ITレガシー

レガシー・エンジニア(hsato)の日記です

クラウド・コンピューティングの雲行き 4

2009-06-16 12:57:09 | blogに一言
クラウドコンピューティングの話をしてきました:『ビジネス2.0』の視点:ITmedia オルタナティブ・ブログ

クラウド・ブロガーと言えば、この林雅之さん。Google Readerで、このフィードはチェックしているが、とにかく記事が多い方です。いつも参考にさせていただいております。

お仕事では、ずばりと中身をお話されている様ですが、ブログにはさわりのみの紹介になってしまうらしく、歯がゆい感じで読ませていただいております。(仕事のネタはばらせないでしょうし。。。)

米Salesforce.com、無料クラウドサービス「Force.com Free Edition」提供へ | 経営 | マイコミジャーナル

Salesforce.comについては、名前は知っていたものの、まずは何をやっている会社なのかはっきりと分かっていなかった。

Force.comとは? クラウド上でアプリケーションを実行 - salesforce.com

本家のこのページを読んでも曖昧で良く分からない。

[Think IT] 第3回:カスタマイズやアプリケーション構築が可能な「Salesforce」 (1/3)

ここで納得。SaaS(Software as a Service)型CRM(Customer Relationship Management)ということだ。つまり、サーバーとCRMソフトを買ってシステムを所有せずとも、Salesforce.comからサービスとして借りて実現できるということである。

クラウドがもたらす10のメリットと、その導入を阻む壁 - IT業界を生き抜く秘密10箇条 - ZDNet Japan

私もSEの端くれ。高負荷のシステムについて検討することもある。しかし、予測する最大容量に合わせてシステムを設計してしまうと、普段は無駄になりがちである。

かといって、割り引いて作ってしまうと、負荷で最悪止まってしまうという事態にも発展する。その辺りを良い塩梅で作るというのが、SEの腕の見せ所なのだが、経験が無ければ難しいというのが正直なところである。

クラウド・コンピューティングとは、このSE泣かせの点を、うまく解決してくれるソリューションであると考えられる。

クラウドはテクノロジではなく運用モデルだ - builder by ZDNet Japan

つまり、「運用モデル」という言い方になっているが、キャパシティ・プランニング、すなわち、最大負荷に合わせた設計無しに、運用できるという素晴らしいシステムであるということだ。

Google vs VMware――どちらのクラウド・アプローチがすぐれているか? : ソフトウェア&サービス - TECH WORLD

クラウド・コンピューティングの意味するところは分かったが、では実際どうやって実現するべきか。

Googleは、「既にGoogleが持っているものを借りなさい。」という考え方であり、VMwareの場合は、「我々のプロダクトを買って作りなさい。」となる。

それぞれ、自社の利益を最大限にするための宣伝文句である事は間違いない。

どのアプローチをとるかは、本当に儲かるビジネスモデルを考えだし、実現できるかで決まることである。はじめにモノありきというアプローチでは失敗は目に見えている。

ASCII.jp:どれを選ぶ?クラウド/SaaS

では、どんなクラウド・コンピューティングを基盤としたサービスを使えば良いのだろうか。

この記事をしっかり読んで選んでもらいたい

クラウドコンピューティングの幻想
エリック・松永
技術評論社

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。