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エンジンルームへ配線を通す

2010-01-16 | Z32の話-電装系
Z32でエンジンルームへ配線を通す場合、フェンダ内の、もともとハーネスが通っている経路を通すのが便利です。ブーツを切ったりすることもなく、そこそこ太い線も通せます。

今回、念願のEDFC装着にあたり配線を通してみました。ついでに、近く作業予定の電動ファン制御用の配線も通しておきます。



ではでは作業です。
まずはインナーフェンダを外します。
ジャッキアップしてタイヤを外し、劣化したクリップが割れたりしてもめげずにインナーフェンダを外すと、左の写真のような景色になっています。写真の右側に見るのはEAIのユニットですが、ここのフィルタを交換している方いますか?私は一度もしてません(^-^;)

ちなみにインナーフェンダのクリップは5個で110円で買えますので、割れるのを気にするより買ったほうがいいです。
ブーツはパネルにはまっていますので、首根っこを掴んでグイッと上に持ち上げてやるとコポッと外れてくれました。
ブーツがパネルから外れたら、口に巻いてあるビニールテープをはがします。
実はこの作業が一番大変です。劣化していて一気にすぐちぎれてしまうのでちまちまやっていると指先が痛くなります。
右の写真はがんばって全部はがしました!の図です。





ビニテをはがせたら配線を通します。

EDFCの配線はカプラが付いているので一見キツそうに見えるのですが、シリコンスプレーを使えばこれくらいなら案外普通に通ってしまいます。

あとで出てくる電動ファンの配線は電線をチューブに通していますが、このときにもシリコンスプレーを使うと楽チンです。ほんと、配線通しにシリコンスプレーは欠かせません。






ブーツを通せたら、配線を室内に引き込みます。
針金などを運転席側から通し、配線を引っ掛けて室内に引き込むのが良いかと思うのですが、このとき運転席側は直接見通すことができません。

ですので誰かに手伝ってもらって二手に別れ、助手にフェンダ側からライトを当ててもらいながら運転席側から針金を通し、
「どう?そっち出た?」「もうちょい…お、こっち出たよー」
みたいな感じでやると具合がいいです。

室内まで通れば、後はブーツの口にテープ巻いてブーツをはめ、タイラップ止めなど処理をして出来上がりです。



助手席側も要領は同じです。

左の写真を見てもらうとわかると思いますが、こちらは結構スペースに余裕があります。それにこちらは直接室内から見通せますので、太い線やたくさんの線を通すならこっちがいいと思います。



EDFCの配線はバッテリ横から、電動ファンの配線はフェンダ裏を這わせてヘッドライト後ろからそれぞれエンジンルームに出しておきました。こうやって配線を出す出口も相手に合わせておくとエンジンルームがごちゃごちゃせずに済みます。配線が縦横無尽に這い回っているエンジンルームは嫌ですからね(^-^;)




配線が通せたらインナーフェンダを取り付けて完成となりますが、ボルトに引っかかりがあったのでタップを通してねじ山を修正しておきました。
ねじ山がつぶれたまま無理にねじ込むと悲惨なことになるので、めんどくさがらずひと手間かけておくと次に嫌な思いをせずにすみます。

私は写真のようにタップをラチェットハンドルに取り付けて使っています。このアダプタはアストロで買ったものですが、とても便利でお勧めです。
クルマの整備の場合、狭かったり奥まっていたり、普通のタップハンドルは使えないことも多いですから重宝しています。

Z32の場合アンダーカバーや遮熱板などのボルトもよくねじ山がつぶれている箇所があります。一本なら300円くらいなので、M6×P1.0だけでも持っておくと良いと思います。



と、いうことで配線通し完了です。
でも、肝心のEDFC本体をまだつけていません(笑)。いつになるやら?
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