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リーダーシップを考え直す

2009-07-22 08:49:15 | ビジネスハック
優れたリーダーは部下に弱みを見せる | 部下に悩む 上司のための心理学 | ダイヤモンド・オンライン

今回のブログを書くことになったきっかけの記事である。

「仕事ができる」ということと、「弱み」を見せるということは、両立する。むしろ、「仕事ができない」と「強がってしまう」ということだ。これでは、誰もついてこない。

問題解決力を新人にたたき込む,富士ゼロックスの「ストロー橋」実習 - 日経ものづくり - Tech-On!

「人間には二種類の人間がある。問題を解く人間と、問題を作る人間である。」と上司が私に教えてくれた。

リーダーとは、チームのビジョンを目指し、目標の達成に結びつく、メンバーの力量にそぐっている、ちょっとむずかしめの「問題」をメンバーに提示できる能力が必要だということである。

この「ストロー橋」の実習も、その点では色々な気づきを与える、良い「問題」であると言える。問題を作る人間としては、このような「良問」の蓄積が必要である。

部下の「本心」を引き出す 聴き方のコツ | 部下に悩む 上司のための心理学 | ダイヤモンド・オンライン

リーダーシップに大切なことは、その相手である、メンバーを良く知ることである。

そのために必要になるのが、「アクティヴ・リスニング」である。知りたい相手がいたら、とにかくその本人に話させることだ。思い込みを捨て、素直な気持ちで相手の考えていることをとにかく聴く。聴くための質問だけをする。自分の意見を言うことはいらない。しかし、共感はするべきだ。

やみくもに怒ってはダメ! 部下がやる気をなくさない注意の仕方 | 部下に悩む 上司のための心理学 | ダイヤモンド・オンライン

部下を持つ人間が悩むのが、「叱る」ということ。

【連載】新・リーダーの品格 (9) 部下を叱る時は"理由"や"原因"を明確に指摘する | エンタープライズ | マイコミジャーナル

【連載】新・リーダーの品格 (10) 部下を叱る時は「繰り返す」「メリットを伝える」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

【連載】新・リーダーの品格 (11) 部下を叱る時は「人格」と「問題点」を混同しない | エンタープライズ | マイコミジャーナル

【連載】新・リーダーの品格 (12) 部下を叱る時は投げやりにならず"あなた流"で | エンタープライズ | マイコミジャーナル

【連載】新・リーダーの品格 (10) 部下を叱る時は「繰り返す」「メリットを伝える」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

部下のやる気を損なう一言とは | 部下に悩む 上司のための心理学 | ダイヤモンド・オンライン

「叱る」ということの本質は、その対象となっている相手の「成長を促す」ことである。しかし、「成長」するのはあくまでも相手であることを失念してはならない。相手、すなわち本人が自ら「成長」を望まねば、成長することはあり得ない。

故に、「叱る」時に伝えるメッセージも、相手に合わせたパターンがいくつか考えられる。

1.やる気に火をつける。(期待を伝える。)
2.気づきを与える。(問題行動の源泉を伝える。)
3.本人にとっての不利益を伝える。

そして、「叱り方」だが、叱る本人である「あなた」の気持ちを素直に伝えることが良い。相手にああせい、こうせい、というパターンは、伝わらない。

部下の心を動かす、上司の10の質問:日経ビジネスオンライン

どうしても心配だという人、念には念を入れる人は、この記事を読んで復習しよう。

(1)任せる内容を吟味せよ(力量、期間、明確な完成基準)、(2)任せる時に進捗をチェックできるように予め決めておく(締め切り、経過報告)、(3)後は任せよ。

その前に大切なのは、その業務においての勘所、ポイントについては、部下の誰よりも詳しいことである。知らないことを部下にさせてはならない。その気概は持て。

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