人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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今日は、大掃除ならぬ小掃除~・・・

2011-12-29 21:09:44 | 日記・エッセイ・コラム

 今日から、お休みです。・・・

直近の二年間はさておき。・・・高校を卒業して社会に出てからずっと、世間での「仕事納め」的な時期に休んだ事がなかった。・・・当然、世間の大半がそうなのだ。だから、テレビでもデパートやショッピングセンターでも、対象は「仕事納め」後のご家族や学生や年配者などなど・・・

ふと思うのだが、そういう流れがもう何十年も続いている。(何百年か?)・・・日本の人口は減少している。特に子供と言われる未成年者が少ない。・・・という事は、学生が少ないのだ。・・・今までのように、年末商戦がいつまで成り立つか疑問が残る。・・・

年末だから、あれこれ用意しないといけないとか考える方々は年配者?かもしれない。・・・また、学校が冬休みだしクリスマス商戦も終わったし、後はお正月にむけての年配者の「お孫さん」に対するお年玉商戦が始まる。・・・この時とばかり、おもちゃ屋さんが繁盛する?・・・また、最近では昔の昭和の時代のように、家でゆっくりする家族も多いようで、ボードゲームなどが良く売れているらしい。・・・

その昔、昭和の時代。・・・

デパートの初売りは3日か4日から、その他の商店も4日か5日から、大体が市場の初セリが5日くらいからだし、魚も野菜もその他の食材も手に入らない。・・・

ほとんどが全て正月休みだった。・・・だから、年末の内に食料や生活品などを用意しておかないと行けなかったのだ。・・・

その流れは、古く太古の昔からこの日本で受け継がれてきたものです。・・・その一つが、「おせち料理」・・・日持ちする食材を作り、小正月(15日)まで持たせないといけない。お餅もそれの一つ。・・・

そして、「仕事納め」なんてのがあるのもその一つです。・・・

自宅の掃除や食材の確保が大変なので、世の旦那さんたちも通常の一か月よりも数日早くお休みになります。・・・

大掃除となると、なかなか家を通常守っている「嫁」さんだけではどうにもならない所が出て来ます。だから、男手が必要になるのです。・・・そういう流れが出来たのも、日本の風土でしょう。・・・

日頃は、仕事中心で働いているけれども、「年末は家の事をしなさい!」と言うのが、江戸時代に係らずその昔から、主君の(社長の?)計らいであったと思います。そうしないと、ほぼ半月間食べるものも何も手に入らない期間があるからです。・・・それが日本の年末年始でした。・・・

「正月の銭失い」・・・

小さい頃から「お母ん」に言われてました。・・・

そんな時代だから、何処も普通のお店が営業してません。そんな時に(お正月)お買い物をしようと思ったら、当然正月料金を取られました。・・・通常の倍とか当たり前で、人の足元を見て更に吹っかける悪徳行商人も出回ったらしいです。・・・

だから、1月1日にあれこれ買うのは、結局損をするようなもので、それなら「大特価」の年末に買いそろえるのが賢い買い物だという事です。・・・

元旦に買い物するもんではない!と、言われ続けていました。・・・そんな世間の状況だった中で買い物をするものは、その年の一年間は、散財するからやめろという戒めです。・・・

現在。・・・

正月でも、普通に食材が手に入り、必要なものは何でも手に入る。・・・

反対に、正月に閉まっている店舗は後れを取り、他者にほとんど持って行かれるから、こぞって開業するようになった。・・・

「元旦から営業!」・・・「年中無休!」・・・「24時間、365日営業!」・・・

それまでなら、正月や深夜に営業している店舗がなかなかなかったから、かなり需要があったが、最近ではほとんどがそうなって来たせいで、結局通常と同じになって来ている。・・・

それでも、かつての日本の風土の流れで「年末だから~」という事だけで買い物に行く人々が、今でも多い。・・・

ここで逆に考えてみましょう。・・・

そういう「仕事納め」なので、通常より早くお仕事が終わる方々に対して、商売をしている方々は、今が「書入れ時」です。・・・帳簿に書き込むことが異常に多くなる忙しい時期を指します。・・・

年末のギリギリまで商売をする者にとっては、地獄のような三日間です。・・・29日、30日、31日。・・・

かつて私も28年間体験して来ましたが、「いくさ」状態なのです。・・・一瞬気を許したら大事故につながりますし、また年末年始なので対処のしようがないから、失敗は命取りになります。・・・

例えば、今日も店舗用に使っているジャケットをクリーニングに出して来ましたが、そこでもし、正月に着るつもりで年末に出したとして、仕上がりが31日ですという事で安心して帰って、いざ当日の31日の取りに行くと「まだできてません~」とかなったら、お客さんはパニックになります。・・・クレームです!・・・

正月中謝り倒しても、時間は戻らないのです。・・・お客さんのお正月と店舗の正月は、どこへやらです。・・・ましてや一年の始まりがそんな事からスタートなら先が思いやられます。・・・「幸先、わるぅ~~」・・・

だから、絶対にクレームは避けないといけません。・・・特に、盆と正月です。・・・

正直、年末年始は「命がけ対応」です。・・・気に入らなければ、「命を捧げます」的な状態が続いたのを憶えています。・・・

そんな年末年始だった私が、今は普通に「仕事納め」を体験している。・・・なんだか、申し訳ないようです。・・・

毎年年末には、「除夜の鐘」を帰りの車の中か、営業所か、帰宅直後に聞いていたが、毎回「今回もかぁ~!いつかはゆっくり聞いてやるからなぁ~」とつぶやいていました。・・・

31日ギリギリまで御商売の方々へ、・・・

お客さんもみなさんも、新年に夢と希望を持っています。「どうか、事故なく、最後まで、きっちり頑張ってください。」・・・素晴らしい、新年を迎える為に・・・

私の場合のこの二年間は、「仕事納め」自体がなく、世間様に申し訳ないような、しかしどうにもならないしなんて考えていて、なんだか後ろめたく感じながら、紅白を見て除夜の鐘をきいていました。・・・

今年は、堂々と見れます。・・・「文句あったら、掛かってこんかい~!」・・・です。(よしもとのギャグです。)・・・ただ、責任重大ですけど~・・・

そんな思いがよぎる12月29日。・・・二年間溜めに溜めた資格試験の資料や就活用の履歴書数十枚やその他の情報収集の為の雑誌などを片づけ、あちこちの掃除や玄関の清掃を終わらせて、無事、しめ縄を設置し鏡餅を飾りました。・・・いつでも正月が迎えられるように・・・結局、私も昔の日本人です。こういう事をいつも夢見てたので、楽しく出来ました。・・・新年に、期待!・・・そして、・・・

明日に、期待!・・・

明日は、今年こころのケアでお世話になった我が「一畳の庭」の手入れです。どうなっているのか、まったく何も出来てません。正直怖いのですが~・・・「根性松」や「ふうせん蔓」、「朝顔」、「庭戦隊アシナガー」の基地跡・・・どうなっているんだろう?・・・怖~い。・・・

明日が、ちと不安?・・・

ではまた~・・・

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