今2冊の本を読んでいる。一冊は、好きな画家の一人安野光雅の「少年時代」。これは少年時代をエッセイ風に綴った短編集で気楽に読んでいる。図書館で借りた。
もう一冊は、これも大好きな日本画家田中一村の展覧会に合わせて作られた図録。これも公民館日本画教室「遊」のメンバーさんからお借りしたもので、何と23ミリもある分厚いもので、田中一村の全てを網羅していると思えるほどのものだ。私も以前田中一村展を観に行った時に購入した画集を1冊持っているが比べ物にならない。簡単には読みきれない。
しかし、せっかくお借りしたのだし、隅々まできっちり読もうと決意して、読み進めている。好きな画家だから田中一村については、実際に見に行ったこともあるし、テレビの特集番組なども見て、ある程度の知識はあったけれど、知らないことも多く、知らない絵も多いので興味は尽きない。字は小さくて、高齢の身には難関だが、興味あるものは読めるものだ。
一村のすごさや弱さも見えてくる。しかし、作品はすごい。画集でもそれは伝わってくる。まだ四分の一ほど読んだだけだが、急がずじっくり読もう。
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