Great Good-bye

先が見えて来たので好きなことをして死にたいと思いますが、難しい物です。周りの皆様に御迷惑をかけないよう心がけております。

スミス タイムオブトリップ Smith Time of Trip

2014-07-26 09:08:44 | Morris Mini Cooper S Mk1
お約束のスミスのタイムオブトリップを入手しました。
写真の左の最初届いた物は、
ちょっと安かったのですが、
どうもガラスカバーがこの機種とは合わないような感じで、
ピッタリ収まりません。秒針が直ぐ当たってしまいます。
ガラスカバーとケースは合っているようなので、
本当はこのケース自体が、他のメーター用なのではないでしょうか。
と言うわけで、おまけに付いていたもう一つの
ガラスカバーを付けています。
どうもこれが逆にオリジナルのようです。
当然のように、バックケースはこのカバーとネジの取り付け方法が違います。
サイズは同じなので、一応合体させると何とかなるといった感じです。

時計は当初はずいぶん進むように思いましたが、
しばらく動かしている内に日差1分程度になりました。
これなら使えそうです。
これらを入手するまでのつなぎに購入した
同じ スミスの 磁石付きの時計は
日差10分近いので遙かにこちらの方が正確です。

後から届いた右の物は、外観ともより綺麗で、
50年代の物のようで、
ケースの仕上げも何となくシンプルです。
機械は同じく正確です。

左の写真の方が製造年代が古いようで、
バックケースの仕上げも梨地の様なざらざらした感じです。
しかし、このケースはオリジナルでは無いようなので、
本当はどうなのかは判りません。



S.Smith & Sons (MA) Ltd London SR /4I とダイアルに記載があります。
ケース裏のタグを見るとAc 19850 販売はニューヨークと有り、
米国で販売された物のようです。
ケースがオリジナルでは無さそうなので、何ともいえません。



50年代の物は、とても綺麗で状態も良いです。
8 Day SmithS と記載があります。裏のケースのタグは V308 326  
さすがに夜光塗料はダメです。

中の機械はどちらもルクルト製だそうです。
8日巻きと言うことで、
ゼンマイを巻いて、1週間以上きちんと動きます。
ストップウォッチもボタンがちょっと固い以外は
特に問題はありません。
取り付け金具を制作してダッシュボードに取り付けたときに
取り付けの元をかなりがっちり固定し、
取り付けステイもかなり丈夫な金属板を使用しないと、
ストップウォッチのボタンを押すときの力に耐えられそうもありません。

12時位置にある、セカンドタイムは
普通のストップウォッチの12時間計や60分計ではなく、
飛行機の操縦に便利な物のようです。
車のラリーにはあまり使い道は無さそうに思いますが、
どうなのでしょうか。
6時位置のダイヤルを動かすと小窓の色が赤と水色に変わり、
秒針と一緒に連動したり、また、時間あわせの
ダイヤルを回すと時計の針と一緒にセカンドタイムの針が動いたりします。
飛行時間を計測するのに使ったのでしょうか。
途中で降りたりして、また飛んだ時に都合何時間かというのが、
燃料消費などに必要だとは思いますが、
燃料計は別にあると思いますし、
よく判りません。
詳しくご存じの方、ご教授頂くと嬉しいです。
宜しくお願いします。

既に5年ほど前にこれを取り付けていらっしゃる方の
ホームページを見ると
取り付け金具の見本になる写真があります。
これを参考に作ってみたいと思います。
Pライトは2個セットになっているタイプを入手しましたので、
これを時計の上に照明代わりに
取り付けしたいと思います。





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