いつのことか忘れてしまったが、
玉置山の玉石というものを見に行こうということになり、車で神社に向かった。
皆さんの話ではずいぶん険しい道のりというが、私は覚えていない。大した道ではない。
神湯荘の女将の話では
「わたしらが子供のころは、お盆になるとちょうちんを持って皆登ったものだ」
というくらいだ。
ちょうちんと言っても熊が出るくらいの険しい山だから、夜ではないだろうと思うんだが。
ちなみに女将の姓は玉置である。そういえば湯の峰温泉の東屋もたしか玉置。
アノあたりでは石を投げれば玉置さんに当たるというくらいのもんらしい。
東京で石をなげたらポン大生(日大です)に当たるてなもんですか?。
「1週間のご無沙汰・・・」なんていう司会者もいたが、あの人もそうなんだろか?。
いずれにしても玉石に関連した一族なんだろう。
神社のある付近まで車で行ける。
印象に残ってるのは、付近の千年杉の樹皮が、無残に剥ぎ取られていたこと。
鹿害もあるのだろうが、どうも人間さまの仕業らしかった。
昨今杉や、特に桧皮が貴重な資源となっていて、あのような神域まで罰当たり者が出没するとは
あきれはてた所業である。
千年を過ぎた杉や、中には三千年杉というのもある。
わが国の歴史も2600年だから、それより400年先輩だ。
ここは熊野三山の奥の院といわれていて、空海や役の行者も修行をしたらしい。
近くは、あの出口王仁三郎も霊験をつんだというからびっくり。
う~ん すごい。
ちょうど霧が立ち込めて来て、だんだん濃密になってくる。
まさに心霊スポットだ。
神社から玉石の場所までは結構な急坂で大変。
件の石は剥げ頭のようにほんの少し頂部を地面から露出している。
氷山のように9割は地中に埋まってるということらしい。
近くまで行ってみたかったが、注連縄を張ってあるのでそれはできなかった。
玉石の周りには白色のきれいな石が散らばっていた。あれは神社側の演出なのだろうか?。
昼でも薄暗くて、その上濃厚な山霧があたりに立ち込めて、ちょっと怖いくらいである。
石のそばには千年杉が二本立ってるが、これは石が埋まったあとから生えて、根が石を押し上げたのだろうか?
あのような真球に近い巨石を、加工して鎮座させるというのは不可能だろうし、
近くにはそういった石の所在もないのだから、
護法童子よろしく空を飛んできて、土中にめり込んだものかも知れないねえ。
私としてはもう一度行って見たいのだが、それを躊躇させるちょっとした怖い体験がある。
玉置神社から神湯荘に戻った私は、部屋に横になったまま、動けなくなってしまったのだ。
やがて夕食時間になって、仲居さんがきれいに食事を並べてくれても、
寝たままで動けない。
結局戦友に私の分のご馳走を全部やられてしまった。
翌朝には何とか動けるようになったが、
どうして動けなくなったのか? 具合が悪くなったわけではない。
兎に角、動けなかったのです。金縛りの経験がある人はわかると思うが、ああいう状態である。
実はこれと同じような体験はもういちどあるのだが、それは別の日に。
後で聞くと、玉置神社は三狐神を祭る神社といわれており、「憑き物を落とす」という霊験あらたかな神社という。
知り合いにも、あそこは狐憑きのお払いが専門の神社だという人がいて、
それはそれで納得するような話である。
しかし、憑き物を落とす霊験あらたかな神社にお参りして、憑き物が付いちゃったということ?
なんで?
まったく 不思議な体験である。
玉置山の玉石というものを見に行こうということになり、車で神社に向かった。
皆さんの話ではずいぶん険しい道のりというが、私は覚えていない。大した道ではない。
神湯荘の女将の話では
「わたしらが子供のころは、お盆になるとちょうちんを持って皆登ったものだ」
というくらいだ。
ちょうちんと言っても熊が出るくらいの険しい山だから、夜ではないだろうと思うんだが。
ちなみに女将の姓は玉置である。そういえば湯の峰温泉の東屋もたしか玉置。
アノあたりでは石を投げれば玉置さんに当たるというくらいのもんらしい。
東京で石をなげたらポン大生(日大です)に当たるてなもんですか?。
「1週間のご無沙汰・・・」なんていう司会者もいたが、あの人もそうなんだろか?。
いずれにしても玉石に関連した一族なんだろう。
神社のある付近まで車で行ける。
印象に残ってるのは、付近の千年杉の樹皮が、無残に剥ぎ取られていたこと。
鹿害もあるのだろうが、どうも人間さまの仕業らしかった。
昨今杉や、特に桧皮が貴重な資源となっていて、あのような神域まで罰当たり者が出没するとは
あきれはてた所業である。
千年を過ぎた杉や、中には三千年杉というのもある。
わが国の歴史も2600年だから、それより400年先輩だ。
ここは熊野三山の奥の院といわれていて、空海や役の行者も修行をしたらしい。
近くは、あの出口王仁三郎も霊験をつんだというからびっくり。
う~ん すごい。
ちょうど霧が立ち込めて来て、だんだん濃密になってくる。
まさに心霊スポットだ。
神社から玉石の場所までは結構な急坂で大変。
件の石は剥げ頭のようにほんの少し頂部を地面から露出している。
氷山のように9割は地中に埋まってるということらしい。
近くまで行ってみたかったが、注連縄を張ってあるのでそれはできなかった。
玉石の周りには白色のきれいな石が散らばっていた。あれは神社側の演出なのだろうか?。
昼でも薄暗くて、その上濃厚な山霧があたりに立ち込めて、ちょっと怖いくらいである。
石のそばには千年杉が二本立ってるが、これは石が埋まったあとから生えて、根が石を押し上げたのだろうか?
あのような真球に近い巨石を、加工して鎮座させるというのは不可能だろうし、
近くにはそういった石の所在もないのだから、
護法童子よろしく空を飛んできて、土中にめり込んだものかも知れないねえ。
私としてはもう一度行って見たいのだが、それを躊躇させるちょっとした怖い体験がある。
玉置神社から神湯荘に戻った私は、部屋に横になったまま、動けなくなってしまったのだ。
やがて夕食時間になって、仲居さんがきれいに食事を並べてくれても、
寝たままで動けない。
結局戦友に私の分のご馳走を全部やられてしまった。
翌朝には何とか動けるようになったが、
どうして動けなくなったのか? 具合が悪くなったわけではない。
兎に角、動けなかったのです。金縛りの経験がある人はわかると思うが、ああいう状態である。
実はこれと同じような体験はもういちどあるのだが、それは別の日に。
後で聞くと、玉置神社は三狐神を祭る神社といわれており、「憑き物を落とす」という霊験あらたかな神社という。
知り合いにも、あそこは狐憑きのお払いが専門の神社だという人がいて、
それはそれで納得するような話である。
しかし、憑き物を落とす霊験あらたかな神社にお参りして、憑き物が付いちゃったということ?
なんで?
まったく 不思議な体験である。
憑き物でも稲荷だけではなく、
手におえない悪霊に憑かれた人を祓らったりしていて、
玉置山山中に、
その祓われた悪霊がさまよっている事でも有名。