PZRracing/GearTronics2 GT400 |
「あれ?今何速だっけ?」
と、現在のギヤポジションがわからなくちゃう現象。
コーナーを2速で回って立ち上がりで3速で―なんてその気になって?いるときはまだ良いんですが、だらだら街中なんかを走っているとあれ?ってことがあるんですよね(^-^;)
というわけでギヤポジインジケータ装着記です。
この手の製品はいくつか種類がありますが、つや消しのケースや液晶ディスプレイの感じがPC41のメーターの雰囲気にマッチしそうかなと思いPZRracingのGearTronics2をチョイス。照明をオレンジに設定したので、夜は結構周囲に溶け込んでいます。
とりあえず先に取り付け後の画像 | 照明色は6色より選択可 |
続いて取り付けの話。
この製品は車速と回転の信号を拾って表示するタイプで、汎用ですので配線加工の必要があります。都合5本の配線(電源、グラウンド、車速、回転、設定用)をメーター裏のハーネスにつなぐだけなんですが、メーター裏までたどり着くのは結構大変です。今回実はHIDの取り付けなども同時行っているのでここまでばらすのも仕方ないのですが、見た目を抜きにすれば診断カプラなどにカプラーオンで取り付けられる製品があるようなのでそちらがおすすめです。
メーター裏にたどり着くころにはこの姿 | メーターハーネス(矢印) |
配線の分岐は極力もとの色と似た色のAVSS線(0.5sq)にしておきました。また、分岐させた先には純正と同じ防水カプラをつけておいたのであまり違和感なくできたかなと思います。このカプラ(たぶん住友電装製)はデイトナが1個で販売していますので利用しましたが、カプラ1セットにこの値段はさすがにちょっと高いですよね…(-_-;)
配線の分岐加工 | 分岐ハーネスのカプラ |
取り付けが済んだら設定作業をします。
要は1~6速のエンジン回転数と車速の比をメモリーする作業で、実際にクラッチをつないで後輪を回す必要がありますのでリヤスタンドが必須、ということになっています(押しやすいスイッチと安全な場所が用意できれば実走でも出来なくはないと思います)。またこの製品にはシフトランプの機能もあり、こちらも設定の必要ありです。実際にシフトランプを点灯させたい回転数までエンジンを回す必要がありますので、設定作業は場所や時間帯を選びます。。
先述のとおり、車速と回転数しか見ていませんので、ギヤチェンジの瞬間やクラッチを切った際などは表示はおかしくなりますし、極低速では不安定です。また、ニュートラル信号もとっていませんので、ニュートラルに入れた瞬間にはゼロ表示にはなりません。ニュートラル信号はだいたいどのバイクでもあるだろうから信号を入れる仕様にしてくれたらよかったのに…。とまあ多少の不満はありますが、普通に走っていれば何の問題もなくギヤを表示してくれますし、大きくて見やすいのでとても便利です。
個人的には、最初からつけといてくれればいいのに!と思う機能No.1です。
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