horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

2.19(水) 曇

2003-02-19 18:02:00 | 日記

二週間に一度の通院日である。通院といっても家から徒歩で5分とかからぬ近所の医院なのだが、いつもは面倒だから愛車(人動二輪)に乗って行く。所要時間約2分。
今日はあまり寒くもないし風も吹かないので珍しく歩いて行く気になった。

この医院の受付嬢、お天気次第で愛想が良かったり悪かったりするのだが、その容姿がアメリカ漫画のポパイに出てくるオリーブオイル嬢(この話わかる方は相当に古い人だよ)さながらに長身痩躯、やたらと長い手足をお持ちなのだ。まあご本人がこの文章読んだら気を悪くするだろうけれど、万に一つもその心配はあるまい。今日は「こんにちわー」とむこうから声がかかった。

本日先生不在で血圧と脈拍測るだけでおしまい、いつもの薬(何と7種類の錠剤)の処方箋と
「来週木曜日に肝臓の超音波検査をしますから」とメモを渡されて、隣の薬局で薬貰って帰る。

その途中、一面のうす曇りの空で太陽がまるで満月のようにぽっかり中空に浮かんでるのが見えた。眩しく光るでもなく、雲に隠れるでもないお日様を拝むのはきわめて珍しいチャンスじゃなかろうか。図体や距離は桁はずれに違うのに見かけの大きさが月と殆ど同じというのも不思議な話だ。西に沈むときの赤い夕日はうんとでっかく見えるぜ。なんてこと一人で思いながらぶらぶらと田圃の間の一本道を歩いてきた。