浅草 並木藪蕎麦

　並木の蕎麦汁は濃い。濃くて美味しい。
　だからこの蕎麦を食べる時は
　少しだけ蕎麦汁に蕎麦をつけてすすり込む　―　これがココでの食べ方。
　

　でもまず蕎麦を食べる前に一杯という訳で
　お願いしたのがこれ。


　

　お酒は「菊正宗」の樽酒です。
　小さなお皿に入っているのが「蕎麦味噌」


　

　これ、なんだか分かる？
　木の箱の上の黒いのが「海苔」
　そして海苔の下に見えているのが「和紙」
　以前は「海苔」が湿気無い様、
　木の箱の中には炭が入っていて、下からあぶっていたらしい。

　今、箱の中に炭が入っていたかどうかは分からないけど
　ほんわりと温かく、それが和紙を通して「海苔」に伝わっている―すばらしい。

　それと木箱の奥、白く見えるのが「おいも」
　大和芋です。箸で小さくちぎって山葵醤油で頂きます。


　そしてお蕎麦
　　※ゴメンナサイ。写真撮る前にお汁にネギ入れちゃった。
　

　ザルがひっくり返ってその上に乗っているものだから、
　美味しくていくらでも「お代わり」出来ちゃいそうです。



　　
　店内も素敵でしょ？

　下町、浅草の粋を感じるお店です。


　　　お店：浅草　並木藪蕎麦
　　　　　　雷門の大きな提燈を背中にして、駒形橋に向って歩いて行くとあります。