ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

ネット入稿

2005-05-11 | デジタル機器
今日生まれて初めてネットで印刷原稿を入稿した。これまではデジタルで作成した印刷データであっても、基本的には持ち込みでやってきたのだが、今回は京都の会社なので持ち込みは出来ない。

データ作成の基本はネット入稿だろうが持ち込み入稿だろうが変わらないので、その点では今まで培ってきた知識がフルに役立っている。

出来上がり後も佐川急便で(なんと送料無料!)で代引き手数料が300円掛かるだけで、料金は爆安。

まぁ普通の人はチラシを作成することなど一生で一度あるかないかだろうから、余り関係ないかもしれないが、従来の感覚からするとまさにIT革命なのである。

昔は職人気質のちょっと敷居の高い印刷屋に赴き、元の原稿を渡して、「これは出来ない」とか、「写植に時間が掛かる」とか、校正などに膨大な時間と労力を費やしていたのが嘘みたいなのである。インクの匂いを全く嗅がないうちに製品が出来上がってくる。

街の大半の印刷屋さんは、こんな時代が来るとは思っていなかったのだろうが、時代の波は速かった。私たちの会社もそうだ。誰もが家庭で簡単にビデオ撮影はおろかDVDまで作れてしまうなど、予想もしていなかった。これも時代の波は速かった。でも一般の人に出来る事と、プロがやることの差は本当は大きい。ちょっとしたことでクォリティが大幅にアップする。

街の印刷屋さんが残る道は本当の意味での「職人気質」なのかもしれない

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