ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

朋有り遠方より来る

2006-09-18 | TIMEDOMAIN
久しぶりに友人が我が家に遊びに来た。
私のリードのメーキングマシンをお買い上げいただいたのと、私のお薦めのスピーカー「TimeDomain」の試聴のためだ。
まずは一番小さな「TimeDomain Light」から聴いてもらったのだが、一言目が「凄いこのスピーカー!」
で、段々とTimeDomain大きなスピーカー、まずはライセンスを得て制作されているMarty101を聴かせる。友人は驚愕の様子。
「どこから鳴っているか判らないけど、凄く自然」とのご感想。
そして、最後は本家本元のYoshii9をお聴きいただく。ついに黙りこくってしまった。
ついでに録音屋が元データとして採用しているDSDデータの音源を聴いてもらうと「ボウイングが見えるよ、これ!」と興奮したご様子。
今度はiPodで圧縮音源を聴いてもらうが、「iPodなのに良い音がする」。録音やの端くれとして言わせて頂くと、「圧縮音源
は確かに音質の劣化はしているけれど、再生装置さえ良ければ隠れている情報を引き出せるので、もっと良い音で聴ける」のである。

最近日立マクセルと九州工業大学の佐藤寧教授の共同開発で、CDやMP3などのカットされた高音域を再生する技術が発表された。
こうなると録音屋の録ったDSDのデータとそれほど変わらない音色で再生出来るのであれば、SACDとかDVD-Audioは廃れて行く
のかもしれない。何せ両者とも高音質もさることながら、コピーガードの部分を強化した規格に違いないからだ。
コピーガードを強化すればする程、それを解除する人間が出てくるのは当然だ。当然著作権や二次使用権の為にやっているのだが、
売れるものを作るよりも「持っていたい」と思わせるコンテンツを作る方がより解決策に近い気がするのは私だけだろうか。

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