2007年03月05日~2007年03月16日
前回は「基板を文房具のカッターでギコギコ切る」って事でしたが今回は、
「トリクレン(=トリクロロエチレン、以下トリクレン)で基板を洗う×1000枚くらい(正確な数字はもはや不明)」
とこれまたトンでもない事になってしまっているウチの会社。
おかげさまでっていうか、急遽仕事がギャンギャン入って参りまして増産に次ぐ増産。基板を大量にハンダ付けしました。
ハンダ付けしたのは良いけれど、その後「洗浄」という行程があります。ハンダ付けの際には「フラックス(ヤニ)」という物を使うのですが、それは"ベタベタしていて見るからに汚い&電気が通りにくい"という性質があるので、綺麗に取り除いてから出荷の運びになります。
昔はフロンという洗浄剤を使っていたそうなのですが、環境に非情に良くない(オゾン層が破壊される)ということで、泣く泣く別の洗浄剤を使う事になったそうです。
シンナーを使う事もあったそうなのですが「プラスチック部分が溶けてしまう」「体に良くない」、イソプロパノール(アルコールの一種。"イソプロピルアルコール"とも言う)では「基板が白く変色してしまって見た目に良くない」と言うのもあって、結局トリクレンに落ち着いている・・・らしいです。
ナンでも良いんですが、機械で洗浄出来ないンですか?!
と思う次第で。トリクレンを豚毛の歯ブラシにつけ、ゴシゴシこすって洗う・・・とこれまた「ローテク&力づく」の日々。
機械で洗浄出来ればどれだけ楽になるだろうと思いつつ、"小ちゃい会社なので機械自体が買えない&トリクレンは安い(18リットル7000円くらいだそうです)"という数々の諸事情もあるので仕方ないのかな・・・とも。
それにしても不運にもトリクレンで気分が悪くなったりしないのがこの会社の中でも私を含む数人しかいないので、自動的に「洗浄=私」といつの間にか決まっちゃっている様子。
かといって、トリクレンは脱脂力が半端じゃないので指紋が無くなりそうなンですけれど・・・
手がボロボロ、体力的にもボロボロの今日この頃でありました。
前回は「基板を文房具のカッターでギコギコ切る」って事でしたが今回は、
「トリクレン(=トリクロロエチレン、以下トリクレン)で基板を洗う×1000枚くらい(正確な数字はもはや不明)」
とこれまたトンでもない事になってしまっているウチの会社。
おかげさまでっていうか、急遽仕事がギャンギャン入って参りまして増産に次ぐ増産。基板を大量にハンダ付けしました。
ハンダ付けしたのは良いけれど、その後「洗浄」という行程があります。ハンダ付けの際には「フラックス(ヤニ)」という物を使うのですが、それは"ベタベタしていて見るからに汚い&電気が通りにくい"という性質があるので、綺麗に取り除いてから出荷の運びになります。
昔はフロンという洗浄剤を使っていたそうなのですが、環境に非情に良くない(オゾン層が破壊される)ということで、泣く泣く別の洗浄剤を使う事になったそうです。
シンナーを使う事もあったそうなのですが「プラスチック部分が溶けてしまう」「体に良くない」、イソプロパノール(アルコールの一種。"イソプロピルアルコール"とも言う)では「基板が白く変色してしまって見た目に良くない」と言うのもあって、結局トリクレンに落ち着いている・・・らしいです。
ナンでも良いんですが、機械で洗浄出来ないンですか?!
と思う次第で。トリクレンを豚毛の歯ブラシにつけ、ゴシゴシこすって洗う・・・とこれまた「ローテク&力づく」の日々。
機械で洗浄出来ればどれだけ楽になるだろうと思いつつ、"小ちゃい会社なので機械自体が買えない&トリクレンは安い(18リットル7000円くらいだそうです)"という数々の諸事情もあるので仕方ないのかな・・・とも。
それにしても不運にもトリクレンで気分が悪くなったりしないのがこの会社の中でも私を含む数人しかいないので、自動的に「洗浄=私」といつの間にか決まっちゃっている様子。
かといって、トリクレンは脱脂力が半端じゃないので指紋が無くなりそうなンですけれど・・・
手がボロボロ、体力的にもボロボロの今日この頃でありました。
なんか皆さん「クラクラする」「酔っぱらった」「手が痛い」等、数々の症状を訴えられています。
私平気なんですけれど・・・
ご指摘通り体に非常に悪そうですが、感じないって事で「既になんか体が悪くなっている」のかなぁ・・・と。
あの頃(この記事を書いている頃)は本当に大変でした。
今はこの会社を辞めているので問題ないです。