
2005年11月26日
今日は土曜日でお仕事がお休み。と言っても、今回の仕事は忙しくて「隔週土曜日は公休なんて一度もなかった」ンですけれど。
近頃、仕事が休みのときは「一歩も家の外に出ない」私でした。でも今日はなぜか外に出たい気分でしたのでどこかへ出かけることにしました。
うぬ、なんかフツーの人生をしているって感じ
っつーか、今日は家族一同珍しく同じ日に休みが重なった、ということで「何かしていないとギクシャクしていて息苦しい」という・・・。
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そんなわけで行楽シーズンまっただ中の宮島(厳島)へ行ってみることにしました。この間の台風で「いつものようにメチャメチャになってしまった厳島神社が復旧した(今回は大災害だったそうです)」というニュースをパッと思い出したのです。
1.宮島って世界遺産らしいけれど、台風がやってくる度に"厳島神社のやれドコドコが壊れちゃって、直してはリニューアル、直してはリニューアル"って・・・一体全体ちゃんと古い部分は残っているの?!
2.大体、海の上へ神社を建ててるなんて、構造上無理があるような気がする
そんな疑問がチラホラ頭をよぎりつつ・・・
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さすがに、土曜日&紅葉狩りまっただ中のシーズン&競艇開催日&もちろん快晴・・・とエラく日取りの良かったらしく、芋の子を洗うように人がごった返していました。近くに車を停めることが出来ず、出来るだけ宮島に近いスーパーへ車を停めて、電車に乗り、船に乗って・・・とかなり強行突破。着いた頃にはもはや"行楽"という目的さえ忘れかけてさえいました。
うぬ、これが宮島の底力というものなのか!!
今年の台風により川が氾濫して町の中まで土砂で埋まった・・・なんて話が嘘のようでした。「なめたように掃き清められた道」はうちの近所の公園とは桁違い。
宮島の中でも最も美しいとされる「紅葉谷公園」は紅葉で別世界にいるようでした。この公園は砂防ダムが築かれているそうなんですが、美観を損ねないような造りになっていて見た目に「どこがどういうふうにダムなのかが分からない」し。
当時、絶大な権力を振るい極楽浄土の夢を見て厳島神社を造らせたと言われる平清盛・・・なんか分かるような気がする
そんな「プチ・歴史ロマン」を考えてみたり・・・
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1.観光客の減少
2.競艇の不振
3.水族館の存亡危機
ということで、町自体は一方では色々な問題があってお隣の廿日市市との合併を2005年11月3日に余儀なくされたそうです。だけれど、そんな事は全く感じさせない強い意志みたいなものを感じました。
っつーかな、選挙ポスター。名前だけで分かるの? ここの住人は・・・
紅葉谷の美しさも、掃き清められた道も、ゴロゴロいる鹿の群れも、環境に優しい(らしい)「もみじまんじゅう製造機・デンジマン」も、わずか2ヶ月足らずで復旧をほぼ終えた厳島神社も、どっかの旅館の錦鯉も2匹酸欠かなんかでひっくり返っていてびっくりでしたが、このポスターが私にとって一番の驚きでした。
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