思いかえせばさすがに長い歳月だった。細部はすでに遥かな忘却の淵に沈んでしまっているのだが・・・
1955年(昭和30年)3月27日に結婚した我々夫婦、本日なんと50回目の記念日を迎えた。洋風で言うところの金婚式なのだ。
人生八十年といわれる現代でも二人揃って生きながらえているのは、やはりおめでたいことなのだろう。夫々に幾度か大病も患い、今もその尻尾を引きずりながらの生活だから、なおさら信じ難いことでもある。
自分流の生き方しかしない我侭亭主に付き合い、一男一女を育てあげ、外孫ながら二人の男の子のお相手をしている老妻にとっては、単なる通過点に過ぎないかもしれぬ。
さはさりながらこれも人生の節目の一つ、祝杯でも上げるとするか・・・残念ながら二人とも酒も飲めぬ体調なのだ。
1955年(昭和30年)3月27日に結婚した我々夫婦、本日なんと50回目の記念日を迎えた。洋風で言うところの金婚式なのだ。
人生八十年といわれる現代でも二人揃って生きながらえているのは、やはりおめでたいことなのだろう。夫々に幾度か大病も患い、今もその尻尾を引きずりながらの生活だから、なおさら信じ難いことでもある。
自分流の生き方しかしない我侭亭主に付き合い、一男一女を育てあげ、外孫ながら二人の男の子のお相手をしている老妻にとっては、単なる通過点に過ぎないかもしれぬ。
さはさりながらこれも人生の節目の一つ、祝杯でも上げるとするか・・・残念ながら二人とも酒も飲めぬ体調なのだ。