ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

ヨーロッパで心からの休日

2006-08-21 | 闘病日記
 イタリアに移動してすべてのコンサートを終えて、とある業者との商談も終えて、ドイツへの移動前日にやっと休日が取れた。
 写真はイタリア北部のガーダ湖なのだが、まるで海に見える。ここから船に乗ってガーダこの最南端まで行って昼飯を食べるのだが、船に乗っている間が実に気持ちが良い。湖なので揺れない、潮風でないので肌もサラサラしている…。船から眺める景色ももう百年単位で変わってはいないのではないかと思われる程古い街並み。
 鬱病に掛かってから初めて心からゆったりした気分になれた気がする。一緒に行ったメンバーは本当に気の置けない仲間なので何の気も使わない。食欲も日本にいるときよりはるかに旺盛だ、帰国してから体重計に乗るのが少々怖い。実は帰国してから計ったら、日本出発時とほとんど変わらず全然太っていなかった。薬のせいなのか、野菜が美味しいから野菜中心の食生活だったからか(ドレッシングもワインビネガーとオリーブオイルのみ)不明だが、いずれにしても体に良かったようだ。日本を出発する前に悩んでいた便通も毎日きちんと定刻にあった。
 愛犬さえ一緒に連れて来られるのだったら、一生ここに住みたいような気分だ。まぁ海外生活は国内生活とは違ったストレスがあるのは解ってはいるが、時の流れが日本より遥かに遅い感じがするのが自分に合っているようだ。
 国内で何とか時の流れを遅くして生活したいものだ。そうすればいずれ薬に頼らずとも鬱病から脱出できると思うのだが。

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