と中国、アメリカのワクチン接種率と100万人あたりの死者数とを比較して、
・民主主義国(暗にアメリカ)よりも専制主義国(暗に中国)の方がちゃんとパンデミックに対処できている
と指摘したのに対して学生さんたちの多くは、
・民主主義だからとか専制主義だからじゃないと思うし、パンデミックに対してのこの対比は正しくないと思う
まー、同意見なのですが私個人的な意見を加えるなら、
・アメリカの対応がメチャクチャ過ぎるだけの気がする
・日本も一応「民主主義国」なンだけれどアメリカほどメチャクチャにはなっていないわけで…
たぶんアメリカの学生さんが言った、
・個人主義なのか集団主義なのかの方が大きい気がする
中国は一応「アメリカに負けないくらいの個人主義」なのですが、
・中国共産党という「デカい重石」がある
・人権無視ってて力づくでゼロコロナ政策しているので成績が良いだけの話だからッ!!
それにしても、
・日本の学生さんの存在感が薄い…
まー、日本人全体的に、
・あまり議論とか討論が好きじゃない
・相手の意見を聞いた上で話そうとする
から、
・アメリカ人や中国人みたいに「ガンガン主張する」って事はしない
ので、
・オリビア・ニュートン=ジョンの「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」の歌詞の子みたいだよねー(チョイと古いか?!)
ここからは私個人的な意見と学生さんたちの意見を織り交ぜながらお話しすると、COVID-19に関しては、
・ミンナ話に尾ひれがつきまくってるインターネットの情報に振り回されすぎ!!
もちろん現在進行形だし、SARS-CoV-2=SARSコロナウイルス2(COVID-19を引き起こすウイルス名)がコロコロ変異するから、
・情報が錯綜して、あわてちゃう気持ちは分からなくもない
けれど、日本のミンナはもう体験しているよね?
・昨年(2021年)の秋から冬にかけて「いったんCOVID-19が収束しかけた」って事
その時にミンナは何をしたのかと言うと、
・手洗いや消毒をこまめにした
・マスクをして他の人にうつさないようにした
・人と直接会わないように工夫した
・人と会うときは距離をとった
・ワクチン接種をした
・運悪くCOVID-19にかかってしまったら薬で治した
このような科学的なエビデンス(証拠や根拠)がすでにあって実行したらちゃんとそうなったのだから、
・今からもそうすれば良いだけの話でそれ以上も以下もないッて事!!
じゃ、どうしてオミクロン株が流行ったのかは明白で、
・日本政府がワクチン接種のタイミングを見誤った(少し遅すぎた)だけ
・ワクチン接種は政府や自治体が管理していて任意で(勝手に)接種することができないから
ワクチンは毒だの利権だの言う人もいるけれど、それはそれで「その人の意見」だから別にかまわないし否定もしません。
大切なのは、
・「民主主義って意見の違いをも認め合う事」だから…ね