風来人の日記

風来のkazrinの日記です。
現在、乳がん治療中。
そんな日々のあれこれを綴っています…。

相変わらず…

2006年02月19日 00時46分31秒 | 今日の出来事
忙しい1週間でした~ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ

先週、点滴を受けて以降、 体調は良くてなによりだったのですが、
あまりにも仕事が忙しくて、ほとんどネット出来ない状態でした。

家に帰ってから時間が作れないわけではなかったのですが、
点滴の影響なのか四六時中眠く、帰宅後は食事と風呂がやっとで、
すぐにコテンと寝てしまうんですネ。

この忙しさも今月いっぱいでヤマ場を越えるので、
あとちょっとの辛抱、というところでしょう。 たぶん。
ホントは病気が分かった時点で、
もう少し仕事は楽にしてもらえるはずだったんだけど、
思っていたより体調が良かったことが、かえって災い?したみたい…^^;
ま、性格的にも仕事をほっとけないところがあるので、
病気が妨げにならずに済んでよかったんだけどネ。

そんなわけで、とっても元気に過ごしています。
ずっと放置状態で、無事なのか!? と心配してくれたみなさん、
心配かけちゃってごめんなさい。
普通の人よりよっぽど元気がいいみたいです^^;
ちなみに今日は実家に来ていて、大食いぶりを披露。
最近は、普段の1.3倍くらいの量を食べてます。
ホントに病人っぽくない感じですね~。

ここのブログにも、もうちょっといろんな事書きたいんだけど、
なかなか進まないなぁ…^^;
ま、そのへんは気長に待ってやってくださいね。


昨日は、

2006年02月09日 23時00分04秒 | 今日の出来事
2度目の点滴でした。
経過は順調でよかったのですが、
朝9時半に病院行って、終わったのは3時…。
長っ><

遅い昼ご飯を食べて、銀座まで出てもう1個の用事を済ませました。
のんびり歩いて帰る途中、お気に入りの橋のところで、
夕焼けがキレイだったので、パチリ!と一枚。
ホントはもうちょっと大きいサイズで撮るはずが、
設定を間違えちゃいました。残念!

そのまま家まで歩いて帰るつもりだったのですが、
この後、だんだん風が冷たくなり、
途中でバスに乗って帰りました。

それでも、銀座から門前仲町まで歩いたので、
さすがに疲れました~。
ウォーキングはわりと得意なので、
距離的(たぶん5~6キロ?)に問題はなかったんですが、
履いていた靴がウォーキング向きじゃなかったようです。
普段は運動靴なんですが、
ちと銀座に行く用があったので、
マジメな靴を履いてたのですね。┐( -"-)┌ヤレヤレ...

そんな体力があるくらいですから、
今日ももちろん元気です。はい。(⌒▽⌒)

副作用あれこれ その2

2006年02月07日 12時34分35秒 | 治療中のあれこれ
【眠気】

抗がん剤を投与して、最初の1週間は特に感じなかったのですが、
2週目に入ったあたりから、眠気を感じるようになりました。
これが薬の副作用なのかどうかは、少々怪しいところなのですが、
夜、かなりの睡眠時間を取っているにもかかわらず、
仕事中も、食事中も、TVを見ていても、とにかくすぐに眠くなってしまいます。
朝ももちろん眠いのですが、これは1年中ツライことなので除外ですかね?

まぁ、元気があるとはいえ、一応闘病中。
あまり自覚がないとはいえ、やはり疲れがあるのでしょうか。
身体を休めなさい、という信号なのかな~、と思っています。
といって、仕事中に居眠りするわけにはいきませんから、
そこはなんとか頑張っていますけどねー。
会議中とか、つらい時があります。はい。


【歯茎が…】

副作用では免疫力が下がることに加えて、粘膜も傷むそうなので、
口内炎や歯肉炎が起こりやすくなる、と言われました。
そのため、口内の炎症を最小限に抑えようと、
殺菌力のある液体歯磨きを使って丁寧にブラッシングしています。
それも通常よりこまめに回数を増やしたりして。
(今までは、酔っ払って歯磨きをサボることが時々ありましたから…)

…それでも、やっぱり炎症するんですねぇ、歯茎が。
もともと、炎症を起こしやすい箇所がありまして、
ブラッシングをちょっとサボると、腫れて出血することがあったんですが、
こんなに清潔な状態をキープしているのに腫れるなんて、
通常では考えられません。
やっぱり副作用は侮れないんだなぁ、と変に感心してしまいました。
免疫力も、お薬の投与を受けてから「下降期」と「回復期」があるようで、
そろそろ回復期だな、というあたりからは炎症も治まってきています。
体って正直なんですね。

口内炎は今回、出来なかったのですが、
これとて2回目以降、どうなるか分かりませんネ。
油断大敵です……。

副作用あれこれ

2006年02月06日 01時10分35秒 | 治療中のあれこれ
抗がん剤投与から17~8日経過しました。
もう数日で3週間、2回目の投与となります。
まぁ、以前書いたように、ツライ吐き気などはなく過ごせていますが、
それ以外にもいろいろあるので、今日はそんな副作用について書いてみますネ。


【脱毛】

抗がん剤を投与すると、毛髪が抜けるのはわりとよく知られた話ですね。
病院での説明では、1回目の投与を受けてから、
2週間目から3週目にかけて抜け始める、ということでした。
個人差はあるということでしたが、自分もちょうど2週間経った日に、
頭髪の脱毛が始まりました。

抜け始めの初日は、手ですいた時にちょっと抜ける程度。
次の日は洗髪時に手ですくと、ゴソゴソと抜けました。
あらかじめ短くしていたし、いずれ抜けることは分かっていましたが、
通常ではありえない量の髪が抜けるのを目の当たりにするのは、
ショック…というよりは、オカルトっぽくて気持ち悪かったですネ。
すいてもすいても抜けるので、
どこでやめていいのかが分からなかったのが困りました。^^;
どこかで抜ける量が落ち着いてくればやめられるんだけど…
タオルで拭いても、たくさんついちゃうしネ。
毎日結構抜けるのに、そんなに一気にはハゲないから、
髪の毛って案外多いものなんだなー、なんて思いました。
徐々に薄髪になっていく感じで、途中はパンクっぽい時もありましたよ^^

脱毛から5~6日経った現在、ほぼ全体的に抜け、
うっすらとわずかに残っている状態です。
うーん、掛布クンくらいのスケスケ感かな~(こんな発言、怒られる?)
これもいずれキレイに抜けちゃうのかなぁ?
北風が頭皮にしみます・・・・・。

抜けている途中の悩みは、かゆみでした。
抜け落ちそうな毛根がモソモソしてかゆいのか、
露出してきた頭皮に毛髪があたってかゆいのか分かりませんが、
カツラをかぶった内側がやたらとかゆかったのには参りました…。
会社じゃ外して掻くわけにいきませんでしたから^^;
今はだいぶ抜け切ってきたので、かゆみも治まりつつあるようです。
こんな話も何ですが、ワキの毛と下の毛も半分くらい抜けました。
そのうち、まつ毛や眉毛、鼻毛も抜けるらしいです。
「肌がカサつくようになりますよー」って言われていたから、
うぶ毛も含めて、体毛という体毛が全部やられちゃうんでしょうね。
おそるべし、抗がん剤…。


【食欲】

最初の1週間はやっぱりなんとなく変でしたね。
吐き気止めも飲み薬も処方されて、1週間は飲んでいたので、
一応普通に食事は出来ましたが、
通常の7~8割の量を食べるのがやっとでした。
まぁ、フツーに、ちょっと胃の調子が悪い時くらいの感じですが、
食べ終わると多少はゲプゲプとしましたし…。

1週間が過ぎると、そんなもったりした感じはなくなり、
今度はびっくりするほどお腹がすいて、たくさん食べるようになりました。
通常の量を食べても、全然満腹感が得られず、プラスαを食べてしまいます。
体がエネルギーを必要としているみたいで、
こんなに~?ってほど食べていても、体重の増加がありません。
不思議なものですねー。みんな燃やしちゃっているみたい。
ちょっと前までは年齢的なものもあってか、気をつけて食事をしないと、
すぐに体重がボン!と増えていたのに…。
このままの食欲で胃がどんどん大きくなって、
カロリーを燃焼しきれなくなったら…と思うと、コワいですねー^^;
まぁ、抗がん剤投与の度に、食欲の増減を繰り返すのだろうから、
ちょうど良く出来ているんでしょうかねぇ。

味覚も変わってくる…といか、味が分からなくなってくる、
という話がありますが、今のところその辺の変化は実感ありません。
これから変わってくるのかなぁ?
でも今は味より量を重視しちゃってますけどネ~(⌒▽⌒;)


まだまだある「あれこれ」は続きます…^^;

ちょこっと近況♪

2006年01月24日 19時44分51秒 | 今日の出来事
次回は乳がん検査をした時の話でも…って言っていたんだけど、
あんまり調子が良かったので、更に調子に乗って飛びまわっておりました…
一方的に心配をかけておきながら、更新を何日もサボってしまったので、
まずは近況報告などから行ってみたいと思います^^;

ええっと、抗がん剤投与による副作用は、ほんっとに少なくて済みました。
初日、少々頭痛がしたとか、
数日は食事の後に多少のげっぷ感があったりとかしましたが、
参ったなー、ってほどのものは全くなく過ごすことが出来ました。
個人差があるとはいえ、こんなに軽く済んだということは、
とても幸運で、感謝すべきことなのだと思っています。

で、まあ、恐らくは来週あたりから、
次なる副作用「脱毛」が始まるのかな~、という時期なので、
先週末の土曜日(東京は大雪でしたが)、
美容院に行って髪をカットしてきました。
ショートカットの経験は今までにも結構あるんですが、
ここまで短くしたのは初めて!という短さです(⌒▽⌒)
ひと昔前の、運動部の中学生みたい。
洗髪がびっくりするくらい簡単なのはうれしいんだけど、
後頭部が寒い、という感覚を初めて味わいました。
首とかえりあしではなく、頭が寒いの!!頭がっ!!
そりゃもう、ほとんど刈り上げですから~

そんで日曜日にはカツラ屋さんへ。
2週間前に発注してあったものを調整&受け取りに行きました。
これから当分、ヅラにはご厄介になりますからネェ。
かぶった感じはなんつーか……
慣れない感じもするけど、意外とフツー、なのかなぁ??
ちょっとこっぱずかしい感じもするけど、こんなもんかな。
髪型変えたばかりの時って、自分自身が一番見慣れるのが遅いじゃない?
きっとたぶん、そんな感じ。

週明けの昨日、月曜日から、ヅラ出社しましたよ。
そのうち気が向いたらヅラの写真でも載せてみますかねぇ

そんな近況でした。
今週あたりから次回の抗がん剤投与までは「絶好調」になるらしいですから、
私の周囲にいる人は巻き込まれないように注意して下さいね?
これで仕事が忙しい時期でなければ、
もっとガンガン遊びに行っちゃってるところだナー。
まだしばらくは忙しいので、おとなしくしているつもりですよ……たぶん。

点滴の翌日

2006年01月19日 19時44分43秒 | 今日の出来事
おかげさまで、目立った副作用はなかったような感じです。
今日はフツーに会社に行って仕事をしました。
むしろ周囲のほうが「会社来て大丈夫なのっ!?」
って驚いていたようです。
心配させちゃってスミマセン…。

昨晩から、若干の頭痛はありました。
37度に達しない程度のかすか~な微熱もあったようなので、
その影響かも知れませんが、たいしたことない程度です。

それでも一応、朝、病院に電話をして、
頭痛のときに飲んでいい薬を確認させてもらいました。
処方されたお薬は吐き気止めがメインだったので、
鎮痛剤的なものはまったく入っていなかったんですよ^^;

で、電話で聞いたら「バファリンならかまわないですよ」
ということだったので、1錠だけ飲んで、頭痛も解消しました。
(大人は通常2錠だけど、私はいつも1錠で効くので、少なくしてるんです)

ホントに副作用は個人差があるというので、
副作用がキツくて苦労なさっている人には申し訳ない話で恐縮ですが、
自分はすごく軽く済んだようです。

もっともこの後、粘膜が弱って来て口内炎が出来やすくなるそうですし、
膀胱炎や風邪もひきやすくなるということなので油断は出来ません。
(白血球が減って、免疫力が落ちるんだそうです)
また、2週間経つと脱毛も始まることでしょう。
その辺のことは、自分としてはもう覚悟してるので大丈夫です。
一番不安だったのが、点滴後の吐き気だったので、
そこをクリアできて、とってもホッとしています。
心配して見に来てくれてるお友達にも感謝です。

次回は病院で乳がん検査をした時の話でも…と思ってます。
ではまた♪

治療開始です!

2006年01月18日 21時35分14秒 | 今日の出来事
1回目の点滴、行ってきましたー!
朝9時半に病院入りして、10時くらいから始まったんだけど、
点滴終わったのは1時過ぎてたよ(⌒▽⌒;)
本やゲームを持ち込んで過ごしてたけど、
さすがに眠くなった…。
私が通された点滴ルームには10~15人くらいの人がいたけど、
「ぐおーっ」っていびきかいてる人がいたよ。
気持ち分かるけど、すごい可笑しかった~( ´∀`)ヶラヶラ

いまはもう家に帰っていてのんびりしてるんだけど、
点滴終わって8時間くらい経過してるものの、
副作用らしい症状って、今のところないなぁ。
強いて言えば、かすかーに頭が重い??のかな?っていう程度。
これから吐き気とかするのかなぁ??
吐き気止めの薬は明日から飲むように言われてるから、
まだまだ油断は出来ないのかも。

主な副作用は吐き気、食欲減退だけど、
他にも、頭痛、便秘、発熱などがおきることがあるらしい。
また数日経つと、白血球が減って免疫力が落ちるので、
口内炎や膀胱炎になりやすかったり、
風邪も引きやすくなるとか。
ん~~、いろいろあるんだなぁ。

ま、病院から帰るときにぶっ倒れるほど気持ち悪くなるんじゃないかって、
どうなることかと結構ドキドキしてたんだけど、大丈夫でよかったヨ。
昼間のうららかな日差しの中を、お散歩して帰って来たからね。
(乗り物乗るほうが怖かった、ってのもあるけどサ^^;)

とにかく無事に治療が始まって、ほっとしています。
おーし、がんばるぞ~o(*⌒O⌒)b

先週の検査結果

2006年01月16日 01時05分44秒 | 今日の出来事
先週は検査のため3日間も通院して、結構くたびれてしまいました。
その反動でしょうか、金曜日には急に熱発し、胃もストップしてしまい、
どうにも具合が悪くて会社を休んでしまいました。
おかゆと胃薬とビタミンCで、1日おとなしくしていたら治りましたが、
いやぁ、まいった、まいった(⌒▽⌒;)ダラシネー

考えてみたら、ここ2週間というもの、
年末年始の忙しさに加え、ビョーキ発覚の件もあいまって、
いつも以上に毎日あちこちと飛び回っていたので、
きっと疲れが出たのかも知れませんネ。
すごーく久し振りに1日中、家の中で過ごしました。

…で、先週の検査結果ですが、
一応、胸のしこり以外の場所に異常は認められず、
ひとまず安心かな~? といったところです。

これでいよいよ今週水曜日(18日)から治療開始ですな。
抗がん剤は3週間に1回、期間としては半年間、通院して点滴を受けます。
点滴は1回にだいたい、2時間~3時間くらいかかるそうです。

うーん、吐き気がして気持ち悪くなる人が多いっていうんだけど、
先週具合悪くなった時もかなり吐き気がしたんだよな~。
なんか、予行演習やっちゃったのかしら??
ああいうのが続くのはちと大変そう…。
ま、副作用は個人差があるそうだから、
やってみないことには分からないんだけどねー。

ちなみに吐き気の期間(2~3日くらい)が治まると反動で食欲が増し、
次の点滴まではすっごく元気になるらしい^^;
食の好みにも変化が出て、酸っぱいものや辛いものに走る人が多いそう。
なんかそれってツワリと同じような原理なのかしらね?

そうそう、大事なことを確認してきたんですよ!
気分が悪くなければ、お酒飲むのはOKだそうです。ヽ(*⌒∇⌒*)ノ ワーイ!
ま、多少味覚が変わるので、
飲んで美味しいと思うかどうかは別だそうですが…ね。(⌒ー⌒;)

病院、どこにする?

2006年01月15日 16時01分23秒 | 発覚~治療開始まで
さて、検査を受けに病院に行く決心はしたものの、
どんな病院に行けばいいのか、さっぱり知識がありません。
イメージ的には「婦人科」かな?とも思えたのですが、
自分が掛かっている婦人科の病院に行く気は起きませんでした。
診察くらいは出来るかもしれないけれど、
がん治療の出来る設備があるようには思えなかったのです。
ヘタな病院選びをして、取らなくてもいい乳房を取られてしまっては困ります。
そういう話って、ちょっと前までは結構多かったですからね。

そこで翌朝、とりあえず出社した私は、
会社のパソコンでネット検索しまくりました。(ゴメンナサ~イ
すると、乳がんを診てもらうには、基本的には「外科」であること、
それも出来れば「乳腺外科」であることが望ましいことが分かりました。
恥ずかしながら、「乳腺外科」という存在を知ったのは、
この時が初めてでした。
(「あるある」でも紹介してたけど、よく聞いてなかったみたいですネ

次に「乳腺外科」のある病院の検索です。
一応、自分の中での基準としては、もし結果が悪かった場合に備えて、
 1、通うのが難しくない場所(距離)であること
 2、きちんと診断&治療が出来る設備があること
 3、専門的な知識を持ったスタッフが揃っていること
を条件に考えてみることにしました。
中でも2、3の条件を満たすには、
ある程度の規模の病院になるだろうという予想はつきました。
そこで自宅、会社の周辺地区内で、
「乳腺外科」のある病院を検索してみました。
いくつかヒットがありましたが、どうもピンと来ません。
それは所在地の問題であったり、規模的な問題であったりしました。

決め手がない…
しかし今日中に病院に行くことを考えると、あんまりゆっくりは出来ません。
ふと、会社から比較的近場にある、築地のS病院を検索してみました。
S病院のHPはすぐ見つかり、診療科案内のページを見ましたが、
30ほどある診療科の中に、「乳腺外科」の文字はありません。
残念。こんなに科があるのに、ないなんて……。
利便性や規模からいっても、ここだと申し分ないのに。
再び他の病院をチェックしながら、
心残りで何度かS病院のHPに戻っては、うろうろとしていました。
そのうち、S病院の診療科目の中に、
聞きなれない科名があるのが目に付きました。

「ブレストセンター」

なんだろう、これ???
全く見当がつきません。

単純な好奇心からポチっとクリックしたところ、
なんとこれが「乳腺外科」に相当する科だったのです。
決めた!ここだ!!

外来受診の情報を見ると、受付は11時までとなっていました。
時計を見ると10時10分。急げば間に合う!
すぐに上司に簡単な説明をして、強引に許可をもらい、
タクシーをつかまえて、私は病院に向かいました。

検査、検査、検査なんだナ

2006年01月11日 21時54分28秒 | 今日の出来事
ちょっとカテゴリ分けしてみました。
(最初は何にも整えず始めてしまったので^^;)

昨日は「病院選び」のくだりを書いて、
下書き保存したつもりだったのに、
記事が消えてしまいましたヨ~。
まあ、またぼちぼちと書くけどサ…。

今週は治療開始前の検査に通院しています。
検査だらけではあるけど、時間的には割りとスムーズに進むので助かります^^;
明日は先生の診察もあるんだけど、診察が入ると時間通りに進まなくって、
えらく待たされるのがちとツライですね。
この間は11時の予約で、診察室に入ったのは午後4時でしたから。
明日は何時間またされるやら…。

明日の先生の話を聞かないと正確にはわからないのですが、
来週から抗がん剤(点滴)の投与が始まる予定のようです。
だから詳細については明日以降…ですね。
こっちで「こうかな?」と思っているのと、
違ってくる可能性もあるかもなので…。

いろいろ検査は受けたりしてますが、
実際、現時点で体調が悪いわけではないので、
なんかとってもヘンテコな気分です。
いまだになんつーか、キツネにつままれてるような気さえします。
治療が始まればもう少し実感が湧くのかもしれませんネ。


そもそもの始まり

2006年01月09日 11時44分07秒 | 発覚~治療開始まで
人生って何が起こるかわからない。
もちろん、誰しもが自分の未来に降りかかる出来事なんて、
何ひとつ知らずに生きているわけだけど…。
自分とは無縁の世界だと思っていたことが、
ある日自分に降りかかる………。
そんな日が、私にもやってきたのかも知れない。


ことの始まりは昨年12月。
健康情報番組好きの私は、「発掘!あるある大辞典」を見ていました。
その日の特集は「女性の身体総点検スペシャル」。
会社ではバリバリに働いてきた41歳。
事務系の仕事ではありますが、あれもこれもと任されて、
安いお給料とは対照的に、悲鳴を上げるほどの忙しい毎日です。
そんな自分にとって、これはちょっと気になるテーマでもありました。

生理痛が激しかったり、子宮内膜症も持っていたので、
子宮方面の検査は何度か受けていましたが、
乳がんに関してはまったく意識したことがありませんでした。
会社で行われる健康診断では、そこまで診ませんし、
婦人科検診の案内が来ても、忙しさにかまけて受診したことがありません。
そういう人、私以外にも結構多いのでは??
だからTVでセルフチェックを「さあ、やってみましょう」と言われた時に、
初めて「あれ?なんか左右の感触が違う?」と気づいたのです。

ただその時は、まだ生理後の胸の張りが残っている時期で、
「気のせいかもしれない」と思いました。
張りが引くまで数日待って、もう一度確認しよう、と。
そして1週間後、そういえば…と思い出して再度チェックしてみると、
右の乳房にはっきりとした「しこり」が確認できたのです。
それも決して小さくはないように思えました。
なんで今まで気づかなかったのでしょう。
それが12月26日の夜のことでした。

仕事は半端じゃなく忙しい時期でした。
年内に済ませなければいけない物もたくさんあったし、
年明けでも1~3月までは、どう段取れば完遂できるかと、
ずっと頭を悩ませている過密スケジュールが控えていました。
病院に行っている時間があるのか?
治療に時間がかかったら、仕事は一体どうなるのか?
…けれどもし今、行かなければ、自分はこの忙しさに流されて、
あっという間に半年くらい経ってしまうだろう。
そのときに手遅れだと言われたら、取り返しがつかない。
ほっとけばたぶん、片胸を失うかもしれない。
もっと悪ければ、死んでしまうかもしれない。

私は病院に行くことを決心しました。
それも明日、行こう、と。
どこの病院に行けばいいのか、まったくあてはありませんでしたが、
ためらっている時間はないと思いました。

そしてこの日の決断が、全ての始まりとなったのです。

ごあいさつ

2006年01月08日 21時46分34秒 | 発覚~治療開始まで
はじめまして。風来のkazrinと申します。
他所ではいくつかのブログに手を出していますが、
ここgooで書くのは初めてです。どうぞよろしくお願いします。

実は先日、「乳がん」の宣告を受けました。
自分で異変に気づき、検査を受けに行って判明しました。

今までそういった病気の世界とは、
自分は無縁のところにいるんだと(勝手に)思っていたのですが、
どうやらそんなに甘くなかったようです。

まさか自分が…という驚き、戸惑いはありますが、
ここで病に負けてしまうわけにはいきません。
まだまだやりたいことがたくさんありますから!
それに、病に悲観的になって途方に暮れていては、
精神的にもよろしくないし、なにより時間がもったいないですよね?
病気のあるなしにかかわらず、
人が生きられる時間というのは、限りあるものなのだから。

そんなわけで、ここでは闘病日記(のようなもの?)を
書いていこうと思っています。

なにしろまだなりたての病人なので、
同じような体験をした方々からお話を聞ければ、
ずいぶんと心強いと思います。
また、わずかながらでも自分の体験してきたことが、
どこかで誰かの役に立つかも知れません。

それに、自分は連絡不精なところがあるので、
離れたところにいる知人や友人たちに、
ここを通して近況が伝わるようにしたい、という気持ちもあります。
そんな思いをこめてのスタートです。

闘病日記、と言ってしまうと悲壮感が漂いますが、
元来、自分は楽天的でおちゃらけな性格なので、
そんなに辛気くさいものにはならないと思います^^;
それでもこの手のものが苦手な方はご遠慮くださいね。
それではみなさま、これからよろしくお願いします~