horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

Golden Wedding

2005-03-27 13:43:00 | 日記
思いかえせばさすがに長い歳月だった。細部はすでに遥かな忘却の淵に沈んでしまっているのだが・・・

1955年(昭和30年)3月27日に結婚した我々夫婦、本日なんと50回目の記念日を迎えた。洋風で言うところの金婚式なのだ。

人生八十年といわれる現代でも二人揃って生きながらえているのは、やはりおめでたいことなのだろう。夫々に幾度か大病も患い、今もその尻尾を引きずりながらの生活だから、なおさら信じ難いことでもある。

自分流の生き方しかしない我侭亭主に付き合い、一男一女を育てあげ、外孫ながら二人の男の子のお相手をしている老妻にとっては、単なる通過点に過ぎないかもしれぬ。

さはさりながらこれも人生の節目の一つ、祝杯でも上げるとするか・・・残念ながら二人とも酒も飲めぬ体調なのだ。

三月は

2005-03-01 13:44:00 | 日記
三月一日が定例の卒業式だった。
その前後に大学入試があって卒業生には必ずしもいい日程とはいえなかったのだが。
通算すれば三十数回臨席していることになる。

三年間というと長い期間のようにも思えるが、過ぎてしまうとあっという間のことであった。私にしてみれば三分停車の特急を見送る駅員のごときもの、彼らの行く先に幸あれと祈るのみ。やがて次の列車が来る。

その後期末考査、成績作成と多忙、すぐに入学試験があり採点、合格発表まで激務が続いた。そして終業式、月末には定期異動が発表になる。学校の春はせわしないものなのだ。

そのような三月から別れて二十年の歳月が流れた。いまはもう不毛の生活をただ送るだけの我が身。