こまちゃん

爺婆ふたり生活の日記

告知しない

2010年06月22日 | 親の介護録
父に
「今日は病院で膀胱の検査する」と言ったら
「この間もやったな」と言った

今日は、もう少し詳しく調べるのだと説明すると
「そうか」と言いつつ伏せた目をティッシュでぬぐった

ドキッとした

母の死を目の当たりにしてから
父は自分のその時を強く意識しているように見える

生前の母と
「俺たちは十分長く生きた。何時死んでもいい」
と、笑って話していたのに
まだ分からない自分の病気について不安が高まっているようだ

強いと思っていた父には、
ある程度の病気のことを話して治療方針を一緒に考えよう
と思っていたが、それは、できないと思った

父のにじんだ涙の意味は
私が、その時にならないと分からないだろう




膀胱のMRIの後、レントゲンを撮るのだが
5分おきにトイレに行きたがり、
1分ほどのレントゲンがなかなか難しかった

明日は結果を聞きに行く

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