このちっちゃい冷蔵庫みたいな機械は、色彩選別機、略して色選といいます。お米をキレイなものと不良品に一粒一粒選別出来るすぐれものです。これはクボタの最新型の低価格モデル、試験用にちょっと貸してくれました。低価格モデルと言ってもなかなかの実力!もっとも200万円以上しますが・・この前見せてもらいに行って来た最高機種は750万円でした・・・う~ん、世の中品質への要求が厳しくなって来て必要な機械ではありますが、う~ん
今日は、生産調整方針作成者の会議に出てきました。生産調整方針作成者ってなんだ?というと、簡単に言えば個人でも一定の要件を満たし、政策上は農協と同じ様な立場で扱われる農業者や集荷業者の事です。来年から米の生産調整の主体が行政から農業者へ移されることに関して(実際は、色々と紐付きでとても農業者が主体とは言えない状況ですが)連絡を密にしていくよう確認した顔合わせ会みたいなものでした。それにしても、最近色々な会議に出なくてはならなくなってきました。僕の場合、思いは強くてもトークが苦手・・・、人前でしゃべるのが上手な人ってすごい感心してしまいます。このご時世、頑固一徹男は黙って・・・というのもいいですが、しゃべりもイケる百姓を目指したいなぁ~。
ライターと言っても火を付けるライターではありません。この大豆刈り取り作業で大忙しの中、つい何も考えず引き受けてしまった「現代農業」さんからの原稿をやっと書き終わりました。それにしてもホントに掲載されるのかな・・・
ただ今大豆の収穫真っ最中です。刈り取り前に大豆畑で草取りをしていると・・・。「ピキッ、ピキッ」っとなんだか音が聞こえました。耳を澄ましてみると360度辺り一面から小さな音が聞こえてきます。なんと大豆がはじける時の音だったんです。今日はジリジリと暑いだったので、実った豆のサヤが一斉にはじけ始めたんですね。初めて聞いた大豆の音でした。なんだか早く収穫してくれよーとつぶやいているみたい。とっても素敵な音でしたが、あんまり豆は落ちないでね
はじめまして新潟で有機栽培(無農薬)のお米を作っています。このブログは日々の農作業を通してのちょっとした出来事や感動したことを書き留めるために開設しましたー何故タイトルが「百姓への道」かと言うと、年輩の農家のおじさんってホントに何でも出来るんです。あるときは大工、あるときは機械屋、あるときはアウトドアの達人、って感じなんです。そんな百姓になれたらいいなーということで、何かマスターしたと実感したら姓ポイントをプラスして、百姓を目指していこうという自己満足企画です。未熟者の僕はとりあえず三十姓からスタート。