
ジオブランド 新たに9品認定 筑波山ジオパークの魅力度アップ
筑波山周辺の6市などで作る筑波山地域ジオパーク推進協議会は、ジオパーク内でとれた食材を使った食品9品を新たに「筑波山地域ジオブランド」に認定した。ジオパークのPRや地域活性化が狙いで、販路拡大に努める。と読売新聞(2019年12月16日「茨城」)の記事にある。
ジオパーク室長曰く「ジオブランド品を一括して買える場所を作るなど・・・」とのこと。問題は売る場所です。どこで売るのでしょうか。
私は週末にはガマ口上をやるため筑波山神社に行くが、その行き帰りの車を運転しながら時々考える。駐車場は整備された。筑波山神社前に車返しができたけれども筑波山観光の運営は、20年前、ガマ口上を始めた頃とあまり変わっていないなということ。
その頃、当時のガマ口上保存会の会長から週末になると電話がかかって来た。曰く「梅まつりが終わると梅林には人がやって来ないから(ガマ口上を習いに)筑波山に来ないか」と。
時代が変わった。最近は、自家用車で高速道路を利用して観光地に行く時代、「鉄道やバスで団体旅行が盛んであった時代は大洗や鹿嶋方面に行った観光客が帰りに筑波山に寄って(泊って)帰った。それがマイカー時代になったら筑波山に寄らなくなった。」と聞いた。
梅まつりが終わると梅林は当然なことながら、隣接した「筑波山四季の道」にも観光客の姿はない。梅林の下にある市営駐車場に駐車している車は10数台。秋の紅葉シーズンにおいてもである。
観光の繁忙期とシーズンオフの落差が大きすぎる。観光業は観光資源を売る「生業」ととらえるならば、親方日の丸、こんな商売倒産だ。これは常々思っていることなので魅力度アップを考えていただくよう 市の関係者に話すつもりでいる。