今年も、後三か月ほど・・・

　　「ゴ～ン～！、ゆく年くる年です。今年は、大変な一年となりました。～」・・・

たぶん今年の大みそかは、こんな言葉が出るでしょうね。・・・本当に大変な災害が起こり、今尚、復旧出来ていない部分もあり、原発の放射線の被害や汚染された物の処理に困り、何もかも具体的にどうするかと言う話も出ていない。また、台風の被害の復旧も進行中だ。・・・

日本人にとっては、大晦日と新年の間には、特別な感覚があり、年末には、大掃除して、一年の汚れと共に、不運、悪運も掃除する。・・・そして、新たな新年を迎え、こころも新たに、一年を始める。・・・

全ての日本人がとは言えないが、一年間にあった良い事も、悪い事も、こころの中で、一旦リセットし、新たな覚悟でスタートさせるのが、年末年始と言える。・・・

大晦日の日付が変わる頃に、初もうでや、初日の出をみたり、初ご挨拶、などなどをし始めるし、それまでには、年賀はがきを書き投函している。・・・中には、何もしないと言うひともいるが・・・

今年起こった問題は、今年の内に終わらせて、新たな新年を迎えたい。ずるずると年が明けてまで引っ張りたくはないと思っている。・・・

それでも、大晦日と新年をまたいでも、解決できない問題もある。・・・病気だったり、怪我だったり、債権債務だったり、今回の地震や台風の被害の件もある。・・・

そんな中でも、日本人は、大昔から、一旦リセットする。・・・無理やりにでもリセットする。・・・

きっと、年が明けたら、今までとは違う、もっと、もっと良い日常が待っている。もっと、もっと、良い一年にする為にも、初もうでや初日の出をみたり、色んな「初」を行って、自分の中のしがらみを断ち切り、前に進もうとする。・・・日本人の、日本人らしい、生活習慣だと思う。・・・

辛い日々も、悲しい出来事も、忘れる事は出来ない。けど、いつまでも引きずっていては、前に進まない。・・・残りの３か月で、出来るだけ心の整理をして、未来に夢を持てるような所まで、何とか行きたいものです。・・・

そして、仕切り直して、新たな年を迎えましよう！・・・

明日、三男と嫁さんと三人で、事故による後遺症障害の認定調査の為、手術後の検分を行う為、大阪市内へ向かいます。・・・

この事故は、私のブログの初めに出て来ますが（バックナンバー１月）、未だに決着がついていません。・・・当初は、家の三男に非があると言われ、私と嫁さんが直接相手の保険屋と交渉し、話し合いをしてきたが、今年になってからは、弁護士に依頼している。・・・全ては、まだ終わっていない。・・・正座も胡坐も出来ない。一見普通だが、たとえば、和式トイレは使えないなどのハンデが出来た。・・・これは、結構問題になる。・・・

比較的新しいホテルや旅館、デパート、駅、また、学校や職場などなら、洋式トイレが装備されているが、そうでない古い所は、和式トイレなのだ。・・・女子トイレならまだ改善されているかもしれないが、男子トイレは比較的和式がまだまだ多いのだ。・・・彼は、そこでは用をたせない。・・・

事故から、この年末で、まる二年になる。・・・

期間が長くなったのは、我々が納得しなかったから・・・息子は、悪くない。・・・

この二年、事故後すぐの年末年始は、病院で過ごした。事故の補償問題や過失割合の問題の事よりも、普通に歩けるようになれと願った。・・・

去年の年末、今年の正月は、三人そろって年越しそばを食べた。・・・ただ、直前まで、手術時に挿入した器具を抜き取る手術をし入院していた。年が明けたら、もう一度手術しないといけない。・・・うまく行くように願った。・・・

今年の年末年始は、何を願うだろうか？・・・

後三か月。来年につながる、良い方向へ向かう道を作って、新年を迎えたいものです。・・・

明日に、期待！・・・